ペイサーズvsマジック

ダムヤンルーデスの謎の大爆発

2014年〜15シーズンのペイサーズ46試合目の

 

マジック戦

 

の感想です。
ペイサーズはアウエーでした。

 

【試合結果】
ペイサーズ○106−●99マジック

 

この試合はペイサーズとほぼ同じぐらいの成績であるマジックが相手ということで、勝つと単純にうれしく、負けてもドラフト上位指名が狙えるという、どっちに転んでもペイサーズ的にはOKな試合だったように感じます。

 

試合は第3Qにペイサーズがいつものターンオーバー連発で、マジックが押せ押せになるのですが、第4Qにペイサーズのダムヤンルーデスが爆発して、ペイサーズが連敗を止めたという試合になりました。

 

ダムヤンルーデスは第4Qに大量得点をあげましたが

 

それまでは解雇候補一直線

 

でした。
フリーで3Pをうってもはいらず、パスはあらぬ方向に飛んでいきターンオーバーと、よく第4Qにパスがまわってきたものだと思います。
そういう点で、この試合はじめての3Pを決めたときのアシスト相手のロドニースタッキーを褒めるべきなのかもしれません。

 

ペイサーズの選手たちも単純で、ダムヤンルーデスのシュートが入り始めると、ダムヤンルーデスにボールを預けるようになりました。
マジックの守備がいけなかったですね。

 

3Pを警戒するあまり、簡単に中に切り込まれたりしていました。
オラディポは守備がいい選手だっただけに、ダムヤンルーデスへの守備を見誤ったのはマジックとしては厳しかったように感じます。

 

 

実際はこの試合もペイサーズの負け試合でした。
第4Qにダムヤンルーデスのシュートが好調だった点もありますが、それ以上にマジックのオフェンスの攻め手が見つからない印象がありました。

 

ブーチェビッチが好調だっただけに、ブーチェビッチにボールを渡し、アイソレーションで勝負してもいいように感じましたが、ブーチェビッチの相手をしていたマヒンミもイライラしていて、守備に気合いが入っていましたからね。
そういう点では、ロイヒバートが終盤なかなか出場してこなく、空気みたいになったのも仕方ないように感じます。

 

マジックは新人契約選手が多く、今年はある意味補強がうまくいけば優勝も狙えたと思うんですが…。
あまりFAにいい選手がいなかったのかよくわかりませんが、今年も下位でいい新人をゲットできたとしても、来年ブーチェビッチが高給になるはずですからそこまでの戦力アップにはならないように感じます。

 

マジックの現在のメンツは若手で、給料の安い選手が多いだけに、そこにいいFA選手がいれば、脅威だったんですけどね。
何年後を見据えているのでしょうか。
ただペイサーズよりは未来に希望が持てるのは確かですけど。

 

【この試合のボックススコアはこちら】
http://jp.global.nba.com/boxscore/#!/0021400662

 

マジックとしては再来年にかけているのでしょうかね。
サラリーをチェックしたら、謎のアルハリントンとグレンデイビスの給料支払いがありますし、今シーズンも謎のチェニングフライの大型契約もありましたからね。
チェニングフライは決して悪い選手ではありませんが、ちょっとサラリーを与えすぎかつ長期契約すぎるような…。
と、ペイサーズファンなんですが、マジックについて考えてしまいました。

 

 

ペイサーズは来年もデイビットウエスト&ロイヒバートは居座るでしょうから、プレイオフは狙えても優勝まで狙うには今年のドラフト次第になりそうです。
そういう点では、マジックに勝利したというのはちょっと厳しかったかもしれませんが、単純に勝利はうれしいですね。

 

ただFG率はよかったですが、決して試合内容がよかったとはいえない内容で、3Qは特にひどかったです。
ダムヤンルーデスも第4Q中盤までは、解雇候補一直線だったわけで、よくそこから爆発したものです。

 

最後のダムヤンルーデスのクラッチ3Pシュートが決まったときのペイサーズベンチのリアクションはいい感じでした。
今年一番のベンチの一体感があったのではないでしょうか。