ペイサーズvsニックス

久しぶりにペイサーズが大勝!ペイサーズにもトレードがあるのか?

2014年〜15シーズンのペイサーズ48試合目の

 

ニックス戦

 

の感想です。
ペイサーズはホームでした。

 

【試合結果】
ペイサーズ○103−●82ニックス

 

序盤はニックスのシュートが入り、ペイサーズのシュートがなかなか入らなかったのですが、この試合は笛もペイサーズよりだったと思います。
イアンマヒンミはフリースロー5本すべて失敗しますが、他のペイサーズの選手は確実にフリースローを決めて、じりじりとニックスに点差を縮め、第2Qでは逆転に成功。

 

第3Qではペイサーズのシュートが入る一方、ニックスのシュートはまったく入らずここで勝負あり。

 

第4Qではお互いベンチメンバーが出場して試合時間を経過させるという、なんともつまらない試合になりました。
第1Qではカーメロアンソニーが簡単に大量得点をあげていたので、この試合で40点ぐらいとられるんじゃないかと思いましたが、終わってみれば18点しか取られませんでした。
第1Qで10点以上取られていたと思いますから、第2Q終盤から、第3Q中盤までよく抑えられたものだと思います。

 

 

第1Q、デイビットウエストの肘がジェイソンスミスの口にあたって口を切るのですが、それはファウルにならず、その後の流れでのジェイソンスミスのディフェンスがファウルになってデイビットウエストのフリースローとなったのは、ちょっとひどいように感じました。
序盤ペイサーズはまったくシュートが入っていなかったので、あれがデイビットウエストのオフェンスファウルになっていたら、ニックスがぐっと有利になったでしょうから、ニックスは運がなかったと感じます。

 

ニックスは1Qはカーメロアンソニーとペイサーズにも所属したことがある、ルーアマンドソンが好調でした。
ルーアマンドソンにいいようにやられていたロイヒバートですが、第3Qではうつシュートほとんどが入り、ダブルダブルという結果になりました。

 

第4Qにはクリスコープランドが出場しましたが、悪いプレイのほうが多くなってしまいました。
これでは今後も出場機会はもらえなさそうです。

 

 

この試合は控えPFにルイススコラではなく、ラボイアレンを起用していたので、ルイススコラはトレード要因となってしまうのでしょうか?
単なる休息日だったのでしょうか…。
ルイススコラは今年で契約が切れるわけで、そうとういい選手とトレードしないとペイサーズはまたしんどい契約が残ってしまうと思うんですが…。
そういう点で、ペイサーズのメンツをみてもトレードするのなら、ロイヒバートかデイビットウエストをどうにかしたいわけですが、この2人をひきとるチームはいないでしょう。

 

そうなるとCJマイルズかジョージヒルあたりをどうにかしたいわけですが、CJマイルズをトレードに使うとしても契約が長いので多くのチームは嫌がるでしょうし、ジョージヒルはそれなりにいい選手なので、トレードで放出するとペイサーズが崩壊してしまうように感じます。
せっかくクワイレナードとの交換でゲットした選手でもありますし、地元選手ということでジョージヒルは残してほしいです。

 

そうなると

 

ペイサーズにトレードのコマはない

 

と思われるので、単純にルイススコラは休息日であったか、フランクボーゲルがラボイアレンを試したかったのか、そこらへんなんでしょうね。

 

今年のペイサーズはかなりきびしいので、そろそろトレードしてほしいところなんですが、冷静にみるとペイサーズがトレードにだせるだけの駒がないですよね。
相手チームだってメリットがないとトレードをひきうけてはくれないでしょうから。

 

ある意味ニックスは思い切ったと思いますね。
その分来年に本気なんでしょうけど、今年FAになる選手でそこまでいい選手っているのでしょうかね。
ミルサップとデアンドレジョーダンあたりを狙うのでしょうか。

 

【この試合のボックススコアはこちら】
http://jp.global.nba.com/boxscore/#!/0021400694

 

ペイサーズがつらいのは

 

サラリーに余裕があってもペイサーズに来てくれない選手もいる

 

ということでしょう。
ペイサーズというチームは選手からみたらそこまで魅力的なチームに思えないところを感じます。
インディアナが地元だという選手は多いみたいですが、ペイサーズを好んでいる選手は少ないように感じます。

 

ペイサーズのほうが給料は多く提示しているのに、安い給料のほうのペイサーズ以外のチームに行く選手もいそうです。
デイビットウエストがペイサーズに加入したときは、セルティックスも狙っていたようですが、ペイサーズのほうが給料を多く出すということでペイサーズを選んでくれて、セルティック側からしたら「優勝よりもお金を選んだ」と当時セルティックスに所属していたレイアレンあたりは言っていた気がします。
当時はペイサーズは優勝を狙える位置にいなかったということもあったのでしょうけど。

 

給料を多く提示すれば普通の選手はそのチームに入るはずなんですが、たまに安い給料でも残留したり、移籍したりする選手がいるわけで、ペイサーズにはそういう安い給料でペイサーズを選んでくれるような選手は少ないでしょう。
今年はロドニースタッキーがペイサーズに安いサラリーで加入してくれましたが、それはポールジョージがまだ怪我をしていなかったからであって、もしポールジョージが怪我をして今年は苦しい状態だったときにオファーをだしていたら、加入してくれなかったのではないでしょうか。

 

そういう点で、ペイサーズはサラリーをあけても選手がきてくれない可能性もあるので、それならトレードで選手を強引にひきよせるしかないのかもしれません。
ランススティーブンソンもペイサーズというチームをもっと好んでいてくれたら残留したかもしれませんし。
そういう点では、ポールジョージとの契約がスムーズにいったのはよかったと思います。
怪我をしてしまいましたけどね。

 

 

ニックスというチームは現在はそれほど強いチームだというイメージがなく、優勝を狙えるようには思えませんが、ニューヨークに本拠地があるという点と、チームへの注目度を考えると、選手はニックスに加入してもいいと思う選手は多いように感じます。
そういう点で、ニックスはサラリーをあけて、それなりに給料支払いを提示すれば選手が加入してくれるのでしょう。

 

その一方ペイサーズというチームは、いくらサラリーをあけたとしても、大物選手になるとペイサーズには加入する気がないところを感じます。
そういう点で、ペイサーズは今年で契約が切れる選手だとしても、トレードをして他チームから生きのいい長期契約選手を加入させる必要があるのかもしれません。