ペイサーズはあきらめなかった！？３Ｐが勝負を分けた
ペイサーズプレイオフファーストラウンド４試合目の
ホークス戦
の感想です。
アウエーでした。
【試合結果】
ペイサーズ○９１−●８８ホークス
第４Ｑが熱かったのでこのサイトにはめずらしく、事細かに書いていくことにします。
第４Ｑはペイサーズ６６−ホークス６５の
ペイサーズが１点リードからスタート。
ペイサーズボールで、ＰＧのＣＪワトソンが
するすると中に切れ込んでレイアップ、開始１０秒でペイサーズが２点追加。
これでホークスとは３点差。
簡単すぎてあまり注目されないでしょうが
このゴールは大きかったです。
ペイサーズのオフェンスはいっつもやっとこ決めるという感じですが
これはたった開始１０秒での得点でしたからね。
ペイサーズにこういうＰＧのプレイが飛び出すと楽になるんですけどね。
ホークスはミルサップのゴール下のシュートが
マヒンミのブロックをかわしてゴールに入り、２点返してきます。
ペイサーズ１点リード。
ミルサップは無双状態でした。
ペイサーズはポールジョージのドリブルからのシュートがはずれホークスボール。
ホークスは８番のマークにレイアップさせますが、マヒンミがブロック。
でもまだホークスボールです。
ホークスは再びマークにボールをわたし、ミドルレンジからのシュートをしますが
リムにもあたらずエアボールで２４秒経過でペイサーズボール。
点差は変わらずペイサーズ１点リードのまま残り１０分４３秒。
ペイサーズはＣＪワトソンの、ミドルレンジからのジャンプショットが決まらずホークスボール。
僅差でリードをしていると、オフェンスが淡白になるのがペイサーズの悪さですね。
ホークスは、ミルサップにボールを集めますが、マヒンミのマークがきつく
ミルサップは外に大きくだします。
残り時間３秒で、あわてたホークスは外に走りこんだミルサップにボールをわたし
ミルサップはそのまま３Ｐラインの外からシュート。
これが決まってホークスに３点入ります。観客が一番沸いたところではないでしょうか。
これでホークス２点リード。
ペイサーズは外にまっていたポールジョージにパスを出し
ワンフェイクいれてからの、中に切れ込んでタフレイアップを決めて２点返します
これで同点。
ポールジョージは、ファウルじゃないかとアピールしていましたね。
ホークスはルイスウイリアムスにボールをもたせシュート。
ペイサーズはエバンターナーがファウルをしたらしく、ホークスの２ＦＴとなります。
エバンターナーはほとんど触っていませんでしたが
この試合は審判の笛がペイサーズにはきびしかったです。
２本とも決めて、ホークス２点リード。
ペイサーズはワトソンからのポールジョージのナイスパスが通り２点かえし
再び同点。
この試合ではワトソンからのポールジョージのコンビが決まっていました。
３Ｑでは、ワトソンからのアリウープパスがポールジョージのダンクにつながっていました。
ホークスはミルサップが中に切れ込んでのレイアップが決まり
再びホークス２点リード。
ペイサーズはエバンターナーのジャンプショットがはずれ
ホークスはルイスウイリアムスが中に切れ込んでレイアップをしますが
ブロックなのか、中途半端なシュートなのかよくわからない感じで
リムにもあたらずペイサーズの選手にボールが落ちてきます。
ペイサーズはポールジョージが３Ｐを放ちますがはずれ
オフェンスリバウンドをエバンターナーとＣＪワトソンで争って
ボールが外にでて、ホークスボールとなります。
悪い意味でのいつものペイサーズらしさがでてきました。
ホークス２点リードのまま、ホークスボールです。
残り８：１９。
ホークスはカイルコーバーの３Ｐが決まり
これでホークスのリードは５点に広がります。。
ペイサーズはスコラのミドルレンジシュートが決まり２点返します。
これでホークスのリードは３点。
ホークスはティーグの３Ｐが決まり。
これで６点差。
ここで自分は半分あきらめました。
ペイサーズはＣＪワトソンの、中に切れ込むとみせかけての
ドリブルを停止してのフリースローラインあたりからのジャンプショットで２点返します。
これで４点差に縮まります。
ホークスはミルサップの３Ｐがはずれますが
そのボールをティーグがオフェンスリバウンド。
その後ホークスボールとなりますが、ミルサップがターンオーバー。
ポールジョージから、外にまっていたＣＪワトソンにパスをしますが
ＣＪワトソンの３Ｐは決まらず。
それでもオフェンスリバウンドをマヒンミがとります。
ポールジョージにボールがわたって、外で軽くドリブルをして
３Ｐを放ちますが、これがエアボールでいまだにホークス４点リード。
しかもホークスボールです。
ホークスは３２番スコットのレイアップがはずれペイサーズボール。
デイビットウエストのシュートがはずれますが、そのボールをジョージヒルがとり
そのまま押し込んでこれで２点返し、ホークス２点リード。
７８−８０。
このジョージヒルのオフェンスリバウンドは大きかったですね。
基本ジョージヒルのオフェンスはここ最近期待できなかったので。
ホークスはミルサップにボールをあずけますが、ボールをファンブルしてジャンプボール。
ジャンプボールでも、ボールはティーグのところに落ちてホークスボール。
ティーグのジャンプショットははずして、そのリバウンドをＣＪワトソンが拾います。
このリバウンドは大きかったです。
紙一重でワトソンが拾えましたが、いままでのペイサーズでは
再びホークスにボールを拾われていたケースでしたから。
さっきのジョージヒルのオフェンスリバウンドといい
ＰＧ選手のリバウンドがでてきたところに、まだペイサーズに運がありました。
ポールジョージが中に切れ込んで、スコラにパスをだしますが
フリーのスコラはシュートを決めきれず。
逆にホークスはティーグの３Ｐが決まり、これでホークス５点リード。
ここらへんで、自分はほぼあきらめました。
全体的にペイサーズは運がありませんでしたし
審判の笛も、ペイサーズに不利な感じがありましたから。
ペイサーズはスコラにボールがわたり、シュートフェイントからの
外にまっていたジョージヒルにパス。
３Ｐが決まり、これでホークスは２点リード。
外れたら勝利はかなり難しくなるというところでペイサーズが底力をみせます。
８１−８３。
ホークスはミルサップのシュートからのパスで３２番スコットにパス。
スコットはゴール下のシュートで、ペイサーズはファウルをとられます。
フリースローを２本ともきめられ、これでホークス４点リード！
残り時間３：５６。
ペイサーズはポールジョージから、スコラにパスがわたり
フリーのスコラがこんどはミドルレンジからのシュートを確実に決めます。
これでホークス２点リード。
ホークスはティーグのドリブルからのジャンプシュートがはずれてペイサーズボール。
ペイサーズはさっきと似たような感じの位置でスコラにボールがわたり
こんどはフェイントから中に切れ込んでレイアップをしますが
外す上にノーファウル。
ホークス２点リードのまま残り３分！
ホークスは外でドフリーでいた３２番スコットにボールを回し３Ｐシュート。
これが外れてランススティーブンソンがリバウンドをとります。
ロイヒバートがいなくてよかったー！
ロイヒバートだったら、このリバウンド取れませんでしたよ！
ペイサーズボールでデイビットウエストがシュートでファウルをもらい
２本ともＦＴを外します。
いまだにホークス２点リードで、ホークスボールです。
ホークスはティーグが中に切れ込みますが
ゴール下を１週しようとしたところでスリップして足がでてターンオーバー。
ペイサーズボールになります。
ペイサーズはポールジョージの３Ｐシュートが決まり。
ここでついにホークス２点リードから、一気にペイサーズ１点リードに逆転します。
のこり２：１０。
ホークスはミルサップにボールをいれようとしますが
デイビットウエストがこれをスティールではじいたところをポールジョージが抑えます。
ホークスのターンオーバーで、ペイサーズボールになります。
ペイサーズはジョージヒルが中に切れ込んでの
外にまっていたデイビットウエストにパスをだし
３Ｐラインの外からデイビットウエストが３Ｐを放ち、これが決まります。
相手選手もデイビットウエストにミドルレンジのシュートはあっても
３Ｐシュートはないと思い、ポールジョージにダブルチームを行き気味でした。
いつもはホークスにやられていたことを、ペイサーズがここでやり返しました。
ペイサーズ４点リードで１：３３。
勝ったと思いましたよ。
いや、４点リードですから、かなり勝ちは近くなったわけです。
ホークスはコーバーに３Ｐをうたせ、これをペイサーズがファウル。
コーバーに３つのＦＴが与えられて、３つとも決めます。
ペイサーズ１点リード。
一瞬で勝負の行方がわからなくなりました。
ペイサーズはデイビットウエストががつがつ中にいこうとしての
外でまっていたランススティーブンソンにパス。
３Ｐは外れますが、オフェンスリバウンドをポールジョージが確保。
運がまだありました。
こんどはポールジョージが中に切れ込んでからの
外でまっていたジョージヒルにパス。
ジョージヒルは３Ｐをうつとみせかけてのフェイントで
するすると中に切れ込みレイアップをうちます。
これが決まります。
最近のジョージヒルの消極性がここで生きました。
３Ｐを決めていたのなら、ほぼ勝ちでしたが外れたら
勝負の行方はわかりませんでしたから。
３Ｐをうつとみせかけてのフェイントからの中に切れ込んでいくのは
ホークスとしては予想外の動きで、対応が悪かったようにみえました。
これでペイサーズが３点リードで残り時間５６秒。
ホークスはミルサップにボールを渡しますが
ここでもミルサップのパスはターンオーバー。
ミルサップのシュートは無双状態でしたが、ターンオーバーにペイサーズは助けられました。
ペイサーズ３点リードのまま、残り３２秒。
ペイサーズはランススティーブンソンのドリブルからボールをファンブルして
ジャンプボールとなります。
これをランススティーブンソンが勝つのですが、ボールはコートの外に飛んでいきました。
残り１３秒でホークスボールです。
ホークスは中にいたミルサップにボールをわたし、レイアップさせますが
シュートははずれ、このボールをデイビットウエストが確保。
ホークスのアンティッチにボールをつかまれそうになりますが
アンティッチのファウルとなり、ペイサーズボールとなります。
ペイサーズ３点リードで残り８秒。
これで勝ったと思いました。
残り７．５秒でペイサーズボールですよ！？
負けるイメージがわかないです。
そしてポールジョージがファウルをもらって、ＦＴを獲得。
そのＦＴを外します。
いや、１本ではなくて
２本ともフリースローを外していました
一気にペイサーズの負けるイメージがわいてきました。
解説者も「アンビリーバボー」とのこと。
ペイサーズ３点リードで、残り６．９秒でホークスボールとなります。
ホークス最後の攻めは、うまくボールがまわせませんが
外にいたアンティッチに３Ｐをうたせ、これがリムにはじかれ
ペイサーズ９１−ホークス８８
で、ぎりぎりペイサーズの勝利でした。
【今回の試合のスタッツはこちら】
⇒ボックススコア
今日の試合もほとんどペイサーズの負け試合でした。
第２Ｑか第３Ｑか忘れましたけど、１０点差ついたときは
自分は次のホームの試合のことを考えていましたけど
ペイサーズは劣勢になれているというか、むしろ劣勢を望んでいるのか知りませんが
劣勢になり、みているほうは「もうダメだ」と思うと
選手たちは、それなりに力を発揮したりしますね。
この試合でもロイヒバートはそれなりにやっていましたが
いまだにボールが手につかない感じで、復調するにはまだまだ遠そうです。
ジョージヒルがそれなりのスタッツを残しましたけど
ＣＪワトソンのプレイをみていると、ジョージヒルは
ペイサーズが不調になっている原因かと思われます。
ジョージヒルは１対１で抜いていくということがほとんどないんですよね。
この試合ではちょくちょくありましたけど。
今日の試合ではスタメンメンバーのスクリーン使用率が低かったです。
ベンチメンバーになると、スクリーンを多用して
それなりに多くのメンツが動きがあるのに
スタメンメンバーになると、常に１対１みたいな感じで
フリーの状態からシュートということがないので効率が悪いです。
この試合はエバンターナーが好調でした。
後半は空気でしたが、前半はエバンターナーが引っ張っていました。
ランススティーブンソンはファウルが増えてベンチにもどりましたけど
今日の調子はそれほどよくなかったようで、そういう点では運があったのかもしれません。
この試合
審判の笛がホークスに有利だった
と思います。
そんなことを言ったらいけないのかもしれませんが、ペイサーズとしては
ストレスがたまる展開だったように感じますね。
よく勝ったものです。
前回の試合でティーグの足がでていたのにプレイが続いたこともあり
今日はビデオ判定で確認するシーンが多かったです。
これはペイサーズ側にも不利になる可能性があるので
別にいいことでもなんでもないですよね。
前の試合はたまたまホークス側のほうで笛が吹かれなかっただけで
もしかしたらペイサーズ側もそういうことがあったかもしれませんから。
レギュラーシーズンでも、ペイサーズｖｓピストンズの大逆転劇を演じたときにも
ポールジョージの足がでていましたけど、そのまま試合は続けられましたからね。
だから審判を頼りにする時点でダメなんでしょうね。
ドックリバースも言っていましたけど
審判のミスジャッジで負けるようでは弱い
のだと思います。
審判がミスジャッジをしても、勝てるぐらいの強さがなくてはいけないわけですね。
ペイサーズは第１シードなわけなので、第８シードのホークス相手ならば
審判のミスジャッジぐらい、いいハンデぐらいに思ってやらないと
ここでいっぱいいっぱいの試合をしているようでは、次が厳しいと思うのですが
そもそもその次のステージにいけるのかどうかも、微妙な感じですからね＾＾；
この試合もペイサーズ有利というより、ホークス有利だったわけで
よくこの４試合、すべてホークス有利の展開から２勝あげたものだと思います。
ホークスは第４Ｑの前半はよかったですが、後半に急に息切れしましたね。
ペイサーズとしてはミルサップよりも、ティーグに突っ込まれたほうがいやだったと思います。
ミルサップは今日の試合無双状態でしたからね
そういう点でも、ホークスベンチはミルサップでの勝負を選択したのでしょうが
いままでの４試合をみても、どうみてもティーグにやられているシーンのほうが
目に付いたんですけどね。
ミルサップは、シュートが好調なだけで
ペイサーズ的には、守れていないというわけではなかったような。
でも、ティーグはシュートが好調な点もあるでしょうが
ペイサーズ的には、止めきれないところがみうけられます。
そういう点で、ホークスはミルサップでの勝負を選択してくれたことが
勝利につながったのかもしれません。
ミルサップも第４Ｑの終盤はミスばかりだったので
途中で攻めのオプションを切り替えるかと思いましたが
最後までミルサップでのオフェンスにこだわってくれたところが
ペイサーズ的には助かったところがありましたね。
いやー、それにしてもこの１勝は大きいです。
ホームコートアドバンテージを取り返したわけですが
ここ４試合すべてホークスペースなわけで
まだまだペイサーズは油断できませんね。
むしろもう１敗もできないぐらいでいかないと、厳しいような気がします。
ホームで負けなければいいわけですが
アウエーでもう１試合ありますけど、それに勝ちたいですね。
７戦までもつれこむと、どちらが勝つのかわかったものではありません。
もうペイサーズ、冗談抜きに１敗もできないと思いますけど。
今回の勝利で、ペイサーズの選手の調子があがってくれるといいのですが
オフェンスの展開があまりにも悪いので、調子がどうのこうのよりも
もっとＰＧがスクリーンを使って切り込んで、そこからのシュートやパスを増やさないと
毎回１対１でのオフェンスというのも、きびしいように感じますね。
今回の第４戦は、ペイサーズの試合がよかったというわけではないのですが
よく勝てたものだと思います。
自分は「もう無理だな」と思ったんですが、ペイサーズの選手はあきらめず
よく戦ったと思います。
ほんと、よく勝てたなぁ。
一度でいいから序盤から大量リードで
そのまま試合を終わらせてほしいです。
前半終了時点で、ペイサーズが１０点以上リードをして終えることなんて
ここ最近まったくないように感じます。
今日も第１Ｑはペイサーズの３Ｐが２本連続決まり。
６点差をつけたんですが、そこからホークスにどんどんと点を返されましたからね。
でもそこからエバンターナーの活躍もあり
第１Ｑは２９−２２で７点差もつけたわけで
なぜ第２Ｑで減速してしまうのか謎でした。
第２Ｑはペイサーズは１３点しかとれていないとか危険すぎますよ！
ほんと一度でいいから、序盤からリードして
そのまま大量リードをつけて終了する試合をみせてほしいです。
第２戦も最終的には点差がつきましたが
前半終了時点では、ホークスのほうがペースを握っていましたからね。
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