ペイサーズvsブルズ

大逆転勝利かと思わせての結局敗戦

2014年〜15シーズンのペイサーズ32試合目の

 

ブルズ戦

 

の感想です。
ペイサーズはホームでした。

 

【試合結果】
ペイサーズ●90−○92ブルズ

 

20点差つけられて負けたと思ったところから、第4Qに猛反撃で一時はペイサーズが3点リードする展開になりました。
ただ、そこでペイサーズの悪さが出て、オフェンスが粗くなります。

 

それまでもオフェンスはやや粗かったのですが、運(?)もあってか逆転できたのですが、そう甘くはなかったです。
これなら、大敗したほうがよかったんじゃないかと思うようなショックの大きさでした。

 

ペイサーズは序盤から3Qまで、ややフリースローの精度が悪かったのも響きました。
でも、ブルズがあそこまでシュートが決まらなくなったのも、ある程度点差がついたからなのかもしれないので、なんともいえないです。

 

この試合はペイサーズが負けて当然な試合から、惜しい試合になっただけに、もったいなかったです。
この試合を勝てたのなら、ペイサーズの雰囲気はよくなったでしょうが負けたので、雰囲気はずいぶん悪くなったように感じます。
今後の試合に影響しないか心配です。

 

 

印象に残ったシーンは、ブルズのバトラーがよかったです。オフェンスより守備の点で脅威でした。
ポールジョージが評価されるのもなんとなくわかります。
ポールジョージはオフェンスでは、ペイサーズファンの自分でも物足りなさを感じますが、ディフェンスの点で他チームからしたらいやな選手なのでしょう。
バトラーもそうでしたが、決してダーティー的なプレイでディフェンスしてくるのではなく、ディフェンスのセンスみたいなものを感じたので、他チームからしたらいやでしょうね。

 

クリスコープランドはブルズ戦になると活躍しますね。
勝てれば文句なしにこの試合のMVPでしたが、勝負どころではミスもあり、フランクボーゲルが使わないときもあるのも納得です。
それでもCJマイルズよりは安定しているように感じます。

 

CJマイルズのシュートは安定しないのですが、たまに大当たりな日がありますからね。
そういう博打的な選手もどうかと思うんですが…。

 

CJワトソンは最後のシュートを外すのはしょうがないとしても、それまでのシュートでやや精度を欠いていました。
いままで調子がよかっただけに、この試合の勝負どころでシュートミスが目立ったのはきつかったです。

 

ペイサーズが3点リードしているときに、まだ点差をつけることができたはずなんですが、そこでペイサーズもブルズと一緒にお付き合いしてしまったのがこの試合の敗因のように感じました。
と、いっても、元から勝てるような試合ではなかったんですけどね。

 

一時期ブルズよりな笛かと思いましたが、一気にペイサーズよりな笛になったように感じました。
でも、最後の最後はやっぱりブルズよりというか、タイムアウトをもう少し早くとれれば変わったのでしょうけど、残り0.5秒のところでタイムアウトが認められたというのは、ペイサーズとしてはきつかったですね。

 

【この試合のボックススコアはこちら】
http://jp.global.nba.com/boxscore/#!/0021400460

 

ソロモン・ヒル フリースローがなかなか決まらない。安定感がなくなってきた。
デイビット・ウエスト それなりの活躍、ブルズもデイビットウエストのミドルレンジシュートを警戒していた。
ロイ・ヒバート でてきてはファウルをして、すぐにベンチに引っ込んだ。
ロドニー・スタッキー 中に突っ込んで、ボールをファンブルするシーンが目立った。
ジョージ・ヒル 第3Qの大差をつけられたところでの、踏ん張りがめだった。
CJ・マイルズ 普通のシュートがエアボールになったり、普通に考えたら入らない3Pを決めたり、よくわからない選手。
ルイス・スコラ ペイサーズにいい流れを引きよせた。
ラボイ・アレン リバウンドは相変わらず安定しているが、この試合ではブロックも目立った。
CJ・ワトソン シュートがなかなか入らず、最後のシュートをミスしたのはしょうがないとしても、それまでにもう少しシュートを決めていれば勝敗は変わっていたかも。
クリス・コープランド 第4Qの途中まではほぼパーフェクトだったが、終盤ターンオーバーや、オフェンスファウルで力尽きる。
ダムヤン・ルーデス 出場なし。
ドナルド・スローン 出場なし。CJワトソンの変わりにだしてもよかった。

 

最後の終盤もベンチメンバーで戦いましたが、自分としてはそれでよかったと思います。
これでスタメンメンバーをだして、その結果負けていたのなら、ベンチメンバーを出し続けなかったことに不満を持ったでしょうから。

 

ただ、一部の選手は変えてもよかったかと思います。終盤シュートが入らなかったのは疲れもあったように感じます。
ベンチメンバーはオフェンスはいいのですが、守備という点では、期待できる選手が少ないので…。
ただ、スタメンのメンツをみても、守備がそれなりに期待できるのがロイヒバートぐらいですし、ロイヒバートはリバウンドをはじきますからね…。

 

 

次戦は、日本時間では1月1日の朝5時ですよ…。
相手はヒートということで、ダニー・グランジャーが戻ってきますね。
ホームだから勝ちたいわけですが、今回のブルズ戦にあと少しのところで負けたので、雰囲気が悪くなっていなければいいのですが…。

 

オーバータイムでキングスに負けてから、ペイサーズは悪い試合が多く、連敗した記憶がちらほらと…。
どうしても、プレイオフを意識してしまいますからね。
これがプレイオフをあきらめてみれば、この試合も「惜しかった」と楽しく見れたのでしょうけど。