ペイサーズ

プレイイントーナメントを考える

今回のNBAではプレイイントーナメントがあるようで。
これが結構謎なんですが、今調べてみたら

 

レギュラーシーズン7位から10位が参加

 

まずはこういう感じみたいです。
つまり、レギュラーシーズンは10位で終えても、そこからプレイオフに行けるチャンスがあるってことになります。

 

こうなると、ペイサーズの順位は現在10位ですから
「プレイイントーナメントいいじゃん」
と思ったりしますけど、どうでも自分的にはあまりよくないんじゃないかと思ったりしています。

 

 

で、このプレイイントーナメントですけど。
1勝するかどうかの勝負になるようで、一発勝負ということになります。
プレイオフで最高に弱いペイサーズにとっては、ここが最大のデメリットになってきそうです。

 

 

 

プレイイントーナメントでの対戦は…

  • 7位vs8位で勝負⇒勝ったら7位でプレイオフ
  • 9位vs10位で勝負⇒負けたら敗退

こんな感じみたいですね。

 

てっきり7位vs10位、8位vs9位とかになるかと思いましたけど。
そういうわけではないようです。
なんだかんだで8位までに入ったほうが恩恵が大きく。
9位10位からプレイオフに行くのは大変なわけです。

 

 

最後は
7位vs8位で負けたチームvs9位10位で勝ったチーム⇒勝ったら8位でプレイオフ
こういう風になるようです。

 

 

ということで整理してみると

  • 7位⇒プレイオフ7位・8位・敗退
  • 8位⇒プレイオフ7位・8位・敗退
  • 9位⇒プレイオフ8位・敗退
  • 10位⇒プレイオフ8位・敗退

こういう選択肢があるわけです。

 

ただこうやってみると、7位と8位はプレイオフの対戦相手…。
いわゆる1位と2位になりますけど、そこを考えての試合内容もあーだこーだなってくるかもしれません。
でも負ければプレイオフにいけずに敗退の可能性もあるので、そんなことは言ってられないか…。
一発勝負になるので、わざと負けて8位狙いとかできないでしょうね。

 

7位も8位も1勝すればプレイオフにいけます。
逆にプレイオフにいけないパターンは2連敗となりますね。
少なくとも7位と8位のどちらかのチームは確実にプレイオフにはいけます。

 

 

一方の9位と10位はプレイオフに行くには2連勝が条件となります。
1回負ければそこで敗退です。
2連勝してやっとプレイオフ8位にすべりこみってことで、プレイオフに行っても対戦相手が1位のチームとなりますから。
かなりきつい感じがありますね。

 

もちろんどちらのチームもプレイオフにいけない可能性があるわけで。
9位10位になっても、プレイオフに行くのはきびしいと考えたほうがいいと思います。
ただ1発勝負ということで、勢いがあれば戦力的に下とみられても、相手チームを破ることは十分できそうな気がします。

 

 

 

 

 

ペイサーズにとってのメリット

プレイイントーナメントのペイサーズにとってのメリットは…。
ペイサーズが現在10位となっていますから、そういう点で滑り込めるって所だと思います。

 

今シーズンのペイサーズは出だしはなかなかよかったですけど、ここ最近は負けが多くなってきて
10位に入れるのかどうかも結構微妙な気がしないでもないです。

 

 

ただ、まぁ10位に入れば対戦相手はペイサーズと比べてもそれほど実力差が開いているとは思えないので。
ペイサーズとしてはチャンスはあると思いますね。

 

 

 

 

ペイサーズにとってのデメリット

ペイサーズにとってのデメリットは、さっきも書きましたけど
ペイサーズはプレイオフでとことん弱いので、1発勝負のプレイイントーナメントでも弱い可能性があるってことだと思います。

 

変な話10位で2連勝できればラッキーですが。
これが7位か8位になったのに、2連敗してプレイオフにいけないという可能性もあります。
むしろこの可能性が高いような気がします。

 

 

となると、ペイサーズとしてはなんとか6位にすべりこみたいわけですが。
現在10位にいるわけで、ここから6位まで行くとなると結構きつい気がします。

 

もしペイサーズが7位になったとしても、初戦でやぶれれば8位でプレイオフという可能性もあるわけで。
プレイオフで弱いペイサーズにとっては、プレイイントーナメントはできれば避けたいものだと思いますね。

 

 

後は、前評判が高いチームがレギュラーシーズンぐだぐだで9位や10位になったとしても、そこからプレイオフに来る可能性があるっていうのもいやなところを感じます。
特にいままでのレギュラーシーズンでも9位でプレイオフを逃す強豪チームとかちょくちょくあった気がするので。
そういうチームがプレイオフに入ってくると、レギュラーシーズンで1位になったとしても、そこからひっくり返されたりするかも…。
まぁペイサーズがレギュラーシーズン1位になる時代が今後近いうちにあるのか知りませんけど。
少なくとも今シーズンはないと思うので、そこらへんはどうでもいいのか。

 

このプレイイントーナメントが今後もあるのかどうかはわからないですからね。

 

 

 

 

 

プレイイントーナメントは今後はどうなる?

個人的にNBAのレギュラーシーズンの後半は最高につまらないというか。
プレイオフ争いをしているチームはおもしろくても、プレイオフを決めてしまったらかなりつまらない試合というか。
どんなにプレイオフの順位が大事だとしても、プレイオフを決めてしまうと消化試合な雰囲気があって、盛り上がりに欠けていた気がします。

 

なのでこのプレイイントーナメントなら、プレイオフを決めたと言ってもそれは6位以内を確定させないといけませんし。
プレイオフにいける可能性があるのが10位までとなると、10位までに入るとなると全チームの3分の2になるわけで、そう簡単には消化試合はできないと思います。

 

そういう点で、もりあがってくるところはあると思います。
プレイオフ進出を決める前に、10位までを決めることにあーだこーだになるわけで。
プレイオフ常連チームは6位以内になるために必死になり。
プレイオフに毎回行けていないチームは10位以内になることに必死になるわけで。
見ているほうとしては、重要な試合が増えるわけで楽しくなるところがあると思います。

 

 

結局のところ、そういうのはエンターテイメントなので。
じゃんけんでもそうですが、なにもかかっていないじゃんけんと、お金がかかったじゃんけんではおもしろさがまったく違うので。
NBAを盛り上げるっていう意味では、このプレイイントーナメントは今後も続いていくんじゃないかと思います。

 

ただ、このプレイイントーナメントは一発勝負ということになるので。
あまりにも短期決戦過ぎるような気もしますけどね。

 

9位と10位は1発勝負でもしょうがないとしても。
7位と8位の敗者のほうは9位10位の勝者と戦う8位プレイオフの座をかけての勝負はもうちょっと救いがあってもよさそうな気もしますけど…。

 

 

前は勝率で一定以上の差があーだこーだの設定があって。
これがあったからイーストのほうはなにもなかった一方で、ウエストのほうはブレイザーズとグリズリーズがプレイイントーナメントをやったのかな?

 

でもこの勝率の設定がなくなったようで。
これでイーストのほうもおもしろくなったのではないでしょうか。
まぁ7位8位になったのに、このプレイイントーナメントで負けたらモヤっとするところが強そうですが。

 

 

ペイサーズはここ最近プレイオフにでていますけど。
このプレイイントーナメントで足をすくわれて、プレイオフにいけないシーズンとかでてきそうな気がしないでもない。

 

レギュラーシーズンで7位や8位が多そうな、ペイサーズやスパーズあたりは嫌なシステムかも。
まぁ逆に考えれば、9位10位でもプレイイントーナメントがあるので、最後まで楽しめるところがあるかもしれません。

 

 

プレイイントーナメント自体ではなく。
そこまでに行くためのレギュラーシーズンの試合を盛り上げるためのシステムと考えたほうがいいのかもしれませんね。

 

プレイイントーナメントの試合自体はもやっとするところが強くても。
そのプレイイントーナメントに出場するためのレギュラーシーズンの試合はもりあがりそうなので。
そういう点では価値はあると思います。

 

なんだかんだでレギュラーシーズンでも本気な感じの試合は楽しいですからね。
多くの人はプレイオフからが本番とか行っていますけど、レギュラーシーズンのガチの試合も十分おもしろいというか。
自分的には、そっちのほうが結構好みだったりするので…。

 

プレイオフはなんかモヤっとするところが多すぎないか…。
いや、ペイサーズがプレイオフで弱いからとかではなく。
同じチームと連続で試合で、先に4勝とかになると、2勝目3勝目あたりのところがどうも記憶に残らないような…。