ペイサーズvsウィザーズ プレイオフ

ウィザーズがFTで自滅!いままでのペイサーズをみているかのようだった

ペイサーズプレイオフカンファレンスセミファイナル3試合目

 

ウィザーズ戦

 

の感想です。
アウエーでした。

 

【試合結果】
ペイサーズ○85−●63ウィザーズ

 

今日のウィザーズは、プレイオフ1回戦のホークスと戦っていたときの
ペイサーズのようにボロボロになっていたのでみていて不憫でした。
第3Qまではいい戦いをしていたのですが、ウィザーズは一瞬で
緊張感が切れてしまったのか、ミスを連続していました。

 

ウィザーズは

 

フリースローが悪すぎる

 

のが敗因でした。
3Qで得点が離されつつあったときにネネが2本連続外した後に
ウォールもフリースローを外していましたからね。
すべてとはいかなくても、ネネは1本でも決めていたのなら
ここまで悪い試合展開にはならなかったと思います。
まさかのフリースローで流れが変わって、ここまで大差がつくとは思いませんでした。

 

 

ペイサーズの序盤はロイヒバートはそこそこ活躍していましたが
リバウンドがまったくとれず、アリーザにオフェンスリバウンドをとられまくりで
今日のロイヒバートはそれなりの結果を残していますが
リバウンドという点では、まだまだ物足りなさを感じました。

 

リバウンドがまったくとれず
「再びロイヒバート叩きが始まるのか!?」
と思ったら、急に躍動しはじめましたけど。
ヒバートセーフ!!

 

前半のペイサーズは全体的にシュートが不調で
得点できる気配があまりなかったのですが
ウィザーズもお付き合いしていて、いままでだったら一気に離されて
試合が決定付けられてもおかしくない場面もありましたが
前半はなぜかペイサーズ1点リードで終わりました。

 

前半はルイススコラが特に悪かったです。
もうルイススコラは出さないほうがいいんじゃないかと思います。
スタッツ的にはそれなりのものをだしていますけど
試合がほぼ決定づいてからの大爆発であって
接戦の場面ではスコラはほとんど役に立っていませんでした。

 

 

ペイサーズの第3Qは、ポールジョージとジョージヒルの3P
その後のポールジョージのスティールから、ジョージヒルに渡り
最後はランススティーブンソンのバスケットカウントワンスローが大きかったです。
どうもフリースローは外したみたいですけど
あれもウィザーズの集中が切れてしまった要因であったと思うので
特にポールジョージとジョージヒルの3Pは
少し離れたところからの3Pシュートだったので、ウィザーズもノーマークで
外したら暴投ともとられる位置からの3Pでした。
それが2本とも入ったのはペイサーズ的には大きかったです。

 

2人とも、時間がなくてしょうがなく放ったというより
迷いなく3Pを放っていましたから、決めれる自身はあったのでしょうね。

 

4Qのいやな時間帯での、イアンマヒンミのFT2本成功も大きかったです。
この試合はやっぱりフリースローのデキが勝負をわけましたね。
第2戦でも、ウィザーズはフリースローを外したために負けてしまったところがあるので
ペイサーズはこの2試合、ウィザーズのフリースローの悪さに救われました。

 

ウィザーズの得点が合計63点で、ペイサーズの守備がすごいようにみえますが
実際のところは、ウィザーズがフリースローを外して、悪い流れをつくってしまっただけで
試合を見ている人ならわかると思いますが
ペイサーズの守備がそれほどよかったとも思えませんでした。

 

ペイサーズはターンオーバーも10個と
それほどいい攻めをしているともみえませんでしたが
いつもと比べるとミスも少なく、毎回このぐらいのターンオーバーなら
もっと強豪なイメージがつくのでしょうけどね。

 

実際「ターンオーバー10個で少なくてよかった」と思えてしまう時点で
問題があるのでしょうけど。
勝てたら、ターンオーバー10個でも少なくてよかったと感じる不思議です。

 

【今回の試合のスタッツはこちら】
ボックススコア

 

【この試合のペイサーズの選手】

ポール・ジョージ

オフェンスはイマイチだったが、フリースローを
10本中9本成功はよかった。
やや距離がある3Pを決めたのも、いままでの3Pの悪さを考えると
ウィザーズに与えるダメージは大きかった。
スティールをして転んだ後に、すぐパスに転じたシーンもよかった。

デイビット・ウエスト

前半は悪かったが3Qの突き放すときにシュートが決まり始める。
ウィザーズとしては、これ以上点差を離されたくないというところで
ウエストにタフショットを決められたところが精神的に堪えたようにみえた。

ロイ・ヒバート

それほどよくもなかったが、悪かったときと比べればよかった。
センターらしからぬシュートが2つほどあった。
決まったからよかったものの、あれを外していれば
また叩かれることにつながる可能性もあったわけで自重すべきかと。

ランス・スティーブンソン

活躍しているようにみえて、スタッツをみると
それほどいい成績を残していない不思議。
ただリバウンドを計算できるところが大きい。

ジョージ・ヒル

ここ最近、ペイサーズスタメン陣の中では一番好調。
今日の試合は、やや消極的なジョージヒルに戻りつつあったが
3Pを5本中3本成功は立派。

イアン・マヒンミ

リバウンドと、第4Qのフリースローを2本とも決めたのが大きかった。
オフェンスリバウンドを競ろうという姿勢がみえるのがよかった。

CJ・ワトソン 前回にひきつづき、今回の試合でも不調。
ルイス・スコラ

接戦のときはシュートがまったく決まらず
この試合負けていたのなら、戦犯となってもおかしくなかった。
試合が決定づいてから登場してくると、無双状態で合計11得点。
スタッツをみると大活躍をしているようにみえる不思議。

エバン・ターナー

第2戦はアシストが目立ったが、今日は強引なシュートが目立った。
あまりシュート成功率はよくなかったが
スコラにシュートをうたせるよりは可能性を感じた。

ラスール・バトラー

試合が決定づいてから登場。
試合終了も近づいて、時間を使ったプレイをするかと思いきや
ウィザーズの油断をついて、ゴール下にいたスコラにナイスパスをおくる。

 

今日のペイサーズの選手は決してよくありませんでした。
実際第3Qのウォールからビールへのアリウープが決まったときには
この流れだとウィザーズが有利のように感じました。

 

ただ、そこからのポールジョージの3P、ジョージヒルの3P
ランススティーブンソンのバスケットカウントワンスローが効きました。
フリースローははずしましたけど、もしあれを決めてなかったら
2FTで2本とも外していたかもしれないので、そう考えると決まったのは大きかったです。

 

 

ウィザーズはネネのフリースローが誤算でした。
ネネのスタッツをみると結構ひどいんですが
試合をみた感じでは、ペイサーズ的にはなかなか脅威だった気がします。
ペイサーズがファウルをしながらも止めたところがよかったのかもしれません。
別に狙ってファウルしたわけではないでしょうけど。

 

第1Qはアリーザのオフェンスリバウンドが脅威でした。
ウィザーズが勝っていれば、このオフェンスリバウンドをとっていたのが
ピックアップされていたのでしょうけど、大敗で忘れられているのがかわいそうです。

 

ウィザーズとしては第1Qと第2Qでペイサーズを突き放せなかったどころか
1点リードされて前半を終えたところが誤算だったように感じます。

 

後半は集中力を切らして、バットパスが多かったですが
前半は決して悪くありませんでしたから。

 

でも、ペイサーズもホークスのプレイオフ1戦目で似たようなことをしてしまったので
ウィザーズの気持ちがわからなくもないんですよね。
相手チームがつぎつぎとシュートを決める中、こちらのシュートが決まらない中で
ロイヒバートの2つのFT連続失敗で、雰囲気が最悪になってしまいましたから。

 

今回のネネのフリースローの失敗も、あのときのペイサーズと似たところを感じました。
FTの失敗は、周りにも伝染するのかもしれません。

 

 

これでペイサーズはホームコートアドバンテージを奪い返しましたが
ここ最近のペイサーズのことを考えると、ホームで確実に勝てるという保障もありません。
なので次の試合もぜひとりたいところですが
そこまで入れ込んで視聴しなくてもすみそうです。

 

今日の試合も、前回ロイヒバートが復活したからか
なぜかペイサーズ側に余裕があったように感じられました。
1勝1敗でホームコートアドバンテージがウィザーズに移っていて
しかもウィザーズのホームでの試合ということで
よーく考えれば、ウィザーズが有利な状況だったはずなんですけど。
そういうのはあまり感じませんでした。

 

今日ペイサーズが負けていたら、そうとうペイサーズは深刻に考えたと思いますが。
なぜかこの試合をやる前は、気楽にプレイできたところがありました。
前回の試合で流れがペイサーズにあると、選手もファンも思っていたのかもしれません。

 

この試合に勝ったことで、ペイサーズは少なくとも
あと3試合はできることが確定しました。
プレイオフ1回戦の第6戦でシーズンが終わっていてもおかしくなかったのに
デイビットウエスト様々のおかげで、ずいぶん長くシーズンが続いています。

 

ほんと、あれはそうとうな逆転劇だったと思います。
デイビットウエストのシュートもそうですが、スティールが効いていましたね。
そもそもホークスとの第4戦でデイビットウエストがフリーから3Pを決めましたけど

 

デイビットウエストの3Pなんて滅多にない

 

わけで、よく決まったものだと思います。
なぜか、そこまで驚いていない人が多いんですが
デイビットウエストに3Pを放つ能力とかあたりまえのようにありましたっけ?
たしかにミドルレンジからのシュートが多いので
シュートがうまいイメージがありますけど…。

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