ペイサーズvsピストンズ

フリースローの差でペイサーズ勝利!ロドニースタッキーが奮闘する

2014年〜15シーズンのペイサーズ79試合目の

 

ピストンズ戦

 

の感想です。
ペイサーズはアウエーでした。

 

【試合結果】
ペイサーズ○107−●103ピストンズ

 

ピストンズがフリースローをはずしてくれたおかげでペイサーズは勝てました。
アンドレドラモンドがフリースロー率が悪く、ドラモンドにわざとファウルする作戦が成功。

 

それ以上にレジージャクソンとなんだかんだか=ポープが終盤にフリースローをはずしてくれたおかげでペイサーズはなんとか勝利できました。
終盤、ジョージヒルへのファウル判定もたすかりました。

 

ただペイサーズも終盤フリースローをきっちり決めたところを評価したいです。
特にルイススコラとジョージヒルはきっちりフリースローを決めて、きびしいところからなんとか勝利できました。
終盤ルイススコラが1本でもフリースローをはずしていたら、ペイサーズは厳しかったと思います。

 

ゲームは序盤はペイサーズペースながら、ピストンズもきっちりついてきます。
前半は最後にポールジョージの3Pも決まりピストンズに4点差つけることに成功します。

 

今日はCJマイルズの当たり日でした、3Pシュートを高確率で決めていました。
ポールジョージも、あいかわらずインサイドはまだまだですが、外のシュートはいい感じでした。

 

 

後半はピストンズペース。
特にアンドレドラモンドとモンローにオフェンスリバウンドをよくとられ、押し込まれるいつもの展開が多かったです。
ロイヒバートとデイビットウエストのオフェンスも好調でしたが、この2人のリバウンド力のなさを感じました。
リバウンドってなんだかんだで重要ですね。
頼みのラボイアレンも、ややリバウンドの傍観者みたいになっていたので、きつかったです。

 

 

第4Qはペイサーズも突き放そうとするのですが、逆にピストンズに逆転されたりと、一進一退の攻防。
ここでフリースローの差がでてペイサーズが有利になります。
レジージャクソンが2本連続でフリースローを外してくれたり、わざとアンドレドラモンドにファウルをして、2本とも外してくれて、ペイサーズは狙い通りでした。
ペイサーズはもうなりふり構っていられないというところを感じました。

 

終盤デイビットウエストがフリースローを1本決めた後、ジョージヒルがメンバーを集めてなにか伝えていましたけど、アンドレドラモンドへのファウルだったのでしょうね。

 

 

ペイサーズは終盤ロドニースタッキーにボールを集め、ロドニースタッキーが期待に応えてくれました。
どうやらロドニースタッキーはピストンズのあるメンバーに不満をもっていたというか、いろいろ悪い噂をたてられたとか、そんなことが話題になっていましたけど、ピストンズ相手ということで、燃えていたのかもしれません。
いや、そういうガラではない選手なんですけどね…。

 

ロドニースタッキーのペイサーズでのプレイをみていても

 

おおらかすぎる

 

ところを感じます。
だから、「勝利につながらないうんぬんかんぬん」のことをいわれたのかもしれません。
プレイがスマートすぎるところを感じますから。

 

もうちょっとやんちゃな選手かと思いましたけど、ロイヒバートがテクニカルファウルをもらったり、相手選手につっかかったりしていたとき、止めにいったり、いろいろ抑えるように言っていたのは、ロドニースタッキーでしたからね。
プレイが紳士すぎるところが、勝利につながらないところを感じますけど、ロドニースタッキーのオフェンス力というか、センスは高いです。
やっぱりディフェンスの点なんでしょうね。

 

ディフェンスが悪いようには思いませんが、ロドニースタッキーのディフェンスで印象に残ったプレイはほとんど記憶にありませんから。
ピストンズは、前シーズンもオフェンスは好調でも、ディフェンスの点で難があるように感じました。
そういう点で、ロドニースタッキーはもう少しディフェンスに気合いが入るといい選手になりそうですが、人柄を考えるとディフェンス力の向上はあまり見込めないように感じます。

 

 

話をもどしてこの試合では、ロドニースタッキーとCJマイルズの2人が奮闘してペイサーズはなんとか勝利できました。
どちらも新加入選手で、ここまでちょっとムラがあっただけに、この大事なところでやってくれたのは助かりました。

 

【この試合のボックススコアはこちら】
http://jp.global.nba.com/boxscore/#!/0021401179

 

ソロモン・ヒル 序盤、少しのプレッシャーでほぼフリーのシュートを外す。来シーズンはここらへんが課題。
デイビット・ウエスト 9アシストとパスが冴えた。
ロイ・ヒバート ひさしぶりにシュートが好調だった。地味にオフェンスリバウンドもとっていた。だが相変わらずキャッチミスが目立つ
CJ・マイルズ 3Pシュートを高確率で決める。ここにきて頼もしくなってきた。
ジョージ・ヒル

ピストンズのスクリーンで簡単に無力化されていた。オフェンスでも相手のマークがきびしく、特にみどころなし。
フリースローを8本すべて決めたところは立派。

ロドニー・スタッキー 序盤は3Pシュートを高確率で決め、終盤はロドニースタッキー1人にオフェンスを任せていた。いつのまにかペイサーズのエース。
ルイス・スコラ

フリースロー4本すべて決めたところが勝ちにつながった。
逆にいえば、1本でも外していたら、展開的に勝利するのはきびしかった。

ラボイ・アレン 第2Q中盤から少し登場。リバウンドを傍観したりして、らしくなかった。オフェンスリバウンドには絡もうとするが、ディフェンスリバウンドへの執着心がもう少しほしい。
CJ・ワトソン 出場なし。
ポール・ジョージ 外のシュートがよかった。第4Qの終盤、ディフェンスのために登場するが、すぐにマークマンに3Pを決められていた。
ダムヤン・ルーデス 出場なし。
ドナルド・スローン

特に見所なし。後半には、大事なところでターンオーバーしてペイサーズの運営のイメージを悪くした感がある。
さすがにこの大事な試合で、自分でシュートに行く大胆さはなかったか…。思い切りのよいプレイがみられなかった。

イアン・マヒンミ それなりに仕事はするが、ジョージヒルがスクリーンで無力化され、フリーになったボールの持ち手に対するディフェンスで苦戦していた。

 

今日はネッツとセルティックスも試合があったのですが、どちらも勝利していました。
セルティックスはアウエーでキャバリアーズ戦でしたが、キャバリアーズは第4Qはスタメンを温存していました。

 

こうなってくると、ペイサーズはきびしいです。
ペイサーズができることは、残り試合すべて勝つことしかありません。

 

それでダメならしょうがないでしょう。
ここまで負けすぎました。

 

9位になってしまって、プレイオフもいけず、ドラフトもうまみがない順位になる可能性が高く、その点は残念です。
見ているほうとしては、プレイオフ争いでシーズンの試合が最後まで楽しめるという点が救いでしょうか。

 

 

ただ来シーズンのことを考えると、ドラフトで有力な選手を得られず、おそらくソロモンヒルぐらいのクオリティの選手を獲得できると考えると、プレイオフの出場も苦しくなりそうです。
ただ来シーズンで、ロイヒバートとデイビットウエストの契約が切れるわけで、この2人が来シーズンはトレードの駒として魅力的な選手になるでしょう。

 

ペイサーズにFAでは選手がきてくれないのなら、ロイヒバートの約1500万というサラリーが切れるという点を狙って、いろいろなチームがトレードしてくれる可能性があります。
自分としては、ロイヒバートとは来シーズン後も再契約してほしいという思いがありますが、ロイヒバートをうまく使えば、有力な選手をペイサーズに入れることも可能でしょうから、楽しみです。
デイビットウエストも優勝を狙えるチームに行きたいと、トレードを志願してくるかもしれませんし…。
ドラフト1順目を得られたりすれば、ペイサーズの未来は明るくなるのではないでしょうか。

 

ロイヒバートの1500万。
デイビットウエストの1200万。
どちらもサラリーが高すぎますが、契約最終年になればそのサラリーが高いのがトレードに生かせそうです。

 

今シーズンはペイサーズはトレードでほとんど動きませんでしたが、来シーズンはシーズンの成績によっては、トレードでいろいろ動くのではないでしょうか。