ペイサーズ

ペイサーズvsマジック

ペイサーズ10試合目はアウエーでのマジック戦です。

 

 

マジックが前半高確率でシュートを決めてきて
「あ、これ、相手が良すぎて勝てないパターンだ」
と思ったんですが。

 

後半になると、マジックが急にシュートが入らなくなり。
ペイサーズが終盤結構余裕を持って勝利することになりました。
どうした?

 

 

いや、前半のマジックがシュート入りすぎていました。
みんな3Pシュートをぽんぽん決めすぎて、ペイサーズも悪くなかったんですが勝つのは難しく感じました。

 

ペイサーズのディフェンスが悪いとかそういうわけでもなかったと思うんですけど。
どうしようもないときってあるというか…。

 

前半と後半のディフェンスで変わったところは、単にこぼれ球への執念が上がっただけで。
別に相手シュートへのディフェンスがよくなったとかはなかった気がしますけどね…。
どうしたマジック…。

 

 

アウエーでの試合となると、相手チームからすればもちろんホームでの試合ということで。
こういう相手のシュートが入りすぎて、決してペイサーズは悪くなかったんだけど勝てなかった…。
そういう試合も出てくると思うんです。

 

この試合がそんな感じになるかと思いきや。
マジックの失速というか、前半のシュート入りすぎな感じはちょっと恐怖でしたね…。

 

 

【ボックススコアはこちら】
ボックススコア

 

ペイサーズからしてみれば、前半は
「マジックのシュートが入りすぎてきつい」
って感じでしたけど。

 

こうやってボックススコアを見ると、マジックからしたら
「ペイサーズのシュートが入りすぎでしょ」
な感じになっているんですよね。
そういう点では、運がなかったのはマジックのほうだったのかな。

 

 

ペイサーズはFGが50%以上の3P率が40%以上ですからね。
マジックもFG&3Pともに40%以上だったので、悪くなかっただけに。

 

結果的にペイサーズが勝てたので
「ペイサーズのほうがシュートが入りすぎた」
な感じの試合になりましたね。

 

ペイサーズも悪くなかったというか。
もしシュートが入らなかったら、前半で決められてしまっていた可能性もあった試合だったと思います。

 

 

 

 

 

有効なパスと、単に預けるパスな差

サボニスとマクダーモットのコンビは、前シーズンから連携がよかったわけで。
ここ最近はそういう連携も結構あったりするので、サボニスとマクダーモットはセットで使ったほうがいいと思うんですよね。
まぁ、それは置いといて…。

 

 

マイルズターナーとサボニスの差というのは
マイルズターナー⇒シュートチャンスがなければパスを他の選手に預けるだけ
サボニス⇒パスで周りの選手を活かす
ここらへんの差もあると思うんです。

 

サボニスにはパスセンスがあって。
マイルズターナーも球離れがいいんですけど、それは決してパスセンスがいいとかではなく。
自分にシュートチャンスがないから、周りにボールを預けるだけって感じですね。

 

 

こうやって書くと
「マイルズターナー、ダメじゃん」
ってなりそうですけど。

 

センタープレイヤーなんて、パスセンスがないのが普通であって。
ナゲッツのヨキッチなんかは、パスセンスがあるから注目されていますけど。

 

大半のセンタープレイヤーはパスセンスがないのが当然で。
別にマイルズターナーはそこまでひどいパスセンスってわけでもない気がします。

 

 

サボニスのオフェンス力っていうのは、ポストで勝負できるってところもありますけど。
サボニスを起点にして、周りを活かすことができるという点もあるわけで。

 

 

 

マイルズターナーには、その視野というか、余裕がないので。
そういうところでも、マイルズターナーよりサボニスのほうがペイサーズオフェンスはうまくいきやすい気がします。

 

 

マイルズターナーは、3Pシュートのスペシャリストになればいいだけで。
むしろ3Pシュートのスペシャリストになれば、サボニスのポストでのあれこれやパスセンスなんて、お話にならないほどの価値があると思うんですが。

 

まぁマイルズターナーは基本ドフリーでの3Pシュートで入るか入らないのかな感じであって。
マイルズターナーの3Pシュート能力が、そこまでずば抜けていないから、サボニスのほうが上だと感じるところがあります。

 

 

もうマイルズターナーは1800万ドルぐらいのサラリーなわけで、いまさら成長があーだこーだ言ってられないのに対して。
サボニスはまだルーキー契約のサラリーという点でも、サボニスのほうがまだまだ成長余地があるように感じますね。

 

 

マイルズターナーは1000万ドルぐらいで、わき役的な選手であるのならいいんですけど。
マイルズターナーに大金払っているのは、やっぱりきつい。
替えがききやすい選手に感じるので…。
まぁブロックがありますけど、ブロックはそこまで必要ない能力に感じますし。
リムプロテクター的には、他の選手でも変わりができそうな感じありますからね…。

 

3Pシュート能力がずば抜けているのかというと、そこまででもありませんし。

 

 

なので、マイルズターナーをトレードで、どうにかするのがいい気がしますね。
あ、マイルズターナートレードでボグダノビッチを入れればいいじゃん。
ボグダノビッチのほうがマイルズターナーよりいいと思いますけど。

 

まぁ年齢的なところでマイルズターナーは価値がありますけど。
ボグダノビッチの3Pシュート能力が欲しいですね…。

 

マイルズターナーがボグダノビッチの3Pシュート能力を身につければいいんですけどね。

 

 

 

 

 

マッコラムがいい

相変わらずマッコラムがいいですね。

 

 

3Pシュートがないので、相手選手のマークが離れたり。
オフボールのときはディフェンスがついていなかったりするんですが…。

 

ボールを持ったら、すごい勢いで中に入って、相手ディフェンスを混乱させる動きというかな。

 

 

今のNBAはマークがついていても、3Pシュートを強引に決めたりするわけで…。
なんかそういうのが普通になっていて、3Pシュートがない選手は論外な感じになっています。
ホーネッツの、マイケルうんたらギルクリストとかいう選手はかなり干されてしまっていたりしますけど。

 

 

マッコラムは3Pシュートがない特徴を活かしてのプレイというか。
相手ディフェンスが、そういうディフェンスをしてくるのを見越してのプレイというかな。

 

考えてみるとポイントガードって3Pシュートがなくても、どうにかやっている選手もいるわけで。
そういうところは新鮮に感じます。

 

 

まぁ対策されれば、簡単に詰みそうですが。
まさか
【3Pシュートがない選手の対策】
を熱心にしてくるとは思えないので…。

 

いや、3Pシュートがない選手の対策っていうのは、間合いをあけて。
中へのドライブを防ぐというかな、そういうのが基本だと思うんです。

 

 

でもマッコラムは間合いをあけてのディフェンスに対して。
強引に中に入ってきて、中でぐるぐる動き回って得点をしたり。
強引にミドルを放ってシュートを決めるというかな。

 

とにかくシュートまでの動きが早くて、相手ディフェンスも飛べないんですよね…。

 

 

すごい勢いで中に入ってきたら、間合いをあけていて守っていたディフェンスも、後ろに下がりながらディフェンスをするので。
ミドルの位置になっても、マークが離れていたりするので…。

 

思いっきりがよくて、そういうところからデンジャラスパスもあってターンオーバーになりますが。
見ていておもしろい選手でいい感じです。
まぁここまで成功しているから、おもしろく感じるんでしょうけど。

 

 

こういう3Pシュートがなくても通用している選手は、結構好みです。
普通に考えれば
「3Pシュート能力を身につけます」
ってなりそうですけど。

 

そういう感じにならないで、どうにか通用させる別の能力があるっていうのはおもしろいです。

 

 

だから、今はスモールバスケットになっていて、それは3Pシュートが単純に3点入るからだと思うんです。
今の時代は、マークがいても3Pシュートをぶち込める能力がある選手がいたりして。
そこまでの能力がなくても、フリーで3Pシュートをどう打たせるのかが重点的になっていると思うんです。

 

でも、それに従う必要はないっていうかな。
うまくいくのなら、そういうことをする必要もない気がしますね…。

 

 

おそらくペイサーズはどこまでいってもウォリアーズをお手本としたいところがあって。
「ウォリアーズのベンチからリビングストンとか出てくるじゃん」
ってことで、マッコラムを認めたのかもしれませんけど…。