ペイサーズプレシーズン6試合目はブルズとガチ勝負
ペイサーズプレシーズン6試合目はアウエーで
ブルズ
との試合でした。
ペイサーズもブルズもスタメン選手を長時間出して、シーズンに近い試合でした。
ペイサーズのスタメンは
- PG ジョージヒル
- SG モンテエリス
- SF ポールジョージ
- PF ラボイアレン
- C イアンマヒンミ
こんな感じでした。
ポールジョージはジミーバトラー対策としてSFでの出場だったのかな?
PF選手をマークするのではなく、ずっとジミーバトラーとのマッチアップでした。
1Qは相変わらずペイサーズが好調!マヒンミがやばい
1Qはペイサーズが好調でした。
ポールジョージはまぁ当然のように活躍するのですが、イアンマヒンミがやばかったです。
フリースローは2本とも確実に決め、その後はターンアラウンドシュートを決めます。
イアンマヒンミがやばいです。
ロイヒバートのディフェンス力と、デイビットウエストのシュート力を兼ね備えた超人となっていました。
そしてラボイアレンは常にオフェンスリバウンドに絡む。
オフェンスリバウンドがとれなかったときも、ラボイアレンはあとちょっとでオフェンスリバウンドをとれそうな感じでやばいね!!
嗅覚を持っているのでしょうね。
ラボイアレンに変わってCJマイルズが登場。
ポールジョージはジミーバトラーとのマッチアップだったので、CJマイルズがPFをやっていました。
さすがに無理があったのか、ミロティッチに体をぶつけられて悶絶。
でも、オフェンスファウルを獲得できました。
そんな感じで1Qはペイサーズが10点リードで終えます。
ブルズのマスコットベニー・ザ・ブルが魅せる
まさかここでこの試合1番の見所がくるとは思いませんでした。
ハーフタイムのイベントで3種類のピザが用意されていて、観客が目隠しをしてにおいだけでなんのピザがあてるゲームがありました。
1人目のブルズファンが失敗して、次にでてきたのがペイサーズのジャージを着たファンでした。
それをみたブルズの観客はブーイングをしていました。
自分もブルズの会場なのに、ペイサーズファンをイベントに参加させておかしいと思ったんですよ。
でも観客のブーイングにベニー・ザ・ブルは
「おさえろ、おさえろ」
みたいなジェスチャーをして、観客をなだめます。
そしてペイサーズのファンに目隠しをさせて、ピザのにおいをかがせようとすると
ベニー・ザ・ブルが脱いだ靴のにおいをペイサーズファンに嗅がせていました
そのにおいを嗅いだペイサーズファン。
ちょっと疑問に思いますが
「チーズ」
とピザの種類を答えます。
そして次のピザのにおいのときも靴のにおいを嗅がせていました。
ベニー・ザ・ブルはドリフの才能があるだろ!
普通にちょっとしたゲームをやっているのを見るのも、まぁまぁ楽しいのですが、今回は一番笑いました。
まぁペイサーズファンもブルズのホームコートなのに、イベントに呼ばれた時点でちょっとおかしいとは思っていたのでしょうけどね。
そういうところはアメリカのノリなんでしょう。
2Qはペイサーズの点が止まる!ラボイアレンが簡単なシュートを外す
2Qは中盤からペイサーズのシュートがぜんぜん入らなくなりました。
シュートが入らないのはしょうがないんです。
ジャンプシュートになると、入らないことが続くこともあるでしょう。
でもラボイアレンが前シーズンもちょくちょくやっていたのですが、後は決めるだけという、インサイドでの簡単なシュートを1本外したところがいただけません。
ラボイアレンはオフェンスリバウンドには必ず絡みますし、ミドルレンジシュートも今日はそこそこ決めていたんです。
この試合はいい活躍をしたプレイヤーの1人です。
でも、自分でも決めれそうな位置からのシュートをミスするのは改善しないといけません。
後は入れるだけで、落ち着いてシュートをすればいいだけなんです。
それを外されるとペイサーズとしてはきついです。
前シーズンもダムヤンルーデスのナイスパスをダンクミス。
3Qの最後のオフェンスでドフリーのラボイアレンにパスがわたって後は入れるだけなのにシュートミス。
せっかくチームがドフリーのラボイアレンにうまくパスを通したのに、インサイドのドフリーのシュートを外すのはやったらいけません。
今後は確実に決めてほしいところです。
ほんとうに後はゴールに入れるだけなんですけどねぇ。
ラボイアレンも、まさか自分にパスが来るとは思っていなく、シュートを焦るのかもしれません。
ミドルレンジで待っているときは
「パスがくるかも」
と思ってシュートの用意をしている分、シュートが決まることもあるのでしょうね。
後半はペイサーズのスタメン陣がでるもブルズに完敗
プレシーズンでペイサーズは第4Qはスタメン陣がでることはなかったのですが、この試合は4Qもスタメン陣がでていました。
ブルズも第4Qの最初からガソル兄がでていましたから。
それをみたフランクヴォーゲルがスタメン陣をだしたのかもしれません。
それにつられてブルズもジミーバトラーを出してきていました。
ジミーバトラーのオフェンスはポールジョージが7割押さえこんだ印象です。
ポールジョージのディフェンスはSG&SFに対しては脅威です。
相手チームのSGやSFに有力選手がいるのなら、ポールジョージはSFで出場で相手エースのディフェンスを任せるのがよさそうです。
ペイサーズでは、ポールジョージ、モンテエリス、ジョージヒル。
この3人は別格ですね。
安定感があります。
特にジョージヒルはスタッツはよくありませんでしたが、中への切込みがいい感じで決まっていました。
逆に相手のディフェンスの弱さをついたポストディフェンスがうまくいかず…。
前シーズンも相手のPGの守備がよくないときは、ジョージヒルのポストプレイがありました。
DJオーガスティンなんかに、ジョージヒルはよくポストプレイを仕掛けていました。
この試合でもカークハインリックに対してポストプレイを展開するもうまくいかず。
ただオフェンスの選択肢としてはいいと思います。
フランクヴォーゲルの策なんでしょうね。
フランクヴォーゲルはこのシーズンは勝負の年でしょう。
今年プレイオフを逃せば、ヘッドコーチとしての才に疑問符を抱く人もいるかと思います。
そんな感じでペイサーズはブルズに力負け。
ペイサーズ 94 − 103 ブルズ
【ボックススコアはこちら】
⇒http://jp.global.nba.com/boxscore/#!/0011500087
でもいい試合でした。
第4Qの終盤にイアンマヒンミがフリースローを獲得すると、ベニー・ザ・ブルが観客に
「もっと騒げ」
と煽っていました。
でマヒンミがフリースローを外して、観客が大盛りあがりでした。
マヒンミは前半はロイヒバート&デイビットウエストを合体させたようなプレイヤーでした。
でも、後半はいつものマヒンミに戻っていました。
ただミドルレンジシュートはマヒンミが結構決めていたので、シュート練習したんでしょうね。
今日の活躍をシーズン中、常にできたのならペイサーズは大助かりです。
ペイサーズのチームとしては完成形へ!一部選手は経験不足
ペイサーズのスタメン陣はほぼできあがった感じがあります。
ポールジョージ、モンテエリス、ジョージヒル、イアンマヒンミ、ラボイアレン。
今日のスタメン陣はもう大丈夫でしょう。
モンテエリスは守備の点で不安がありますけど。
今日も相手がこれといったフェイントもしていないのに、前に倒れていました。
ちょっと心配なのが、CJマイルズとロドニースタッキー。
この2人が活躍しないと、ペイサーズとしては厳しいので、最後のシュートのところでの成功率が悪いのが気になります。
CJマイルズは前シーズンからシュートの成功率が悪かったわけで、それがいつまでたっても改善されません。
ただこの2人は動き的には、昨シーズンとほぼ同じぐらいまでもってきていますね。
まだ時間がかかりそうなのが、ソロモンヒルやチェイスバディンガーのSF陣。
ソロモンヒルもチェイスバディンガーも不調なら、グレンロビンソン3の出番もあるかもしれません。
ソロモンヒルやチェイスバディンガーってプレイの幅がやや狭いような。
チェイスバディンガーは身体能力が高い選手だと聞いていましたが、まだプレシーズンではそういったプレイが見られません。
ルーキーの2人は経験でしょうね。
今日の試合はマイルズターナーは出場しませんでした。
ジョーヤングは、マイルズターナーよりは早くNBAに慣れそうです。
というか、マイルズターナーが若すぎます。
ただジョーヤングは相手オフェンスにスクリーンを使われてミスマッチができてしまうと、身長差の点で大きな穴になりそうです。
相手PGをずっとマークしているのなら、それほど問題はなさそうです。
でもスクリーンプレイなどでマークがずれたときに身長の大きな選手へのマークはややきびしいかと。
結局今シーズンもペイサーズはCJマイルズのデキで勝敗が左右されそうです。
CJマイルズがよければいい勝負ができるでしょう。
でもCJマイルズのシュートが今日みたいになかなか決まらないと、他の選手がいいプレイをしていても大差で負けるでしょうね。
CJマイルズのFG率が45%あれば、ペイサーズって強いのですが…。
今日は11本シュートを放って2本成功の18.2%ですから。
ただその2本が3Pだったのが救いでしょうか。