ペイサーズvsセルティックス

セルティックス戦はラボイアレンが先発

ペイサーズ5試合目はセルティックス戦でした。
プレーオフ争いのライバルとなりそうなセルティックス。

 

ペイサーズのホームということもあり、ここは勝っておきたいところ。

 

 

ペイサーズのスタメンは

  • PG ジョージヒル
  • SG モンテエリス
  • SF ポールジョージ
  • PF ラボイアレン
  • C  ジョーダンヒル

こんな感じになりました。

 

ついにラボイアレンが先発メンバーですか。
このタイミングでラボイアレンを先発メンバーにするぐらいなら、前シーズンのうちにラボイアレンを先発メンバーにしてよかったと思います。

 

 

ここ最近のラボイアレンのプレイは、ラボイアレンをひいき目にみている自分でさえも、そんなによくないですからね。

 

ラボイアレンのピークは前シーズン序盤で終わってしまったんじゃないかと思っています。
ロイヒバートよりピークが短そうです。

 

 

セルティックスはアイザイアトーマスを先発で出場させていました。
ヘッドコーチとしては、使い方が難しそうです。

 

ポールジョージは相変わらず不調!シュートがリングにもあたらない

第1Q相変わらず不調のポールジョージ。
3Pシュートがリングにもあたりませんが、ジョーダンヒルが低テンションでオフェンスリバウンドを拾いシュートを決めます。

 

ポールジョージのシュートは3Pシュートとみせかけた、ロングパスだった?

 

 

その後もポールジョージのシュートはなかなか決まりませんが、ディフェンスで活躍。
フリースローをこつこつもらって、フリースローは確実に決めるポールジョージ。

 

1Q終盤でやっとFGシュートが入って一安心。

 

 

ラボイアレンも、ミドルレンジシュートを半分ぐらいの確率で決めて、いつものラボイアレンな感じでした。
1Qはペイサーズペースでした。

 

セルティックスはアイザイアトーマスがまだエンジンがかかっていませんでした。

 

第2Qジョージヒルが不調そう

第2Qは前日活躍した、ジョージヒルとロドニースタッキーが不調でした。

 

ロドニースタッキーはジャンプシュートが入らないのでまだわかります。
でもジョージヒルは、フリースローを2Q前半で4本中3本はずし、絶不調そうでした。

 

 

ベンチにさがると、頭を下げおでこあたりにこぶしをあてて、ぶつぶつつぶやいていました。
おまえがリーダーだ!!

 

試合中になんとか調子をもどそうとする姿勢はいいと思います。
ちょっとイライラするところもあったのかもしれません。

 

アイザイアトーマスが少しずつ調子がもどってきていて、さらにラボイアレンとのスクリーンプレイもかみ合っていませんでしたから。
デイビットウエストとはいいコンビだったんですけどね。

 

 

ポールジョージやモンテエリスの3Pが決まり、ジョーダンヒルも地味に得点し、第2Q残り2分ほどのところで10点差つけます。
ただそこからセルティックスのエンジンがかかり、猛然と追い上げ。

 

前半は6点リードで、鬼門の後半を迎えます。

 

 

第3Qついにポールジョージのシュートが決まり始める

第3Qになり、ついにポールジョージのシュートが決まり始めます。
長かったー!

 

5戦目にしてやっと世間の評判に近いポールジョージの活躍が見られました。
いままでまったく入らなかった3Pシュートがぽんぽん入りました。
なんかCJマイルズでも乗り移ったかのようなプレイでした。

 

ただ5試合に一度の大活躍なら、他の選手(CJマイルズで)もできたりしますから。
今後に期待したいです。

 

 

ただ調子がよさそうなポールジョージでしたが、ファウルが4つになりベンチに退きます。
ここからは、セルティックスとペイサーズの点取り合戦となります。

 

ペイサーズはモンテエリスを中心に攻め。
一方のセルティックスは一時期ペイサーズにも所属したエバンターナーが地味に活躍していました。

 

エバンターナーは自分は結構評価しているんですよ。
セルティックスもエバンターナーをスタメンでだしても良かったと思いますが。
セルティックスは層が厚いですね。

 

 

試合は4点差以内のところをいったりきたり。
やや力の差がでたのか、セルティックスに点差をつめられるペイサーズ。
ペイサーズ1点リードで第4Qを迎えます。

 

第4Qペイサーズが意地を見せる

第4Qは今日ペイサーズとしてシーズン試合に出場したグレンロビンソンがペイサーズの窮地を救います。

 

 

オフェンスリバウンドをとってシュートを決めたり、24秒まで残りわずかになってのシュートを決めていました。
この試合FG率75%の10得点の活躍。

 

ラッキーなところもあったかもしれませんが、これが実力の結果だとするのなら、ペイサーズはいい選手を拾ったと思います。

 

 

ただ第4Qはセルティックスがとにかく3Pシュートを決めてきます。
アイザイアトーマスはエンジン全開。

 

アイザイアトーマスに3Pシュートを決められ、その後にはアイザイアトーマスから外に開いていたエバンターナーに3Pを決められ、セルティックスにリードを許します。

 

 

ただここから今日好調のポールジョージが中に切れ込んで、外のロドニースタッキーにパス。
今日は不調そうにみえたロドニースタッキーでしたがなんとか3Pシュートを決めました。

 

ロドニースタッキーの3Pシュートは今シーズンまったく決まっていなかったので、これが決まってよかったです。
これでペイサーズが再逆転。

 

その後は、これまた今日不調そうにみえた、ジョージヒルがフリースローを2本きっちり決めます。

 

 

その後はあーだこーだで、ペイサーズが5点ほどリードします。
ここからがアイザイアトーマスが全開!

 

ペイサーズもちょくちょく得点するのですが、アイザイアトーマスに2回連続3Pシュートを決め、同点に。

 

 

その後はペイサーズがポールジョージの3Pシュート。
ジョーダンヒルのミドルレンジシュートでふたたび5点差にしますが、今度はブラッドリーがエンジン全開でまたセルティックスに同点とされます。

 

 

同点でのペイサーズオフェンスはモンテエリスがファウルをもらって、ボーナスフリースローを獲得。
これを2本きっちり決めてペイサーズが2点リード。

 

最後のセルティックスオフェンスは、エイブリーブラッドリーが3Pシュートをうちますがこれが外れ、ボールはラボイアレンが確保してペイサーズが勝ちました。

 

ペイサーズ 100 − 98 セルティックス

 

【ボックススコアはこちら】
http://jp.global.nba.com/boxscore/#!/0021500060

 

冷静に考えれば、ホームの試合ということでペイサーズが勝たないといけない試合だったので、もうちょっとで負けそうになったのは問題です。
ただ、結果的に勝てたのでよかったです。

 

 

そりゃーいままで勝てないわけですよ。
ポールジョージが好調でこの試合展開なんですから。

 

もしポールジョージのシュートがこの試合も決まらなかったら、10点差ほどつけられて負けていたでしょう。

 

 

ラボイアレンのオフェンスリバウンドからのチップイン率が悪い

ラボイアレンは相変わらずオフェンスリバウンドに絡みます。
ラボイアレンの関係で、セルティックスのビッグマンたちはちょっとイライラしていましたからね。

 

 

ただラボイアレンはオフェンスリバウンドを獲得するのですが、そこからのシュートがまったく入らず。
結局オフェンスリバウンドをとっても、ラボイアレン自体に決定力がないので、点数が伸びないという…。

 

ラボイアレンはオフェンスリバウンドをとったら、一度ボールをもどしたほうが期待感があります。
前シーズンは、みごとにチップインシュートをなんども決めていてペイサーズを救ったのですが、どうもここ最近はオフェンスリバウンドを取った後の動きが悪いです。

 

にしてもラボイアレンがスタメンですか。
ポールジョージがPFに入らないとなると、PFの層が薄すぎますね。
第3Qの終盤にはチェイスバディンガーがPFのポジションに入っていましたし。

 

ポールジョージにはこの活躍をずっと続けてもらわないと厳しい

ポールジョージはやっと活躍しました。

 

守備は序盤からよかったですからね。
序盤のシュートはまったく入らなかったのに、後半よくなったので守備からリズムをつかんだのかもしれません。

 

この活躍を続けてくれるのなら、ペイサーズは上位もみえますが…。
なーんか、まだ信用しきれないところを感じます。

 

1対1で適当なフェイントドリブルをしていたら
「あらららら?」
みたいな感じで、ボールをこぼしてターンオーバーですから。
今日も1つありました。

 

今シーズン、ポールジョージの1対1で相手をふりきってのインサイドシュートは見たことがないです。

 

 

ペイサーズは

  • ジョージヒル
  • ロドニースタッキー
  • CJマイルズ
  • ポールジョージ

この4人の誰か1人は調子がよかったりします。
4人すべて調子がいいときはないのですが、誰かしら好調ですね。

 

逆に考えると、安定した活躍をするのが今日の様子をみてもジョージヒルぐらいしか期待できないです。
ジョージヒルのあの気持ちを切り替えようとする姿勢は、今後も期待できるところを感じます。

 

 

ポールジョージはやっぱりまだ若いです。
試合の中でリズムをつかまないと厳しそうです。

 

ジョーダンヒルがよすぎた

この試合、陰のMVPといってもいいジョーダンヒル。

 

 

最初のポールジョージのエアボール3Pシュートをとって決めたのが大きかったです。
ポールジョージのシュートが外れての、相手の速攻は2点とられたも同然ですから。

 

ジョーダンヒルはオフェンスリバウンドを結構とるんですよね。
そしてシュートもラボイアレンよりは期待感があります。

 

 

というか、ラボイアレンがビッグマンの癖して、インサイドシュートの決定率が低すぎます。
まだミドルレンジシュートのほうが、可能性を感じるところがいけません。

 

ラボイアレンがポストプレイで中に切れ込んだときの、期待のなさは異常!

 

 

でも、今シーズンのペイサーズはビッグマンで勝負しようとはしていませんから。
そう考えると、ジョージヒル・モンテエリス・ポールジョージの3人がもっとがんばらないといけないわけですね。

 

この3人でいつも50点ほどあげているのですが、60点あげてくれないと!

 

次はホームでヒート戦

明日は試合がないので、今日の勝利でいい気分で過ごせます。

 

あさってにホームでヒート戦。
またホームでの試合ということで、これまた勝たないといけない試合で気が重いです。

 

 

勝てば借金がなくなります。
でも、それが当然であって、もし負けたら借金2ということ以上にきびしくなりそうです。

 

それでなくても、もうグリズリーズとジャズにホームで負けていますから。
ホームで負けると、アウエーで勝たないといけなくなるのできついです。

 

残り試合がたくさんあっても、そのほとんどがアウエーとなると、希望が持てませんからね。
今日はほんと勝ててよかったです。

 

負けていたらと思うとぞっとします。