ペイサーズ、ポールジョージ抜きだときつかった
2014年〜15シーズンのペイサーズ前半戦の感想です。
ポールジョージがいないということで、きついといわれていたペイサーズ。
ポールジョージどころか、デイビットウエストやジョージヒルあたりも怪我でなかなか復帰せず、とくにジョージヒルの長期欠場はきつかったです。
ただドナルドスローンやソロモンヒルあたりの成長につながったといういい一面もあったかと思います。
ドナルドスローンは今年で契約が切れるので、別に成長したところであまり関係がないのですが、ドナルドスローンあたりのおかげで勝てた試合があったのも事実です。
ただ残念な点も多く、前半戦最大の失敗は
CJマイルズ
だと自分は思っています。
たまに大当たりの日があるのですが、基本FG率は30%いけばいいほうですからね。
前半戦終了してFG率が30%台のペイサーズの選手は
- CJマイルズ .374
- クリスコープランド .363
- ソロモンヒル .387
この3人です。
ソロモンヒルもこうしてみると、足を引っ張っていたのを感じます。
ペイサーズのオフェンスはPGがボールをまわすというよりも、まずはデイビットウエストにボールを預けて、そこからパスをだすというよくわからないオフェンスが多かったです。
PGとのスクリーンプレイでデイビットウエストのミドルレンジシュートも多く、基本ペイサーズのオフェンスの中心はデイビットウエストでしたが、デイビットウエストはいいプレイも多いのですが、今シーズンに限っていえば、とにかく勝負弱いところを感じました。
前半戦大きく負け越したペイサーズでしたが、負けが多かった分勝ったときはうれしかったです。
そういう点では、見ているほうとしてはストレスがたまることも多かったですが、みていておもしろい試合も多かったです。
勝つより負けたほうが印象に残りますからね…。
前半戦のMVPは・・・
ロイ・ヒバート
です。
むしろ、だれもMVPなんていなかったよ!
ロイヒバートのおかげで勝てたのなんて、ジャズ戦ぐらいだったような。
でも、フリースローを高確率で決めて、地味ながら良くやったと思います。
逆にいえば、なんだかんだでロイヒバートほどの活躍をした選手が他にいなかっただけです。
前半戦がんばった2人としては
- ドナルドスローン
- ラボイアレン
この2人の名を上げたいですが、いまではベンチで出場時間0のときも多いですからね。
前半戦のよかった点を、箇条書きにして書いてみます。
【前半戦ペイサーズのよかった点】
- ラボイアレンのオフェンスリバウンドが光った
- ソロモンヒルに経験を積ませることができた&たまに輝いた
- ドナルドスローンが給料に見合わない活躍をみせた
- ダムヤンルーデスに経験を積ませることができた
- ロイヒバートのFTがよく入った
【前半戦ペイサーズの悪かった点】
- 接戦に弱かった
- はじめの10試合ぐらい、敵にパスをするターンオーバーがあった
- ターンオーバーが多すぎた
- 大きくリードすると、そこから点差をつめられることが多すぎ
- CJマイルズがとにかくシュートをうち、そして外す
- ディフェンス力が足りない選手が多い
- ロイヒバートの奮起がみられなかった
- イアンマヒンミのFTがびっくりするぐらい入らなくなった
ペイサーズ選手の総サラリーは7500万でポールジョージのサラリーの約1500万をひけば6000万ということになります。
総サラリーが6000万というのはかなり下の部類ともいえますが、総サラリーがそのぐらいのホークスやバックスは好調ですし、他のチームもけが人がいるなかがんばったチームもあるので、ペイサーズももうちょっと勝ちたかったところです。
ワースト試合は自分の中では、間違いなく42試合目のホーネッツ戦です。
ベストの試合は自分の中では12試合目のホーネッツ戦です。
もう1試合のホーネッツ戦も20点差を逆転しましたけど、今シーズンはホーネッツ戦がちょっとおかしいですね。