ペイサーズｖｓホークス

2014年〜15シーズンのペイサーズ４４試合目の

ホークス戦

の感想です。
ペイサーズはアウエーでした。

今シーズン絶好調のホークスとの対戦ということで、ペイサーズとしては
「こっちは絶不調だから、スタメンメンバーを休ませてくれよ」
という感じで、ホークスの控えメンバーといい勝負をしたいところでしたが、ホークスはいつものスタメンメンバーでした。

といっても、ケンバウォーカー＆アルジェファーソン抜きのホーネッツに負けたペイサーズとしては、ホークスが主力を休ませても勝てたかどうかわからないのでそういう点ではこの試合は元から厳しかったように感じます。

前半は単純にペイサーズのいいところが少なく、ホークスのいいところが多かったです。
ホークスの３Ｐがいい感じで決まっていました。
ペイサーズのほうはＣＪマイルズがやや当たり日だったように感じます。
後はターンオーバーが多かったのですが、今日は相手にパスをするというよりも、キャッチミスが目立ちました。

・・・いや、ＮＢＡ選手に「ちゃんとキャッチしろ」というほうがおかしいわけで、そのぐらい今のペイサーズは状態が悪いです。
ボールをとにかくはじきます。
ディフェンスリバウンドを取るのも苦労しているように見えました。

後半はホークスのオフェンスがいい感じで決まり、逆にペイサーズのオフェンスはいつもどおりといった感じで、第３Ｑ序盤で２０点差つきました。
その後も順調に点差を広げられ３Ｑ中盤で２５点差。
第４Ｑは控え選手がでてきてそのまま試合終了です。

ペイサーズのメンバーは来年ＦＡとなる選手が多いので、大差がついて経験をつませようとしても

• ダムヤンルーデス
• シャインウィットンテン

この２人ぐらいしか経験をつませられるメンバーがいないところも厳しいですね。
後者はいつまで雇うのかよくわからない選手ですし。

ソロモンヒルはスタメンとして使っているので、どちらかというと休ませる側のメンバーですし、長期契約が残っているＣＪマイルズもペイサーズのシックスマン的存在で、こういう大差のついた試合でペイサーズには経験をつませるような選手がいない点が、もったいないように感じました。

この試合、負けたのはしょうがないように感じます。
ここ最近のペイサーズはどうもタンク的なものを狙っているようにも感じます。
選手も７６ers＆ティンバーウルブズに負けたところで、今シーズンは終わってしまったように感じます。

ペイサーズは３Ｐが得意な選手を多く獲ったので、３Ｐ重視で攻めるのもいいのではないでしょうか。
どちらかというとサラリーはフロントコートにかけているのですが、最近のペイサーズの補強は外なんですよね。

おそらく外にも武器があることで、中で戦いやすくなることを狙ったのでしょうが、中も外も中途半端なオフェンスで、大きな武器がないように感じます。
それ以前に最近は守備が崩壊しているので、ここ最近守備のチームだと思っていたから、守備の得意な選手を獲らなかった影響がでてきているように感じます。

ペイサーズは別に守備がいいというよりも、オフェンスのペースが遅いので相手の得点も伸びなかっただけのように感じるので、ここ最近のペイサーズの試合をみていると、ディフェンスの悪さを感じます。
ロイヒバート１人ぐらいしかいませんからね。守備がそれなりに期待できるのは。

そのロイヒバートもリバウンドはそこまで強くないので、昨シーズンはポールジョージとランススティーブンソンがリバウンドをとっていたからそれなりのバランスだったのでしょう。
ソロモンヒルとロドニースタッキーにリバウンドに絡めというほうが酷でしょうし。

ほんともうなんどもいって悪いのですが

７６ers戦の油断

がペイサーズをここまで悪くさせたと思っています。
それまでのペイサーズはいい試合をしていて、選手たちにも余裕があるプレイが見られました。
実際７６ers戦もペイサーズはなんども８点差から９点差ほどつけたわけなんですが…。

ペイサーズの選手たちは「最終的には勝てるだろ」と思っているようなところがあったように感じます。
でもそこで１点差負けを喫して、今のどん底ペイサーズがあるように感じます。

この試合もホークスに負けたというより、あそこで76ersに負けたことで今のペイサーズの状態があるように感じます。
この試合はポールジョージとジョージヒルがいたとしても勝てなかったかと思いますけどね。