オリンピック女子バスケットボール

リオオリンピック女子バスケットボール感想

リオオリンピックの女子バスケットボールを観戦しました。

 

まったく知識がないので、日本とベラルーシ。
どっちが強いのかもよくわからなかったです。

 

でも試合が終わってからわかったのですが、どうやらベラルーシのほうが格上だったようです。
なので、試合結果は日本女子が勝ったので格上に勝利しました。

 

 

前半は日本もベラルーシも互角の勝負でした。
ただ日本のほうが勝負強さはあったように感じます。

 

ベラルーシはリバウンドが強いというか、日本はディフェンスリバウンドがなかなかとれず。
ベラルーシにオフェンスリバウンドをとられ、セカンドチャンスからの得点が多かった気がします。

 

ヤフーの公式サイトがポンコツで各選手のスタッツが見れないので細かいことをいえないのがもどかしいです。

 

【試合結果サイトはこちら】
http://rio.yahoo-net.jp/sport/BK/BK400WA03/result

 

 

 

3Q栗原三佳の連続3Pシュートで踏みとどまる

3Qにベラルーシに7点リードされます。
そこから栗原三佳選手が2本連続で3Pシュートを決めて1点差まで詰め寄ります。

 

これが大きかったと思います。
勝負を決められかねない流れで、日本としてはオフェンスの攻め手がなかなか見つからない中で、3Pシュート2本連続成功は大きかったです。

 

 

どうしてもNBAをみているので、シュートがマークをついていても打って入ったりする感じがあるのですが。
やっぱり普通に考えると

 

マークがついているとシュートなんて入らない

 

わけですよ。
NBAの一流選手が異常なわけ!

 

 

まぁNBAなんかは、マークがついていてもシュートを決める選手なんていうのはもう普通みたいになっていて。
もうダブルチームでも止めきれないような選手がいたりしますけど。

 

この試合をみて思いましたけど
「1対1でディフェンスがついているときにシュートをうつのは悪手なんだな…」
というのを感じました。

 

ディフェンスをふりきってスペースをつくったとしても、ミドルシュートを決めるのが大変そうでした。

 

 

 

 

 

4Q接戦に

4Qは接戦になり、ベラルーシのオフェンスがあせって、なんどもターンオーバーをします。
ここが勝負の分かれ目になりました。

 

WNBAに所属している渡嘉敷来夢は、単に中で突っ立っているだけだったんですけど。
そこに3回ぐらいボールが転がってきました。
ベラルーシの自滅なところを感じました。

 

 

それでも、なかなか突き放せない日本。
渡嘉敷来夢が2本連続でフリースローを外し、逆に3Pシュートを決められて逆転されます。

 

ただその後日本が逆転して1点リードで、残り3分のところで長岡萌映子が3Pシュートをヒット。
4点差になり、日本の勝利が近づきます。

 

ただここから日本の得点がとまり、日本のリードが1点になったところで吉田亜沙美が前からのスティールからイージーレイアップで3点リード。
すぐに2点返されますが、今度は吉田亜沙美と渡嘉敷来夢のピック&ロールでドフリーになった渡嘉敷来夢がシュートを決めて勝負ありました。

 

この最後のピック&ロールは見事に決まりました。
それまでベラルーシのディフェンスもそれほど崩れていなかったんですけど。
びっくりするほど渡嘉敷来夢がドフリーになって、そこにパスがわたって綺麗な形での得点になりました。
漫画みたいな展開でした。

 

自分はあまり前からスティールでの、イージーレイアップでの得点は好きではないので。
その後に綺麗なピック&ロールでの得点があってよかったです。

 

 

 

 

 

ベラルーシ自滅も日本はよくシュートを決めた

4Q勝負どころで急にベラルーシが崩れました。
渡嘉敷来夢は中で突っ立ってディフェンスしていたら、そこにボールが飛んできましたからね。

 

そこらへんは日本のほうが勝負強さがあるというか。
日本女子のプロリーグがあるので、女子のほうがなんかガチっぽいところを感じるからなぁ。

 

 

いや、他国の女子プロリーグとかもあると思いますけど。
外国の女子プロリーグと、日本の女子プロリーグなら、それほど差がないように感じますよね。

 

男子の日本のバスケットと、欧州リーグやNBAでのバスケットを考えたら雲泥の差に感じますけど。

 

 

日本女子は勝負強かったと思います。
4Qの長岡萌映子の3Pシュートと、吉田亜沙美と渡嘉敷来夢のピック&ロールはよかったです。

 

渡嘉敷来夢は大事なところでフリースローを2本とも外した点が、なんかよくわかりませんでしたけど。
シュートがうまい選手だと思うんですけど。
さらにWNBAに所属しているんでしょ!?
一番度胸がありそうな選手に思いますけど、この試合はミスも目立った気がします。

 

 

3Qは7点差開いて、このままでは10点差つけられてもおかしくないムードの中、栗原三佳が3Pシュートを2本連続決めたのは見事でした。
まぁ、運もありました。
これがなかったら、ほぼ負けていましたね。

 

日本はディフェンスリバウンドがなかなか取れず。
さらにディフェンスリバウンドがなかなか取れず、ディフェンスリバウンドに日本の選手2人が飛びついてファンブルして、相手にボールを取られたりもしていたので…。
体格の差を感じました。
やっぱりでかいほうが有利ですね。

 

 

ベラルーシはインサイドでの得点で高確率にシュートを決めてきました。
日本はパスをまわしてフリーになったらシュートをしていましたけど、やっぱりこのオフェンスは確実性が乏しいと思いました。

 

まぁでもNBAでも、今は3Pシュートが強いチームが勝つ時代ですからね。
日本のバスケットは、今のNBAのオフェンスと似ているところを感じました。

 

相手チームも外のシュートを決められると、ディフェンスの対応に苦戦します。
そういう点でも3Qの栗原三佳が3Pシュートを2本連続決めたのが大きかったと思いました。