ベンチメンバーの差でペイサーズが勝利
2014年〜15シーズンのペイサーズ31試合目の
ネッツ戦
の感想です。
ペイサーズはアウエーでした。
【試合結果】
ペイサーズ○110−●85ネッツ
ネッツのベンチメンバーがさっぱりシュートが入らずペイサーズは助けられました。
前の試合ではピストンズのシュートが好調で、ペイサーズに運がないところがありましたが、この試合ではネッツのベンチメンバーのシュートが決まらず、ペイサーズに運がありました。
1Qはネッツのジャレットジャックが好調で、点差をつけられます。
この人、一時期ペイサーズにいましたけど、ずいぶんと伸びましたね。
もう結構ベテランな気がしますけど、今が旬ですよね。
TJ・フォードやダニーグランジャーあたりはもうベテランというか、TJフォードは消えましたけど、ダンリービーJrやジャレットジャックあたりは、今あたりが旬な気がします。
で、ベンチ陣が登場してネッツのベンチ陣はまったくシュートが入らず、それにお付き合いするペイサーズベンチ陣。
でも、ラボイアレンのオフェンスリバウンドや、中でのシュートが決まって、少し点差をつけます。
ですが、スタメン陣が返ってくると、ネッツはフリースローを獲得する一方、ペイサーズのオフェンスはシュートまでいけないというちぐはぐさが目立ちました。
とくにロイヒバートはパスが手につかなかったです。
ペイサーズはPGが弱いといわれていますが、いいPGがいても、意表をつくようなパスにはロイヒバートはボールが手につかないでしょ。
今日の試合をみていたら、そう思いました。
3Qはネッツのベンチ陣が不調で、いっきに差がつきました。
ロイヒバートのブロックも流れをひきよせるのに一役買いました。
その後はネッツはターンオーバーが目立ち、ペイサーズのシュートはなかなかの確率で決まって、4Q序盤で勝敗は決しました。
ただ、ネッツがあと1本決めていたら、ペイサーズが1本外していたのなら、勝負はもっと接戦になっていたでしょうから、ネッツは運がないというか、ペイサーズは決めるべきときに決めれました。
それでもややお付き合いしてしまった感を感じますけどね。
ルイススコラのフリースロー5本すべて決めたのを評価していいのではないでしょうか。
スコラもペイサーズの序盤戦でもっと好調なら、勝てていたでしょうけどね。
なんだったんでしょうね。あの序盤のスコラのターンオーバー製造機みたいな感じは…。
いまのスコラは頼もしいです。
ラボイアレンもペイサーズのベンチ陣もシュートをはずしまくっていたところに、よく連続で決めてくれました。
今シーズン終了後ラボイアレンがどうなるのか気になります。
他チームも狙ってくると思うんだけどなぁ。
クリスコープランドもこの試合はでてきました。
シュート確率はそれほどよくありませんでしたが、守備ではそれなりにがんばっていたというか、ネッツのベンチ陣のパス回しもあまりよくなかったですからね。
【この試合のボックススコアはこちら】
⇒http://jp.global.nba.com/boxscore/#!/0021400448
ソロモン・ヒル | 目立った活躍はなかった。ダンクミスもあった。 |
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デイビット・ウエスト | 序盤はケビン・ガーネットにイライラしテクニカルファウルをもらっていた。後半はミドルレンジシュートが好調だった。 |
ロイ・ヒバート | 序盤はいいところがほとんどなかったが、3Qのペイサーズがいっきに決めるところでの、ネッツのシュートをブロックしたところがよかった。 |
ロドニー・スタッキー | シュートを決め、アシストもよかった。空気を読まないプレイが多く、ネッツもペイサーズもシュートを落としがちな空気なときに活躍した。 |
ドナルド・スローン | 出場なし。 |
CJ・マイルズ | 出場なし。 |
ジョージ・ヒル | スタメンで登場。3Pにスキをついてのダンクと地味なスタッツながらいい活躍だった。 |
ルイス・スコラ | フリースローを5本中5本決めたところが頼もしかった。 |
CJ・ワトソン |
あまり印象に残らなかったが、スタッツは上出来だった。 |
クリス・コープランド | スタッツはあまりよくなかったが、いいところで3Pが決まったのでよかった。中に切れ込んで、囲まれると相変わらずトラベリングをとられる。 |
ラボイ・アレン | 第2Qでのラボイアレンは頼もしかった。このオフェンスリバウンドやチップインにはかなり助けられている。 |
ダムヤン・ルーデス | 出場なし。 |
シャイン・ウィッティントン | 短い時間出場。中だけではなく3Pライン近くの外にも開くセンターということで、ペイサーズにはめずらしい感じの選手。 |
この試合、笛が厳しかった気がします。
すぐに笛が吹かれて、ネッツのオフェンスのたびにペイサーズのファウルが吹かれて、ペナルティのフリースローがネッツに与えられていました。
特にスコラとコープランドの2人は、守備の強さがないためか、よくファウルをとられているように感じます。
ソロモンヒルも最近ファウルが多いような…。
ネッツはプレイオフ争いのチームになりそうなので、勝てたのは大きかったです。
ペイサーズは大きな連敗が2度ありましたからね。
ただ、連敗中は相手が強かったのも確かですから、ここから借金を返して、プレイオフ圏内に行きたいところです。
前にキングスとホークスここに連敗したところで、自分的にはプレイオフをあきらめたところがありましたが、イーストゆえにまだチャンスはありそうです。
ペイサーズがプレイオフ圏内に行くためには、ディフェンスを整える必要があるでしょう。
しょうもないパスミスは最近改善されつつあるように感じますが、1対1でのディフェンスで振り切られることが多いのと、ファウルになってしまうところをどうにかする必要があるでしょう。
この試合も2Q中盤までは、ネッツのオフェンスにまったく対応できていない感がありましたから。
ネッツのベンチ陣の不調に助けられたように感じます。
ネッツは3Pラインよりもやや離れた位置から3Pをうってくれた選手もいましたからね。
ボグダノビッチかテレトビッチか見分けがつかなかったです。
そしてエース級のブルックロペスとデロンウィリアムズが不調だったのも助けられました。
この2人が好調だったら、勝てなかったでしょ。
日本時間での最後の試合は、ホームでブルズとの対戦ですね。
前はアウエーでブルズに勝利していますが、ブルズは最近好調ですし、選手層という点でもブルズのほうが上でしょう。けが人がどうなっているのか知りませんが…。
でもペイサーズもここ最近の試合はいい活躍が多いので、ホームの利を生かしてぜひ勝ってもらいたいところです。