ペイサーズvsウィザーズ プレイオフ

ペイサーズがなんとか勝ち抜き!デイビット・ウエストにまかせとけ!

ペイサーズプレイオフカンファレンスセミファイナル6試合目

 

ウィザーズ戦

 

の感想です。
アウエーでした。

 

【試合結果】
ペイサーズ○93−●80ウィザーズ

 

ペイサーズはプレイオフに入って、ホークス戦のアウエーも含めて
これでアウエーでは5連勝中ということになりました。
アウエーではプレイオフに入って1試合しか負けていません。
いつのまにこんなにアウエーで強くなったんでしょうね。
ホームでは負けますけど。

 

この試合はペイサーズにはめずらしく前半を10点以上リードして終えました。
ただ第3Qと第4Qはウィザーズペースだったのですが
ウィザーズは一瞬で勢いがなくなりました。

 

ペイサーズの選手は全員よかったです。
ベンチメンバーもよかったんですが、エバンターナーだけはやや不調でした。

 

ウィザーズは強かったですが、ちょっと攻め手を選びすぎた気がします。
この試合もゴータット&ネネのシュートが決まっていたので
バックコートの選手より、フロントコートの選手を使って攻めるべきだったと思います。
ウォールとビールのバックコートコンビの攻めにこだわりすぎていた気がします。

 

ペイサーズのほうは

 

デイビット・ウエスト頼み

 

のオフェンスになり、これが結構決まりました。
ホークス第6戦も、デイビットウエスト様様でしたけど
この試合もデイビットウエストの活躍なくしては勝てませんでした。

 

そういう点では、デイビットウエストに結構な年棒を払ったのもよかったのかもしれません。
どうしても点がほしいところでやってくれますね。
いつも怒っていますけど。

 

 

最終的には大差がつきましたが、ペイサーズはプレイオフでは接戦では負けていなかったので
この試合も第4Qに逆転されてから、ペイサーズの粘りがありました。

 

第4Qではなかったら、逆転されたらそこから一気に離されてもおかしくありませんでしたが
ペイサーズにはデイビットウエストという、接戦になると決めてくれる選手がいて助かりました。
逆にウィザーズにはそういった選手がいなかったのが敗因だったのかもしれません。

 

ウィザーズの観客は拍手をしていましたけど、これがペイサーズのファンだったら
納得いかなかったでしょうね。
まぁペイサーズはもっと上を目標にしたチームでもあったので
ここで負けたらファンが怒っても仕方ないと思いますが
ウィザーズのファンは、このペイサーズのプレイオフとの勝負で
ホームでは1勝もあげれなかったのに、この試合でも終盤大差がついても
観客はウィザーズの選手に拍手を送っていたのはいいファンだと思いました。

 

実際ウィザーズは大健闘だったと思います。
ウォールは「ペイサーズをあわてさせた」と言っていますが

 

むしろウィザーズは勝てたシリーズだった

 

と思います。
やっぱり第4戦。あの大逆転が痛かったと思いますね。
第2戦のペイサーズのホームでの試合も、連勝を狙えたところはあったと思います。

 

ウィザーズはゴータットが大当たりだったのですから
もっとゴータットを使っていれば、結果も変わっていたかもしれません。
ロイヒバートは、ウィザーズバックコート陣のペネトレイトには力を発揮しますが
CやPFへのディフェンスはかなり悪いですね。

 

ホークス戦でもロイヒバートとの1対1から
ミルサップに得点を奪われたシーンが多かったですが
このシリーズでもゴータットやネネと1対1になると、常に点を奪われていたような。

 

ホークス戦ではティーグの突進にも無力なロイヒバートでしたが
このウィザーズ戦では、ウォールやビールあたりには脅威になっていたように感じます。

 

【今回の試合のスタッツはこちら】
ボックススコア

 

ポール・ジョージ

オフェンスでは序盤しか目立たなかったが
接戦でのオフェンスファウルを奪った守備はよかった。
あれでウィザーズの集中力が途切れたところがあった。

デイビット・ウエスト

序盤から無双状態。
第3Qあたりで、なかなかディフェンスリバウンドがとれず
やっととったと思ったらポールジョージのファウルになって
ポールジョージに説教(?)をしているシーンもあった。
この試合では3Pを放つシーンもあったが、第5戦での3Pで
味をしめたのかしらないが、この試合では決まらず。

ロイ・ヒバート

序盤は軽快な動きからのフックシュートが決まったり
ホークス戦では決まらなかったミドルレンジからのシュートが決まっていた。
ネネをブロックしたシーンもあったが、ボールに行っていたのに
ファウルと判定された不運もあった。
リバウンドをとったと思ったら、ビールにボールをかっさわれるシーンもあり
キャッチ力をもっと高めないとどうにもならない気がする。

ランス・スティーブンソン

この試合ではデイビットウエストと共にペイサーズをひっぱった。
いつもなら、なんでもないターンオーバーもあったが
今日はミスも少なく、シュートも決まっていて頼りになった。

ジョージ・ヒル

全体的に目立たなかったが、ほしいところでシュートを決めていた。
終盤、中に切れ込んでゴール下を一周してパスをするかと思ったら
パスカットを狙ったウィザーズの隙をつき、スピードダウンして
ゴール下でシュートを決めたのは大きかった。

イアン・マヒンミ

第2Qのペイサーズのリードに一役買った。
チップインのゴールと、バスケットカウントワンスローのシュートがあったが
フリースローは外していたが、十分な活躍だった。

CJ・ワトソン

最近は不調だったが、今日は好調だった。
ファウル狙いのシュートもあり、知的なプレイも目に付いた。
ペイサーズには他にいないタイプの選手にみえた。

ルイス・スコラ

最近はシュートタッチが不調だったが
この試合ではなかなかよかった。

エバン・ターナー 悪かった。パスも悪かったがパスの受け手としても悪かった。
クリス・コープランド

前半終了間際に登場。
マークもわかっているのか3Pラインに立っていると
なかなかそこから離れてくれない。

 

このペイサーズvsウィザーズのシリーズでは、デイビットウエストやロイヒバート
ポールジョージといった面々の活躍は目立ちましたが

 

ジョージ・ヒルの活躍がよかった

 

と思っています。
レギュラーシーズン終盤のウィザーズ戦では
ウォールに好き勝手されていたので、このシリーズではジョージヒルが
それなりにウォールを押さえたところがよかったです。
たまにポールジョージもディフェンスを切り替えていましたけどね。

 

ジョージヒルはレギュラーシーズンの後半は
いてもいなくてもあまり変わらないような選手みたいになっていましたけど
ここにきて調子を上げてきたように感じます。

 

 

このシリーズを振り返ってみると、ウィザーズは勝てた試合がいくつもありましたが
接線になるとペイサーズがその試合を勝利していました。
アンドレミラーあたりはオフェンスで、CJワトソンを相手に翻弄していたので
もっと出場させてもよかったように思います。
まぁウォールの控えということで、出場時間は限られますよね。

 

ゴータットはシュートが好調なときがありましたよね。
第5戦はもちろんのこと、第2戦と第6戦の今回の試合も好調でした。
もっと使っていい選手でしたが、やっぱりウィザーズはウォールのチームということで
ジョンウォールでのオフェンスを第一としたのでしょう。

 

ペイサーズはポールジョージがオフェンスの一番手だと思いますが
この試合ではデイビットウエストを多様したところからも
オフェンスの選択で、勝敗を分けたところがあったように感じました。

 

まぁデイビットウエストはみずから「ボールをよこせ!」みたいなことを言ったのかもしれませんが。
ゴータットは風貌は厳つそうですが、そこまで自分で攻めたがるタイプには見えませんし。
やっぱり今シーズンからウィザーズに入ってきた選手ということで
遠慮しているところもあったのかもしれませんね。
そういうところで、ペイサーズには勝機があったのではないでしょうか。

 

 

これでペイサーズはカンファレンスファイナルに進出することになり
最低でもあと4試合はできることになりました。

 

ホークス第6戦でシーズンが終わっていてもおかしくなかっただけに
ホークス第7戦と、ウィザーズのここまでの全6戦
そしてヒートと4戦以上できるということで
ほんとデイビットウエスト様様なところがありますね。

 

ホームゲームでの収入を考えても
デイビットウエストにそれなりの年棒を払った価値はあったのではないでしょうか。

 

 

ヒート対ネッツの試合もほとんどみましたが
ネッツは第4戦・第5戦と勝てた試合を落としたと思います。
ヒートは終盤強かったというより、終盤にネッツのオフェンスが悪くなったように感じました。

 

ネッツはラプターズ戦の第7戦でも、最後は1点差までつめよられましたけど
終盤に根性をいれれば、ヒートを破っていたかはわかりませんが
もっともつれたシリーズになったと思います。

 

ヒートが磐石に勝利したと見ている人もいるようですが
ヒートの攻め手はそう多くないように感じたので
ペイサーズ的にはどうにかなるんじゃないかと思ったりしています。
クリスボッシュの3Pは対応を考えるべき必要があると思いますが。

 

実際ヒートと試合をしてみないとなんともいえませんが
ホークスの3P連発のオフェンスや、ウィザーズのゴータット無双といったもののほうが
ヒートのオフェンスよりペイサーズ的には脅威ではないかと思います。
まぁホークスやウィザーズからしてみれば、ペイサーズに勝てれば儲けものってことで
駄目でもOKのオフェンスを仕掛けられたという点もあるのでしょうけどね。

 

ペイサーズとヒートでは、ヒートのほうが負けたらファンからのブーイングが多そうなので
ヒートのほうがカンファレンスファイナルの戦いではプレッシャーを感じるように思います。
そういう点で、ホームで強いペイサーズをみせてほしいところです。
ホームでの2連戦が重要になってくるでしょうね。

 

プレイオフに入って、ホームでの初戦を落としているので
ヒートとのホームでの初戦は勝利してほしいところです。

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