ペイサーズvsヒート

最終的に接戦になったことに驚き

2014年〜15シーズンのペイサーズ45試合目の

 

ヒート戦

 

の感想です。
ペイサーズはアウエーでした。

 

【試合結果】
ペイサーズ●87−○89ヒート

 

今シーズン2戦して2勝しているヒート戦。
もうペイサーズはプレイオフにきびしい状況というか、76ers&ティンバーウルブズに負けたところで、プレイオフに出場したところでどうなの?という気持ちが自分にはあります。

 

そういう点で、この試合はペイサーズファンの自分も、ヒートが勝つべき試合だったと思います。
見ているときはペイサーズを応援していましたけどね。

 

試合はペイサーズが相変わらずターンオーバーが多く、2Q中盤で20点差つけられます。
これで勝負あったかと思いましたが、3Q終盤からヒートのシュートがなかなか入らず、第4Qには2点差まで詰め寄ります。
あ、4Q終盤は1点差までいきました。
逆転するチャンスもあったのですが、そこでもよくわからないデイビットウエストのずっこけなどがあり勝ちきれませんでした。

 

それでもめずらしくウェイドがフリースローをちょくちょく外して2点差でペイサーズボール。
ジョージヒルが中につっこんで、そのままレイアップに行くかと思いきや、外のCJワトソンにパス。

 

3Pを放つかとみせかけて、CJワトソンはポンプフェイクで走りこんできたディフェンダーをかわし、一歩前にでてフリーで2点シュート!!
これがはずれてオーバータイムならず。

 

というか、2点シュートにしてもオーバータイムでペイサーズが力尽きる可能性が大なので、せっかくジョージヒルが外にパスを出したのだから、3Pシュートを狙ってほしかったです。
これならジョージヒルがそのまま突っ込んでシュートをうってもよかったように感じます。
あそこでジョージヒルが決めても、その後のヒートオフェンスで決められるか、オーバータイムでペイサーズが負ける可能性が高かったと思います。
そういう点で、勝つためにはCJワトソンが3Pを決めるしかなかったように感じます。

 

ポンプフェイクはうまかったですが、あそこで一歩前にでるより、横に動いたり落ち着いてフリーになったところで3Pシュートをうってほしかったです。
たしかに3Pシュートより2Pシュートのほうが決まる可能性は高いですが、あそこで2点入れてオーバータイムになっても、敵地だということもあり、ペイサーズには不利だったでしょうから。

 

 

それでも2Q中盤で20点差つけられながら、最終的には接戦になったのでみていておもしろかったです。
接線になったのは、終盤にヒートのシュートが入らなくなったからであって、別にペイサーズのがんばりでもないと思うんですけどね。
ヒートは後半は35点しか取れていません。
ペイサーズは前半に37点とったわけで、ヒートの後半が悪すぎましたね。

 

【この試合のボックススコアはこちら】
http://jp.global.nba.com/boxscore/#!/0021400644

 

ソロモン・ヒル 4得点。シュートがなかなか入らず、ただペイサーズの選手でそれなりに守備が認められているのがソロモンヒルぐらいしかいない模様。
デイビット・ウエスト 12得点。FG率は35.7%でイマイチ。イライラしているところが見受けられたが、プレイは気合いがのっていないような感じでイマイチだった。
ロイ・ヒバート 4得点。ファウルトラブルでベンチにひっこんで、そのまま忘れられる。
ロドニー・スタッキー 9得点。FG率が36.4%でこれまたいまひとつ。3Pが苦手だとしてもうっていかないと厳しい。
ジョージ・ヒル 13得点。復帰して活躍。序盤はあまりいいところがなかったが、終盤に輝く。最後のペイサーズオフェンスは中に切れ込んでCJワトソンにパスをだしたが、自分でうってもよかった。
CJ・マイルズ 8得点。6分出場して怪我で返ってこず。6分出場でシュートを6本うったのだから恐ろしい。
ルイス・スコラ 14得点。3OFリバウンド。オフェンスリバウンドをとって、そのまま押し込むパターンが多かった。よかっただけに出場時間が短かったのが残念。
イアン・マヒンミ 8得点。2ブロック。FT2/2。フリースローを2本うち2本成功とそこがすごかった。
CJ・ワトソン 13得点。最後のシュートは仕方ないとしても、スタッツは悪くないが、どうも出場しているときのまわりの選手の動きが悪い。−13なので、守備に問題があるのか?とくに欠点があるようにもみえないので、よくわからない選手。
クリス・コープランド 中盤に謎の3分間出場。もっとだしてもよかったが、どうもフランクボーゲルからの信頼が落ちたりあがったり。
ダムヤン・ルーデス 0得点。3Pを4本うち4本外す。しょうがないとしても1本でも決めていたら勝敗は変わっていた。ディフェンスもやや見劣りした。
ドナルド・スローン 2得点。動きはいいだけに、もっと出場してもよかったが、PGがいつのまにか3人なので運がない。

 

ダムヤンルーデスは決して嫌いな選手でもなく、決めたら盛り上がるのですが、安定感がありません。
クリスコープランドなら3Pを4本もうてば、1本は決めてくれるイメージがあるだけに、4本うってすべてはずしたのは残念でした。
ただ3年契約を結んだとのことで、成長を期待するしかないのかもしれません。
オフェンスより、もうちょっとディフェンスでの力強さがないと、相手選手はプレッシャーを感じず、シュートを高確率で決めてきてしまう気がします。

 

ラボイアレンはこの試合も出場せず。
あまり活躍させないで、ペイサーズが安く契約する作戦なのかもしれませんが、ラボイアレンがいないと盛り上がらないところを感じます。

 

クリスコープランドも守備に難がありますが、もうちょっと使ってほしいですね。
一度スタメンを大きく変えてもいいのではないでしょうか。
ほぼ今シーズンのベストメンバーが揃ったわけですが、序盤のけが人続出時のペイサーズよりも今は勝てそうな気がしませんね。