ペイサーズvsニックス

ペイサーズ負け試合をなんとか勝利!CJワトソンがチームを救う

2014年〜15シーズンのペイサーズ62試合目の

 

ニックス戦

 

の感想です。
ペイサーズはアウエーでした。

 

【試合結果】
ペイサーズ○92−●86ニックス

 

みているこっちが疲労するような試合をしてくれました。
ペイサーズ、調子にのっていたでしょ。
76ersに負けたときの試合を思い出しました。

 

ペイサーズ、序盤CJマイルズが早撃ちするのはいつものことなんですが、他の選手も次々とシュートをうって、その結果ニックスになんども追いつかれます。

 

この試合、序盤ルイススコラのミドルレンジシュートがまったく入らず。
この試合、ロイヒバートとイアンマヒンミのシュートも入らず、序盤ペイサーズのフロントコートで得点が期待できるのはデイビットウエストだけで、オフェンスはバックコート陣頼みになります。

 

第2Qペイサーズはロドニースタッキーにボールをわたし、フリースローで得点を稼ぎます。
一方のニックスはオフェンスがバルニャーニのオフェンスが好調。
ペイサーズのファウルペナルティもあり、労さず得点するシーンも多かったです。

 

前半はニックス5点リードで終わります。
最後のCJマイルズのファウルはしょうがなかったのかもしれませんが、どうにかしてほしかったです。

 

 

第3Q、ペイサーズもニックスもなかなか得点できないなか、ニックスはちょくちょくシュートが決まるようになってきます。
一方のペイサーズはどうもムードが悪く、なかなかシュートが入らない気配。

 

ここでジョージヒルが一人でどうにかします。
とにかく中につっこみ、ファウルをゲットしてフリースローで1人で得点を稼ぎくらいつきます。

 

ジョージヒルのマークがきつくなると、デイビットウエストとのスクリーンプレイで、デイビットウエストのミドルレンジシュートで点を稼ぐペイサーズ。
それでもニックスのオフェンスもなかなか途切れることがなく、第3Q終了時点でニックス3点リード。

 

 

第4Qダムヤンルーデスのまずいパスもあり、ニックスに9点差つけられます。
きびしくなったペイサーズ。
まさかのニックスに負けてしまうのか!?
というところから、残り9分50秒のところからベンチメンバーが意地をみせます。

 

まずはルイススコラが中に切れ込んでレイアップ。
ミドルレンジシュートかと思いましたが、中にニックスの選手がかたまっていましたが、中に切れ込みました。
この試合どうも中に切れ込んだほうがペイサーズは得点ができていたので、ミドルレンジシュートの確率が悪かっただけに、いい判断だったと思います。
これで7点差。

 

CJワトソンがディフェンスリバウンドをとって、そのままするするとニックスのフロントコートまで進みレイアップ。
オフェンスチャージかディフェンスファウルか微妙なところでしたが、ディフェンスファウルの判定で、バスケットカウントワンスローを獲得。
これで4点差。
この時点であと9分ありましたから、50秒で5点返すことに成功しました。

 

ニックスの選手にバスケットカウントワンスローのゴールを決められますが、フリースローを外してくれて6点差。
ロドニースタッキーがシュートで、ニックスファウルで2FT獲得で、これをきっちり決めて4点差。

 

ダムヤンルーデスが中にきれこんで、外にいたロドニースタッキーにパスをまわし、ロドニースタッキーが中に切れ込む間に、ダムヤンルーデスが外に開き、ロドニースタッキーからのパスをうけたダムヤンルーデスが3Pシュートを決めます。
これを決めてくれたのが大きかったです。
ダムヤンルーデスはフリーでも大事なところになると、外すことが多いので…。
これで1点差まで詰め寄ります。
ペイサーズベンチが映し出されてもりあがっていましたが、ジョージヒルだけ顔つきが険しかったです。
たしかに、この試合は負けれない試合ですからね。

 

このダムヤンルーデスの3Pがこの試合で一番綺麗なゴールだったと思いますが、このシュートの前のCJワトソンのディフェンスリバウンドでラインを踏んでいたのか、ニックスベンチがわーわー言っていました。
その後テレビの放送でもリプレイ映像はでませんでしたが、あらためて試合をふりかえってその場面をみてみると、CJワトソンはラインを踏んでいたように感じます。

 

でも審判はラインを指差して、試合を続行させていましたから、つま先の浮いた部分がラインを踏んでいたようにみえただけでセーフだったのでしょうか。
それしか考えられないなぁ。
この試合、ファウルは多かったのですが、結構ファウルへの判定がゆるいところも感じました。
そういうところで、判定が大雑把になっていたのかもしれません。
なにはともあれ、ペイサーズは助かりました。
ペイサーズボールだったとしてもビデオ判定で試合が一回止まっていたのなら、ダムヤンルーデスのこの3Pは生まれなかったと思いますから。

 

 

と、そんな感じでダムヤンルーデスの3Pが決まって、残り8:15とまだまだ時間がある状態で1点差まで詰め寄ります。
9:50のところでは9点差つけられていたので、1分30秒ほどで8点返しました。

 

ここからニックスは4ファウルのこの試合好調だったバルニャーニを投入。
ニックスはなかなかシュートを決めれないのですが、ペイサーズもなかなかディフェンスリバウンドがとれず、ダムヤンルーデスがやっとリバウンドを取ったと思ったら、こんどはラインを踏んだということで、再びニックスボールになりました。
ここで帳尻をあわされたのかもしれません。
ニックスは、クインシーエイシーがミドルレンジシュートを決めて3点差。

 

ペイサーズはダムヤンルーデスのダンクにみせかけたレイアップで2点返して、再び1点差。

 

そしてついにCJワトソンの3Pシュートゴール+ファウルゲットで4Pプレイが飛び出します。
これで一気にペイサーズ3点リード。

 

 

その後はニックスも粘って同点になるのですが、バルニャーニはCJワトソンと小競り合いでダブルファウルをうけていて5ファウルになり、その後ディフェンスファウルで6ファウルになりファウルアウトでニックスの攻め手がなくなっていました。

 

2:30のところでジョージヒルの3Pシュートが決まりペイサーズ3点リード。
これはロイヒバートのスクリーンが相手ディフェンスを遅らせていました。
ロイヒバートはこの試合FGの成功が0でしたが、ここで地味ながら大きなプレイをしてくれました。

 

ベンチが映し出されていましたが、CJマイルズはおがんでいました。
その後はジョージヒルがドフリーでの3Pを外し、さらにロドニースタッキーもジャンプシュートを外し、ニックスに希望を与えるもニックスはシュートが決めれずペイサーズ3点リードのまま。
逆にペイサーズはロドニースタッキーがFTを2本決めた後、FGを1本決めて7点リードになって勝負ありました。

 

 

ペイサーズはこの試合すごく悪かったです。
FG率は38%ですからね。
ペイサーズが悪いときにニックス戦で助かったというところでしょうか。
他のチームとの対戦だったら、勝つのは難しかったように感じます。

 

負けてもしょうがない試合でしたが、第4Qに意地をみせてくれました。
第4Q序盤ベンチメンバーで点差をつけられてきびしいように感じましたが、マヒンミとロイヒバートを変えただけで、残りのベンチメンバーを我慢強く使ったフランクヴォーゲルも偉かったと思います。

 

特にダムヤンルーデスのパスミスからのニックスに2点プレゼントはひどかったですが、ダムヤンルーデスを出し続けたところがよかったです。
その後ダムヤンルーデスはディフェンスリバウンドをとって、ラインを踏んでのターンオーバーもありましたが、5得点あげていますからね。

 

 

負けてもおかしくない試合だっただけに、勝てたのは大きいです。

 

【この試合のボックススコアはこちら】
http://jp.global.nba.com/boxscore/#!/0021400926

 

ソロモン・ヒル 特にミスもなく、相手のディフェンスリバウンドをかっさらうシーンもあり、今日の試合では数少ない良い選手だった。
デイビット・ウエスト ミドルレンジシュートが高確率で決まった。
ロイ・ヒバート 鼻血をだしながらプレイ。シュートを6本うってすべて外しているので、これはいけない。
CJ・マイルズ 悪いCJマイルズが目を覚ました。19分出場で、シュート本数が12(成功3)というのはさすが。
ジョージ・ヒル 第1Qはシュートをうちすぎな感を感じたが、第3Qは頼りになった。ジョージヒルが一人でがんばっている印象だった。
ロドニー・スタッキー フリースロー8本すべて決めたのがよかった。
ルイス・スコラ 前半はまったくミドルレンジシュートが決まらず、やっと4Qに目を覚ます。
ラボイ・アレン 出場なし。
CJ・ワトソン この試合のMVP。4点プレイはもちろん大きかったが、バルニャーニとのダブルファウルが大きかった。前日のブルズ戦と同じくくせ者っぷりを発揮した。
クリス・コープランド 出場なし。
ダムヤン・ルーデス 3本(そのうち2本が3P)のシュートすべて決めたのは立派。守備で狙われていた感があるのと、ターンオーバー2が残念だった。守備はがんばっているのがわかるのだが…。
ドナルド・スローン 出場なし。
イアン・マヒンミ ファウルトラブルかつ、余計なファウルでチームペナルティとなり、ニックスにフリースローを与えて助けてしまった。

 

ペイサーズはゲーム差なしで3チーム並んでいますが、もろもろの差で暫定7位ということらしいです。

 

 

気になるのはポールジョージの具合です。
ポールジョージがでて、チームのバランスが崩れたりするのが一番悲しい結末ですね。
ポールジョージが再び怪我をされても困ります。

 

ペイサーズは現在はけが人がポールジョージ1人なので、なんとかなっていますけど、だれかが怪我をしたら、その穴をうめるべくポールジョージが復帰みたいな感じが理想だと思います。
現在のペイサーズは地味にすべての選手がそれなりに活躍しているので、ポジションを考えると、ダムヤンルーデスがひっこむことになるでしょうが、安定感がないCJマイルズを外したほうが安定しそうにも感じます。

 

CJマイルズもここ最近はよかったりするのですが、シュートをうっては外してペイサーズがピンチになる光景はストレスがやばいです。
むしろ相手チームのディフェンスがしっかりしてくれれば、CJマイルズも簡単にはシュートをうてないので、相手チームのディフェンスががんばってくれたほうが、ペイサーズの試合は安定するような…。

 

 

次は2日休憩で、ホームでマジック戦です。
前の試合はアウエーでダムヤンルーデスがみせてくれましたが、ほぼ負け試合だったわけで、相手チームが下位チームでも油断できません。

 

というか、この試合でも苦戦したわけですから、簡単に勝てる試合なんてありません!