ペイサーズvsキャバリアーズ

ペイサーズ、キャバリアーズの早撃ちに助けられる

2014年〜15シーズンのペイサーズ51試合目の

 

キャバリアーズ戦

 

の感想です。
ペイサーズはホームでした。

 

【試合結果】
ペイサーズ○103−●99キャバリアーズ

 

相手は12連勝中のキャバリアーズということで、ペイサーズは定番の負けかと思われました。
1Qと2Qはキャバリアーズは高確率でシュートを決めて、ペイサーズはきびしい戦いでしたが、ペイサーズはあまりターンオーバーもなくなんとかキャバリアーズについていきます。
2Q最後にはカイリーアービングに3Pブザービーターを決められますが前半で10点差つけられなかったのは上出来でした。

 

第3Qも相変わらずキャバリアーズペースだったのですが、急にキャバリアーズのオフェンスが大雑把になりました。
キャバリアーズのシュートがなかなか入らなくなったところで、それまで精彩を欠いていたCJマイルズのダンクや、ルイススコラのタフショットで点差をつめます。

 

第4Q序盤は再びキャバリアーズに点差をつけられるのですが、そこからキャバリアーズはカイリーアービングぐらいしかシュートが決まらなく、他の選手はレブロンジェームズがフリーの選手にパスをだすも、最後のシュートのところで決めきれませんでした。

 

一方のペイサーズはCJマイルズが第4Qになり、謎の大当たり。
勝負どころでは、ジョージヒルがスクリーンを強引にかわそうとして手が伸びてきたカイリーアービングからファウルをもらいつつ、3Pシュートを決めます。
きっちりフリースローも決めて4Pプレイで流れはペイサーズに。
その後、キャバリアーズもチャンスがあるのですが、CJマイルズが相手選手から強引にボールをスティールしたり、ペイサーズが外したフリースローをロイヒバートがはじいて再びペイサーズボールになったりで、キャバリアーズは勝ちきれませんでした。

 

ソロモンヒルのオフェンスチャージの判定が覆り、バスケットカウントワンスローになるなど運もあったように感じます。
レブロンジェームズも気合いが入っていなかったわけではないのでしょうが、終盤フリーの選手になんどもパスをだしているのに、それがなかなか決まらず、ややしょうがない感が漂っていました。

 

まぁキャバリアーズからすればプレイオフ圏内に入っていれば、現在は相手チームのことは考えなくてもどうにでもなるという感じなのでしょう。
このペイサーズ戦に負けたとしても、選手の連携がよくなっているのなら、問題はないといったところなのかもしれません。

 

【この試合のボックススコアはこちら】
http://jp.global.nba.com/boxscore/#!/0021400747

 

ソロモン・ヒル

第4Qに急にいいプレイが多くなる。
スタッツはそこまでではないが記憶に残る得点シーンが多かった。

デイビット・ウエスト 20得点。序盤キャバリアーズに一気にもっていかれそうなところを、デイビット・ウエストのミドルレンジシュートでなんとか踏ん張った。
ロイ・ヒバート 相変わらずキャッチミスが目立つ。もう少しで相手ボールになりそうなことが多く、キャッチさえちゃんとできればいいセンターなのにもったいない。
CJ・マイルズ

序盤はペイサーズの足をひっぱりまくりで、後半ダンクをするも観客は微妙な反応だったが、第4Qは急に当たりだす。
CJマイルズがシュートを決めないとペイサーズは勝てないのなら、ペイサーズはきびしい。
4Qシュートが入ったのは、運が良かったとしかいいようがない。

ジョージ・ヒル 終盤に4Pプレイを成功するも、終盤ちょくちょくフリースローを外す。FTは12/15と高確率で決めていたが、勝負どころのフリースローが弱い。
ロドニー・スタッキー いまいちの活躍だった。
ルイス・スコラ 第3Q終盤、キャバリアーズの攻めが停滞したところで、タフショットを決めたところが大きかった。
ラボイ・アレン 出場なし。
CJ・ワトソン 1スティールあった。他は特にみるところもなし。
クリス・コープランド 出場なし。
ダムヤン・ルーデス 序盤高確率で3Pを決めるも、レブロンジェームズとのマッチアップで見限られてベンチにもどされる。
ドナルド・スローン 出場なし。
シャイン・ウィッティントン 序盤に出場するも、あまり見せ場もなくベンチにもどされる。

 

プレイオフを狙っているのなら、この勝利は大きいです。
次のアウエーのホーネッツ戦が勝負になりそうです。

 

 

レブロンジェームズへの危ないファウルもあり、キャバリアーズファンからしたらイライラした試合だったのではないでしょうか。
ソロモンヒルのオフェンスチャージの判定が覆ったのも、キャバリアーズとしては運がないというか、ペイサーズよりの笛だったと思われてもしょうがない気がします。

 

ただキャバリアーズは第3Qに点差があるところついたところで、急にオフェンスが大雑把になったところがペイサーズとしては助かりました。
時間をかけて1つ1つじっくり攻められたらペイサーズとしては苦しくなるところが、早うちして、しかも外してくれたのだから自滅のように感じます。
前半はキャバリアーズは手がつけられない感が漂っていただけに、ペイサーズとしては助かりました。

 

この試合ケビンラブがやや消えていた感を感じました。
前のペイサーズvsキャバリアーズではケビンラブに大量得点されただけに、その点でもペイサーズは助かりました。

 

カイリーアービングが大当たりだったイメージが残りましたが、スタッツをみるとFG率50%ということでたしかにやられましたけど、そこまでやられたというわけでもなかったようです。