デイビットウエストスパーズ

ペイサーズの１２６０万ドルのプレイヤーオプションを破棄して、てっきりニックスに行くかと思ったデイビットウエスト。
優勝目的で、スパーズと１４０万ドルほどで契約したということです。

ペイサーズとの契約を破棄してくれたのは、ペイサーズとしては助かりました。
てっきりデイビットウエストは、ペイサーズよりいい契約があったのかと思いましたが、優勝を求めてスパーズに行きました。

これ、自分思うんですけど

ニックスとの契約の話が違った

から起こったことだと思っています。
おそらくニックスから長期契約で１０００万ドルぐらいの話がでていたのではないでしょうか。

でも、実際にいろいろ話をしてみたら、２年契約の１年あたり８００万ドルチームオプションぐらいの契約で
「そんなのなら、ペイサーズにいたほうがよかったじゃん！」
と思ったデイビットウエストも、もう後の祭り。

それなら、ニックスなど他のチームにそれなりの給料で短い契約で加入するより、やっすい給料で優勝を狙えそうなスパーズに加入したのだと自分は思っています。

デイビットウエストは、ペイサーズの今シーズンの様子をみても、そこまで優勝にこだわっていたようには見えませんでした。
むしろデイビットウエストの関係で負けた試合もいくつかありました。
中途半端なパスでターンオーバーをしたり、ディフェンスリバウンドを取りに行かないで、相手にオフェンスリバウンドを簡単に許してしまうところも目につきました。

だから優勝を狙っているようにはみえなかったので、おそらくニックスからペイサーズの１２６０万ドルには届かないものの、３年か４年契約で１０００万ドルぐらいの契約の話があったのではないでしょうか。
そんな話があったのなら、能力の低下が著しいデイビットウエストとしては、魅力に思って当然だと思います。
そうではなかったのなら、わざわざペイサーズとの契約を破棄しないで、あと１年ペイサーズでプレイしてから、優勝を狙えるチームにいけばいいだけですからね。

１２６０万ドルのプレイヤーオプションを破棄して、優勝を狙えるチームに行くというのは、やっぱり違和感があります。
完全ＦＡになった選手が、優勝をもとめてやっすい給料で優勝を狙えるチームに行くというのならわかりますが…。

ペイサーズが常勝チームになれたのはデイビットウエストのおかげですし、前シーズンのプレイオフのホークス戦に勝てたのは、デイビットウエストの活躍があったからでした。
そういう点で、ペイサーズはデイビットウエストにお世話になりました。
そして、今回のプレイヤーオプションの破棄もペイサーズとすれば、かなり助かったことは事実です。

やっすい給料でペイサーズと再契約してくれれば、一番助かったのですが、まぁそこまでしなくてもペイサーズはデイビットウエストに十分助けられました。
スパーズでの活躍を期待します。