ペイサーズの選手の評価をしてみます
ペイサーズの選手達の今シーズンの評価をしてみます。
ソロモンヒル
70点
オフェンスは最後までイマイチで、大きな成長もみられなかったが、怪我をせず、ディフェンスでは相手エースをマークすることになっていた点を考えると、評価してあげたい。
中に切れ込んでの豪快なダンクがNBAリーグパスのタイムアウト中のハイライトプレイにもなっていた。
ただターンオーバーが多かったのと、シュートセンスがもうちょっと伸びてくれないときびしい。
中に切れ込むのはいいが、そこからシュートがリングにもあたらないということがちょくちょくあった。
序盤は大きく成長するかと思いきや、ほとんど成長しなかったのが残念。
デイビットウエスト
50点
活躍はそれなりだが、もらっているサラリーと、運営が期待しているプレイを考えると、物足りなかった。
ミドルレンジシュートが冴えるときもあれば、決めてほしいところで決めきれないところもあった。
接線で終盤に入ると、デイビットウエストにボールを集めていたが、これがとことん失敗。
アウエーでのキングス戦、アウエーでの76ers戦は、終盤デイビットウエスト以外の選手にボールを渡すべきだった。
リバウンドの弱さと、適当なパスからのターンオーバーはいけない。
今シーズンのペイサーズのオフェンスは、デイビットウエストにボールを渡すことが多かったので、スタッツ的にももうちょっと伸びなくてはいけなかった。
ロイヒバート
70点
マックス契約をしてから、徐々に落ち気味のロイヒバート。
リバウンドが弱く、ボールのキャッチミスも目立ち、ポストプレイも期待薄。
それでも、序盤はペイサーズの主力としてがんばっていたし、高確率のフリースローは他センターにはない魅力。
ジャズ戦は常に大活躍。
ヘッドコーチに信頼されていないのか、センターだから出場時間が抑えられていたのか、出場時間がもうちょっと伸びていればスタッツも伸びていただろうが、FG率が低いのが評価を大きく落とした原因かと思われる。
ただ、ペイサーズがけが人続出時になんとかふんばっていたのは、ロイヒバートのおかげだし、むしろデイビットウエストが復帰してからペイサーズのチームは悪くなったように感じる。
CJマイルズ
50点
シーズン終盤は80点以上つけても文句がないできだったが、序盤があまりにもひどすぎた。
FG率が悪く、まったく頼りなかった。
アウエーでのホーネッツ戦でのフリーでの3Pシュートのエアボールは唖然とさせられた。
シュートをとにかくうっては、入ったらラッキーみたいなオフェンスはペイサーズを苦しめさせた。
ウォリアーズのカリーのような、中から外に走りこんで、ボールをもらって振り向きざまにシュートというオフェンスがよくあったが、これがまったく入りそうになかった。
速攻でボールをもったら、第一にシュートを考えペイサーズの選手が前にいこうとしている最中にシュートをして、逆に速攻を食らうこともしばしば。
怪我にも弱いので、来シーズンちょっと不安。
シーズン終盤のような活躍を、来シーズンは序盤からできるのなら450万ドルの契約は安すぎる。
シーズン序盤のような10本うって1本決まるような安定感なら、450万ドルは高すぎる。
ジョージヒル
65点
今シーズン間違いなくペイサーズを引っ張った1人だが、序盤は怪我でまったく出場しなかった点を考えると、高評価することはできない。
ただ来シーズンは怪我がなければ楽しみだし、トップPGの仲間入りするのかどうかも見もの。
やはり心配はやや怪我に弱いところ。
どんなに能力があっても、怪我で欠場するのなら、その分ペイサーズのチームに負担がかかる。
そういう点で、今シーズン一度復帰して、すぐに離脱した点がいただけない。
一度ジョージヒルが復帰して、日本での新年早々のゲームでヒートに勝利し、この調子でプレイオフにいけそうだと思ったところからの、再びの離脱は自分にとってはショックが大きかった。
ジョージヒルが怪我でベンチにいるときはドナルドスローンに厳しい顔つきでアドバイスしているのが印象に残った。
そのときのドナルドスローンのプレイは決して悪くなかったので
「(実力)抜かれてるんじゃないの?」
と思ったが、ジョージヒルはどうみてもドナルドスローンより上だった。
今シーズンはジョージヒルがペイサーズの精神的支柱的存在だった。
ポールジョージはシーズン全休といわれていたからしょうがないとしても、ジョージヒルが多くの試合欠場したのがペイサーズとしては一番の誤算だった。
疲れたので、ベンチメンバーについてはまた今度。
【ベンチメンバーについての評価記事はこちら】
⇒今シーズンのペイサーズの選手達の評価2
ただやっぱり、こうやってみると
怪我をしない選手こそ価値がある
と思いますよ。
どんな理由であれ、試合を欠場するというのはよくないことです。
ただ、CJマイルズだけは、怪我で欠場してくれたほうがペイサーズは強い期間がありました。
シーズン終盤のCJマイルズのプレイをみていた人には、考えられないかもしれませんが、そのぐらい序盤から中盤まではCJマイルズの安定感のなさで負けた試合が数多くありました。
彼はシュートをあまりにも早くうちすぎです。
シーズン終盤は、それがたまたま入っただけであって、まだ自分的には本物かどうかは疑っています。