ペイサーズvsクリッパーズ

ペイサーズが苦肉の策を使っても負けた

2014年〜15シーズンのペイサーズ26試合目の

 

クリッパーズ戦

 

の感想です。
ペイサーズはアウエーでした。

 

【試合結果】
ペイサーズ●100−○102クリッパーズ

 

この試合はペイサーズのほうがヒール役といえばいいでしょうか、ペイサーズのほうがグレーなプレーが多かった気がするので、負けてしょうがなかったと思います。
もし自分がクリッパーズファンだったのなら、この試合クリッパーズが負けていたら、ペイサーズのプレイに納得いかなかったところもあったと思います。

 

といっても、デアンドレジョーダンにファウルして、フリースローを外してもらうということぐらいなんですけど、そのプレイがあからさまで

 

デアンドレジョーダンにファウルするためにダムヤンルーデスが登場

 

していました。
そのダムヤンルーデスもなにを思ったのか、デアンドレジョーダン以外にも、クリスポールにもファウルをするという…。
しかもその心中はあまりよくないと思いきや、ベンチでは笑顔でした。
ダムヤンルーデスここ最近フリーでの3Pもまったく入らないので、ちょっとスランプ気味ですね。
それでも、クリスコープランドより出場機会があるわけで、フランクボーゲルの采配がよくわからないです。

 

けが人続出中のペイサーズではクリスコープランドといえば、30分近く出場していた選手ですからね。
なぜベンチを暖める選手になってしまったのだか。

 

この試合ラボイアレンがオフェンスリバウンドをとりまくり、クリッパーズの実況&解説から

 

オフェンスリバウンドマシーン

 

だとかいわれていたような気がします。
オフェンスリバウンドモンスターだっけかな。
ほんと恐ろしい、この試合8個ものオフェンスリバウンドを獲得して、ペイサーズはラボイアレンとの契約を第一に考えるべきでしょう。
こうなってくると500万ドルぐらいかかっても仕方ないように感じます。
できれば200万〜300万ドルぐらいで、3,4年契約を結べれば万々歳でしょうが、この活躍をみた他チームもラボイアレンを狙ってくるでしょ。
ラボイアレンは活躍しすぎですからね。
ペイサーズがちょっと過小評価しているところがあるように感じます。

 

 

試合は、相変わらずペイサーズの守備はもろかったのですが、この試合ではそれなりにシュートが決まり、最後は接戦となりました。
第4Qには勝てそうな時間帯もあったのですが、今日はめずらしくデイビットウエストがどうでもいいような時間帯に活躍して、重要な時間に精彩を欠きました。
自分としてはこちらのほうがいいです。

 

今まではデイビットウエストが悪すぎて、接戦になる前にペイサーズの負けが確定していましたからね。
今回はデイビットウエストのおかげで、接戦に近い勝負になったので、結局負けましたがみていて楽しめました。
負けましたけど、ストレスはたまりませんでした。

 

クリッパーズファンとしても、終盤にデアンドレジョーダンが2回連続フリースローを決めたところは熱かったのではないでしょうか。
クリッパーズの実況&解説も、2本連続デアンドレジョーダンがフリースローを決めたシーンでは

 

「オーマイゴッドネス」

 

と発言していました。
フリースローを2回連続外して、こう発言することは多くても、フリースローを2回連続できめて、この発言が飛び出すのも面白く感じました。
フリースローの成功率が44%ぐらいでしたからね。
でも44%といえば、結構高いようにも感じますけどね。
半分以下ですけど、2本あれば、1本は決まってもおかしくない確率ですから。

 

【この試合のボックススコアはこちら】
http://jp.glob-prev2.nba.com/boxscore/#!/0021400377

 

ソロモン・ヒル ややシュート確率は悪かったが、クリッパーズの解説&実況からは、よくポールジョージの穴をうめているようなイメージのことを言われていたように感じた。
デイビット・ウエスト

怪我から復帰して初戦のマジック戦と同等ぐらいの活躍だった。
毎試合このぐらい活躍してくれれば、ペイサーズも助かる。

ロイ・ヒバート 存在感が薄い。でていないほうがペイサーズには安定感があるように感じる。
ロドニー・スタッキー

相変わらず得点はするが、出場していると+より−のほうが伸びる困った選手。
この人が外すと、高確率で相手チームに得点される。

ドナルド・スローン 今日はやや不調だったが、カウントワンスローがあった。
CJ・マイルズ

序盤はまったくシュートが入らなかったが、中盤からエンジンがかかり、第4Qはペイサーズに勢いをもたらした。
それでも相変わらずシュート確率は悪い。
3Pシュートでファウルをもらい、フリースロー3本獲得したのに、2本はずし1本しか決めなかったのが痛かった。

イアン・マヒンミ 怪我で出場せず。
ルイス・スコラ

調子がよかった。スコラも序盤このぐらい活躍してくれていたら、序盤の連敗もあそこまで続かなかったのに…。
どうもうまくいかない。

CJ・ワトソン ミスもちょくちょくあったが、安定した活躍だった。
クリス・コープランド 出場せず。
ラボイ・アレン

オフェンスリバウンドをとにかくとる。
ラボイアレンの元に、オフェンスリバウンドが降ってきていた。

ダムヤン・ルーデス

デアンドレジョーダンにファウルするために登場し、フリーでの3Pも1本あったが普通に外す。
守備もイマイチな上、クリスポールにファウルをするという謎な動きもあった。

シャイン・ウィッティントン 出場なし。

 

もう少しでジョージヒルが復帰するみたいですね。
ただジョージヒルが戻ってきても、そこまで変わるとも思えないので、ロイヒバートがもうちょっとがんばらないとどうにもならない気がします。
今の現状をみれば、ロイヒバートよりラボイアレンのほうがバランスがいいように感じますし。

 

けが人続出だったペイサーズですが、現状はほぼベストメンバーですからね。
もうちょっとがんばってほしいところです。

 

このクリッパーズ戦もスコアや、第4Qのペイサーズの奮闘をみると勝ててもおかしくありませんでしたが、デアンドレジョーダンにわざとファウルをするという苦肉の作戦をとったところあたりは、ペイサーズの苦しさを感じます。
相手チームのオフェンスを簡単にやらせすぎなんですよね。

 

だからか知りませんが、この試合終わった後も、クリッパーズの選手たちはすがすがしいような顔をしていましたね。
まぁスタメンの選手たちは、大暴れしてよくわからないスタッツを残したからなのかもしれませんけど。
今のペイサーズは相手選手に好きなようにやられてしまうところがあるんですよね。

 

やっぱりロドニースタッキーの守備が悪いのでしょうか。
ピストンズからの選手ですからね。
もっと選手は常勝チームから獲得して、勝ち癖がついている選手を獲得したほうがいいように感じます。

 

今もピストンズはそれほど勝てていませんから、ロドニースタッキー以外のところに原因があるのでしょうけど。
ロドニースタッキーもピストンズの負け癖みたいなものが体にしみこんでいるところを感じます。
勝負どころで弱いというより、ロドニースタッキーが早うちではずしてからの相手の速攻が強烈すぎます。