ペイサーズvsブルズ

ペイサーズは選手全員がそこそこ良かった!ブルズは不運だった

2014年〜15シーズンのペイサーズ61試合目の

 

ブルズ戦

 

の感想です。
ペイサーズはホームでした。

 

【試合結果】
ペイサーズ○98−●84ブルズ

 

結果的にペイサーズはすべての選手がそれなりにがんばり勝利しました。
ややペイサーズよりな笛のところも感じましたが、笛のジャッジよりも運的な良さを感じました。
ブルズのミスというか、不運なところに助けられたといえばいいでしょうか。
ブルズのプレイは悪くなかったですが、ところどころ運がなかったように感じます。

 

1Qはめずらしく先発メンバーがいい感じで点をとります。
特にソロモンヒルが好調で、守備でもブロックしたりで、ペイサーズが一気に決めるかと思いきや、ベンチメンバーがでてきていつもとは逆に点数が止まります。

 

序盤のロドニースタッキーは苦しんでいました。
最近のロドニースタッキーは好調だったので、とにかくロドニースタッキーにボールが集まっていたのですが、なかなかシュートを決めることができず。
ボールがいろいろな選手に回るようになって、ようやくペイサーズもリズムがでてきます。

 

ペイサーズはジョアキムノアのパスからのダグ・マクダーモットというブルズのルーキー選手のシュートにてこずります。
ダムヤンルーデスは止まっている選手へのマークは最近いい感じなのですが、動きまわられるとちょっときついですね。
ダグ・マクダーモットという選手もどちらかというとアウトサイド系シューターだと思うのですが、今日は中へ中へとフリーランニングをされて捕まえきれませんでした。

 

それでも両チームそれほど点数は伸びず。
どちらも前半で50点には到達せず、ペイサーズ3点リードで後半を迎えます。
よく前半3点リードで終えれたものだと思います。
ブルズは怪我人がいて、オフェンスの選択肢が少なかったように感じます。
もっとガソル兄を使っていいと思いましたが、結果をみると、なんだかんだでガソル兄が一番シュートをうっているんですよね。

 

 

後半は再び序盤先発メンバーが好調というか、ブルズのシュートがなかなか入らず。
ロイヒバートがマイクダンリービーのレイアップをブロックに見えたのですが、スティールをしたりでペイサーズに流れがきます。
手をあげたロイヒバートの手に、マイクダンリービーが突っ込んできたような感じになりました。
こういう点でもブルズは運がなかったです。

 

 

点数をある程度つけるのですが、いつもどおりCJマイルズの早撃ちミスからの、マイクダンリービーの3Pなどで点差が縮まり、3Q終盤ではスネル&ハインリックの3Pによって一時逆転されますが、ダムヤンルーデスの3Pがきまったりでペイサーズは流れを渡しません。
ですが、3Q最後のペイサーズオフェンスでロドニースタッキーがやや早めにシュートをうち、これがはずれてブルズに速攻をくらいダグ・マクダーモットにチップインされて同点で4Qにすすみます。

 

ロドニースタッキーは試合が経過するごとにだんだんよくなってきたのですが、やや中途半端な時間の使い方はどうにかすべきでしょうね。
シュートを外してそのままタイムアップでOKというところで、オフェンスが3秒ほど早いです。

 

 

4Qは前日サンダー戦で決勝3Pを決めたイートワン・ムーアが2FTを確実に決めて、ブルズ2点リードでスタート。
一気にブルズに離されそうなところを、ルイススコラはきっちりとFTを決めたり、イアンマヒンミの高確率フックシュートが決まり逆転に成功。
一方のブルズはまったくシュートが入らず。

 

ブルズが得点したと思ったら、そこからロドニースタッキーのシュートが高確率で決まり、イアンマヒンミのゴリラダンクも飛び出します。
ペイサーズボールでジャンプボールになったところでも、ブルズ選手がジャンプボールに勝つのですが、そのボールがコート外に飛び出しペイサーズボールに。
ショットクロックの24秒まで残り2秒ちょっとだったはずですが、そのボールをCJマイルズにわたし、いつもどおりの早撃ち3Pが今度は決まり、ペイサーズが勝ちに近づきました。
CJマイルズの早撃ち能力がここで役立ちました。

 

 

その後はブルズがオフェンスリバウンドをとって、シュートを決めたと思ったら、ルーズボールファウルとなって逆にCJワトソンがFTを1本決めたのが大きかったです。
ブルズとしては2点返したと思ったのが、逆に1点とられたわけで、3点プレイの判定になりましたからね。

 

ブルズはイアンマヒンミに故意にファウルして、マヒンミはフリースローを2本外すのですが、そのオフェンスリバウンドをペイサーズがゲット。
再びイアンマヒンミにファウルしたブルズ。今度はマヒンミが2本ともフリースローを決めて勝負あり。

 

 

この試合はブルズに運がないところを感じました。
あげるときりがないのですが

  • 1Qロイヒバートがミドルレンジシュートでシュートは外れるが、ノアがファウル
  • 1Qポウガソルのシュートをソロモンヒルがブロック
  • 1Qポウガソルがオフェンスリバウンドを2本ほどゲットするが決めきれず
  • 3Qブルズがなんどもオフェンスリバウンドを獲得するが決めきれず
  • 4Qブルズがジャンプボールに勝つもボールがコートの外で、残り2秒でCJマイルズが3Pを決める
  • 4Qオフェンスリバウンドを取ったと思ったら、ルーズボールファウルでペイサーズに2FT
  • 4QマヒンミがFTを外すも、ペイサーズにオフェンスリバウンドを取られる

ブルズにもチャンスがあったのですが、そのチャンスを生かしきれていなかった印象です。
前の試合ブルズはサンダーとの試合をしていたので疲労が残っていたのかもしれません。

 

【この試合のボックススコアはこちら】
http://jp.global.nba.com/boxscore/#!/0021400912

 

ソロモン・ヒル 16得点。序盤好調で、オフェンスもディフェンスでも存在感。3Pもいいところで決まる。
デイビット・ウエスト 10得点。5アシスト。ファウルトラブルに悩まされるも結果は残す。
ロイ・ヒバート 6得点。オフェンスは精彩を欠くも、+−で+20と出場しているときはペイサーズの調子がよかったことがわかる。
CJ・マイルズ 10得点。序盤と終盤に活躍も、3Qのプレイはひどかった。
ジョージ・ヒル 7得点。序盤足を痛めたような様子をみせたが、その後普通にプレイしていて一安心。この試合に負けるよりジョージヒルが怪我で離脱したらペイサーズが終わる。
ロドニー・スタッキー 12得点。序盤はあまりよくなかったが、時間が経過するごとに良くなる。今日は3Pが入りそうもなかった。
ルイス・スコラ 7得点。成績はそれほどでもなかったが、決めた2つのゴールはどちらもタフショットだった。
ラボイ・アレン 出場なし。
CJ・ワトソン 11得点。第4Qハインリックとやりあうも、その後のプレイはCJワトソンのほうが曲者っぷりを発揮していた。
クリス・コープランド 出場なし。
ダムヤン・ルーデス 5得点。オフェンスでは合格点。ディフェンスではマクダーモットに苦戦。
ドナルド・スローン 出場なし。
イアン・マヒンミ 14得点。最近はロイヒバートより安定している。第4Qのダンクは会場を盛り上げた。FTもこの試合では終盤高確率で決める。

 

ブルズのけが人の状況と、ホームという点を考えてもこの試合は勝たなくてはいけない試合でした。
ただペイサーズのホームの試合でしたが、ブルズファンも多かったのか、ブルズがいいプレイをすると歓声が聞こえてきていました。
こういうのはつらいですね。

 

 

次はアウエーでニックス戦。
ニックスといっても、ペイサーズはアウエーでの試合になるので厳しくなりそうです。

 

ひさしぶりに連日の試合となるので、疲れがたまっていそうですが、ここで負けると厳しくなるので必勝です!
もつれるとニックスの選手も応援に乗せられて粘ってきそうなので、序盤で一気に決めたいですね。

 

 

最近はプレイオフ当落上のチームの試合もみていますが、地味にセルティックスがしぶといです。
ヒート、ホーネッツ、ネッツがきびしい試合を勝利していたりしますが、セルティックスもしっかりついてきているので要注意なチームだと思います。
ロンドを放出してタンクするかと思いきや、後半戦は高確率で勝利していますからね。