ペイサーズvsホーネッツ

序盤に点差が離れすぎて安定のペイサーズの負け…じゃない!

2014年〜15シーズンのペイサーズ52試合目の

 

ホーネッツ戦

 

の感想です。
ペイサーズはアウエーでした。

 

【試合結果】
ペイサーズ○103−●102ホーネッツ

 

序盤に大きく点差がつき、ペイサーズがいつもどおり負けた…と思ってみるのをやめたのですが、その後NBA.comで試合経過を確認すると、3点さになっていたので再び見始めました。
その後の展開はペイサーズが負けるかと思いきや、今シーズンはじめての点差が離れての、大逆転劇をおこしたのではないでしょうか。
なにがおこったのか試合を見返しても、よくわからない試合でした。

 

1Qの序盤はペイサーズも安定して点をかさねるのですが、12点ほどとったところから、ペイサーズの得点が止まり、逆にホーネッツは得点を重ねます。
このペイサーズが得点できない時間での、CJワトソンの2本の3Pが大きかったです。
ペイサーズの選手も3Pをよく放ち、オフェンスが大味になっていましたが、CJワトソンがなんとか1Q終盤に3Pを2本決めてくれました。
それでも1Q終了時点で12点差つけられる厳しい立ち上がりでした。

 

前半終了時点でペイサーズ39点に対して、ホーネッツ56点と17点差つけられます。
今日のペイサーズはとにかくシュートが入らなかったので、もう無理だと思いました。

 

 

第3Q序盤ペイサーズは得点を重ね、一時期は9点差ぐらいまで縮めるのですが、第3Qでもホーネッツがおせおせの時間帯があり、3Q中盤で21点差。
ただここからワトソンの3Pの後ロドニースタッキー&ルイススコラががんばり8点差で第4Qへ。

 

第4QはCJワトソンとルイススコラが活躍し、どんどん点差をつめ、ついにペイサーズ1点リード。
でもそこからホーネッツに押し返されホーネッツ3点リードで終盤戦へ。

 

ペイサーズはいいオフェンスが展開できず、ロドニースタッキーの苦し紛れの3Pが普通に外れます。
ホーネッツはアルジェファーソンにボールを集め、ロイヒバートがファウルでフリースローを1本決められてこれで4点差。

 

ペイサーズはかなり苦しくなり、次のオフェンスではルイススコラのミドルレンジシュート。
これが外れて万事休すと思いきや、ボールがこぼれいろいろな選手にあたった結果ペイサーズボールに。

 

再びペイサーズオフェンスで、ジョージヒルが中に切れ込んで、外にいたCJワトソンにパスをしてこれをCJワトソンが3Pをきっちり決めます。
CJワトソンはこれまで、ペイサーズホームでのブルズ戦でのラストオフェンス、アウエーでのヒート戦でのラストオフェンスをはずしていましたが、ここにきて終盤できっちり決めてくれました。
これで1点差。

 

ホーネッツは相変わらずアルジェファーソンにボールを集めようとしますが、マービンウィリアムズのパスがターンオーバーとなりペイサーズボールに。
マービンウィリアムズはスコラの外したミドルレンジシュートでも、最後にボールに触れた選手だったと思うので、ペイサーズはマービンウィリアムズに助けられています。

 

ペイサーズの1点ビハインドから、デイビットウエストがファウルを獲得し2本きっちりきめてペイサーズ1点リード。
次のホーネッツオフェンスはジェラルドヘンダーソンがつっこんできますが、変な体勢でのシュートになり、これが普通に外れてルイススコラがリバウンド&ファウルを獲得してペイサーズの勝利がぐっと近づきます。
このフリースローをルイススコラは1本しか決めることができず、ペイサーズ2点リードでホーネッツボール。

 

ホーネッツはこの終盤いいところがなかったマービンウィリアムズの3Pが決まりホーネッツ1点リードになります。
マービンウィリアムズのおかげでここまでこれましたけど、最後はマービンウィリアムズで負ける格好になりました。
この3P、前のホーネッツ戦でも似たような光景がありました。
マービンウィリアムズが3Pを決めて、観客がみんな手をあげて大喜びという光景が…。

 

1点負けている状態でペイサーズのオフェンスとなりますが、ここではずしてもファウルすれば、まだもう1回3Pなら同点にするチャンスがありました。
そういう点で少し余裕があったのかもしれません、ジョージヒルが中に切れ込んでパスをするとみせかけてゴール下で振り向きざまシュートをしてこれが決まりペイサーズ1点リード。

 

タイムアウトが残っていないホーネッツはすぐにボールを出し、ブライアンロバーツが3Pシュートを放ちますがこれが外れてペイサーズ1点リードで勝利ということになりました。

 

【この試合のボックススコアはこちら】
http://jp.global.nba.com/boxscore/#!/0021400768

 

CJ・マイルズ 2得点。今日はダメだった。CJマイルズがダメだったが、合計5本のシュートとあまりシュートをうたなかったところが助かった。
デイビット・ウエスト やや精彩を欠いたが、終盤フリースローを2本きっちり決めたところが大きかった。
ロイ・ヒバート 大ブレーキ。守備もアルジェファーソンに手玉にとられた形が多かった。シュートもほとんど入らず。
ロドニー・スタッキー 第3Q終盤から、第4Qにかけて活躍するも、勝負どころでは弱かった。それでもこの人がいなかったら点差はつめれなかった。
ジョージ・ヒル スタッツはそれほどでもなかったが、終盤のワンプレイが大きかった。
ソロモン・ヒル 9得点。悪くなかった。8本中3本のシュートしか決めれなかったが、ターンオーバー0は立派。
ルイス・スコラ ロドニースタッキーと同じく勝負どころでは弱かったが、この人がいなかったら点差はつめれなかった。
ラボイ・アレン 出場なし。
CJ・ワトソン この試合のMVP。負け試合になると活躍するのか、今日も意味のない活躍かと思ったが、勝利につながり貢献度大。
クリス・コープランド 出場なし。
ダムヤン・ルーデス

シュート2本うち1本決めたのでよかったようにみえるが、ターンオーバー2つがきびしい。
相手選手のフリーでのダンクをファウルで止めて、結果フリースロー1本しか決まらなかったので、1点に抑えることに成功したファウルになったが、下手したらバスケットカウントワンスローになっていた。

ドナルド・スローン 出場なし。
シャイン・ウィッティントン 特にみどころもなし。スタッツは悪くないのだがなぜか影が薄い。プレイが記憶に残らない選手。

 

MVPはCJワトソン。
ルイススコラとロドニスタッキーが勝利の貢献者ですね。

 

この3人、活躍するとあまり勝つイメージがないのですが、この試合も大きく点差がひらいたところで急に活躍し始めて嫌な予感がしたのですが、最終的に勝ててよかったです。
そういう点で、ジョージヒルがなんだかんだでがんばりました。

 

いままでのペイサーズならここで間違いなく得点できていませんでしたから。
可能性があるのなら、ドナルドスローンぐらいでしょ。
この試合ではジョージヒルが得点してくれましたが、もしシュートではなくパスを選択していたらペイサーズは負けていたでしょうね。
いままでのイメージ的に、ジョージヒル以外の選手ではあの状況ではだれも決めれなかったように感じます。

 

 

CJマイルズもあまり得点しませんでしたけど、無理にシュートをしてくれなかっただけ助かりました。
CJマイルズが冗談抜きにペイサーズのジョシュスミス的存在になりつつあるので、今後のペイサーズが不安です。

 

にしても、CJワトソン、ルイススコラ、ロドニスタッキーの3人って今シーズンで契約が切れる選手たちですよ。
たしかにこの3人、負け試合になるといい活躍をするのでちょっとイラつくところがあるのですが、今日みたいに負け試合をひっくり返す可能性を秘めた選手なだけに1人ぐらい来シーズンもいてもいい気がしますが…ダメかぁ。

  • CJワトソン⇒ドナルドスローン
  • ルイススコラ⇒ラボイアレン
  • ロドニスタッキー⇒新加入選手

これのほうが可能性を感じますからね。
3人とももう成長を期待できないところがきびしいですよね。