ペイサーズ

NBAの勝者となる割合は?

2年ぐらい前から投資の株をやっているんです。
よくNBAとかでもでてくるAT&Tだっけか?ベライゾンとかそういう銘柄も持ってます。

 

で、こういう株って
「個人投資家の9割が負けている」
と言われています。

 

最近はコロナバブルになっているので、自分も含み益になっていますけど。
ずいぶん長い間含み損がでかく、コロナショックで暴落したときは含み損が300万まで膨らみました。

 

 

でも個人投資家の9割も損というか負けているのなら
「投資なんてやらないほうがいいじゃん」
って思いますし、実際それほど多くの人が負けているようには思えないんですよね。

 

 

じゃあ逆にNBAのチームで勝ち組負け組ってことを考えると…。
普通にNBAでは優勝したチームだけが勝ち組、他はみんな負け組ってなりますが…。
でも、それはあまりにもひどいですよね。

 

優勝するチームは1チームだけで、他が全部負けっていうことになると
「そんなの参加する必要ないじゃん!」
ってことになります。

 

まぁだから、NBAの勝ち組負け組っていうのは、別に試合の勝ち負けではなく。
試合に負けていても、NBAのチームで勝ち組みたいなものもあると思うんです。
たとえばニックスなんかはニューヨークのチームで、ここ最近のシーズンは負けていても、ビジネスというか収益っていうかな。
そういう点ではうまくいっていると思うんです。

 

 

そんなことを言っていたら、いろいろな方向から考えることができてしまうので。
勝敗にこだわって考えてみると。
NBAのチームは30チームがあって、8位までがプレイオフにいけます。

 

プレイオフにいったら勝ちと考えると、8チームが勝てて、7チームは負け。
こんな風になります。

 

ただプレイオフの行くチームがみんな5割以上の勝率かというと、そういうわけではないですよね。
プレイオフに行く8位のチームなんかは、勝率5割でいったりすることもあります。

 

 

で、よくイーストなんかは
「勝率5割でプレイオフにいけるなんて、レベルが低い」
なんて言われたりしますけど。

 

でも冷静に考えてみると、順位で8位というのは、15チーム中のちょうど中間なわけで。
勝率5割という、ちょうど半分な成績っていうのは普通なような気がします。

 

結局こういうのは試合数が決まっていて、1試合やれば1チームに1勝増え、1チームに1敗がつくわけですから。
どんなに良いチームがたくさんひしめいていても、勝ちだけを大量に増やすっていうのは無理なわけですよね。

 

まぁNBAはレギュラーシーズンでイースト対ウエストの試合があるわけで。
そこでイーストのチームがウエストのチームに負けるから、イーストのチームの負けが増えるわけで。
「5割もいっていないのにプレイオフはレベルが低い」
っていわれるのだと思いますが、これが逆にイーストのチームがウエストのチームに勝てば、逆にウエストのチームが負けが増えて
ウエストのチームが5割も勝っていないけど、プレイオフに進出するチームがでてくるわけで。
ウエストの8位が5割以上なら、イーストの8位が5割以下でもしょうがないって思うんですが。

 

 

 

 

 

個人投資家の9割が負けて1割が勝ちをかっさらう

結局NBAの勝ち負けでも、勝ち数と負け数みたいなものの上限が決まっているのなら、それの取り合いになると思うんです。
NBAは1シーズン82試合だっけか?
じゃあ、NBAで最大の勝ち星は82であって、それ以上になることはありませんよね。
ウォリアーズにデュラントが加入したときなんかは、冗談で
「83勝できるチーム」
なんて言われたりもしていましたけど、どんなに最高なチームでも82勝が限界なわけです。

 

 

で、まぁ株との共通点になるわけですが。
NBAっていうのは試合があって相手チームがいるので
勝ち星のうばいあいっていうのはわかりやすいと思うんです。

 

で、株っていうのも結局は安く買って高く売ればいいわけですが。
安く買うのも相手から買って、高く売るのも相手がいるから成り立つわけで、結局奪い合いなわけですよね。

 

儲けた人のお金がどこから来ているのかというと、株を買うお金を払った人からぶんどっているわけですから。

 

 

結局個人投資家の9割が負けるっていうのは、その個人投資家が低能だからとかではなく。
個人投資家より上の能力を持つ相手がいるからになってくると思うんです。
勝つ1割が強いわけですね。

 

そして株って世界はプロも個人投資家(素人)もごっちゃでやっているわけで、そう考えると個人投資家が勝てる割合は1割っていうのもしょうがないような気もします。
もしNBAの世界で、Gリーグのチームも一緒に混ざってレギュラーシーズンをやるとすれば、Gリーグのチームで勝者…。
まぁGリーグのチームでプレイオフ出場できるチームがあるのかと考えると、1割もいなそうな気がします。

 

 

だから、そういう感じなのかもしれません。
結局対戦相手がいる感じで、そこでの奪い合いになると、限界があるというかな。
相手のほうが1枚上手というか、そういうのがあると思うんです。

 

そもそもNBAのチームと、Gリーグのチームでは、その選手層のサラリー的なものでも大きな差がありますよね。
そう考えると、Gリーグの選手たちは
「NBAのチームに勝つのなんか無理でしょ!」
といいたくなるかもしれません。

 

 

でも、株の世界でも、個人投資家はまぁ1億持っている人はそんなにいないと思うんです。
でもプロというか、大口やヘッジファンドになると、1億以上のお金を株に投じることができると思うんです。
だから、個人投資家の9割が負けても不思議ではないというかな。
そういうことを思いますね。

 

 

実際現在は個人投資家が投資で9割も損はしていないと思うんです。
長期投資にすれば、企業から配当がもらえますから。

 

でも、単純に売買での勝率になると個人投資家が負けてしまうのはしょうがないことなのかもしれません。
それはNBAのチームとGリーグのチームが戦えば、素人でも
「NBAのチームが勝つに決まっているじゃん」
って思うと思いますし
「Gリーグのチームで5割超えるチームが1割あるとも考えられない」
って感じになるかと。

 

株っていうのは、上がるか下がるかだけの世界なので、まぐれ勝ちはあると思います。
でも長く続けていると、どうしても個人投資家は負けが増えてきてしまうって感じですね。

 

NBAでもスタートダッシュに成功しても、その後勝ち星が増えず、プレイオフを逃してしまうチームなんかもあります。

 

 

どうしても、株というか投資の世界は、もっと甘い世界に思えますけど。
NBAの世界も似たりよったりというか、スポーツの世界と似たり寄ったりで。
勝つのが難しい世界なんだと思います。

 

だから儲けてあたりまえって考えは捨てて
「自分(個人投資家)はカモでしかない」
って考えが大事な気がしますね。

 

 

 

 

 

短期決戦は必要か?

よくこういうNBAのチームでも、自分のひいきのチームが負けて
「あそこでああすればよかったのに」
なんて、自分のチーム目線で考えてしまいますが。

 

これは相手チームがいることであって、相手チームが強かったから負けたっていうか。
多くの試合をやっていれば、強いチームの勝ち星が増え、弱いチームの負けが増えるのはあたりまえのことなのかと。

 

 

じゃあ、プレイオフとかいらないじゃんって思いますけど。
そこらへんは
ギャンブル要素がほしいのでは?

 

結局スポーツなんていうのは、見ているほうとしては娯楽ですから。
強いチームがレギュラーシーズンを長々やって、一番勝ったチームが勝ちっていうのでいいと思うんです。
それが誰も文句がないと思います。

 

でも、それではつまらないというか、短期決戦の運任せ的なものもみたいというか。
結局短期のほうが、ギャンブル性があってもりあがるのだと思います。

 

 

プロ野球でもなんだっけ?プレイオフだっけ?
クライマックスシリーズって名前だっけ?

 

そういうのができた時は
「1位のチームが日本シリーズでいいじゃん」
な感じがあったと思います。
そういうのは日本人が確実というかな、そういうギャンブル性の高いのを好まないところがあるからかもしれません。

 

でも実際そういう試合を見ていると、結局もりあがるのはそういう短期決戦なんですよね。
そもそもプロ野球でも、セリーグパリーグとかあって、最終的には日本シリーズとかやっていましたが。
そんなのせずにセリーグパリーグごっちゃにして、レギュラーシーズンの一番勝ったチームが優勝でもいいと思うんです。

 

でも当たり前のように日本シリーズっていうのがあって、そこで4勝したチームが日本一って感じになっていますよね。
たしかJリーグも昔はそういうのあったような気がしますけど。
今はどうなっているんだろ?
どうも今は1シーズンで一番勝ったチームが優勝とかでは?
よくわからんけど。

 

 

NBAではあたりまえのようにプレイオフっていうのがあって。
「プレイオフからが本番」
とかいう人までいるわけで、短期決戦が好まれているようなところもあると思います。
プレイオフで勝つチームが本物みたいな感じの印象も受けます。

 

レギュラーシーズンは各チームと少数試合だったのに対して、プレイオフになると1チームと連戦って感じになるので。
どちらが強いチームなのかはっきりするところがあるからかもしれませんが…。

 

 

でも人間は短期決戦。
ギャンブル的な要素を好むというか、そっちのほうを魅力的に思うのかも?

 

 

ま、普通に考えればレギュラーシーズンで強かったチームが、プレイオフでも強いのが普通に感じますが。
プレイオフになると、番狂わせも多いので…。
結局そういうのを好んでいるのかも?

 

 

そしてプレイオフでも当たり前ですが、勝つチームがでてくれば負けるチームもでてくるわけで。
全チームが勝てるわけではないんですよね。
優勝するためにはプレイオフで16勝すればいいのかな。

 

プレイオフに進出するチームで16勝できるチームは1チームだけで、他の15チームは15勝以下になるわけですよね。
でもこれは考えてみると、プレイオフではかならず1チームだけ16勝できることが保証されているって考えることもできます。

 

ま、そう考えると投資っていうのは運が大事なんていわれていますけど。
スポーツの世界も運が大事なのかも?

 

 

ラプターズが優勝したシーズンなんかは、ラプターズが優勝できたのは選手の体調管理的なものが大きかったと思います。
逆にウォリアーズはけが人続出で運がなかったというかな。
言い換えれば、ラプターズには運があったと思います。
もちろんラプターズが強かったところもあったと思いますけど。

 

もしかしたら、ペイサーズもあのときファイナルに進出していたら、けが人続出のウォリアーズに勝てていたかも?
まぁそこまでいけないので、そういうことを考える権利っていうのがないんですけど。

 

 

でもペイサーズだって、もしプレイオフに進出したら、対戦相手のエースが怪我をしてでれない状態が連続したら優勝できるかもしれないですよね。
プレイオフではかならず1チームは16勝できる権利があるわけで。
その16勝のためには、運の要素も必要になってくるのかも?
こんなことをいったら怒られるかもしれませんけどねぇ。

 

 

どうしてもこういうのはひいきのチームがあると、そのひいきのチームのことだけ考えて
「うちのチームが強ければ勝てるんだ!」
的な話になりますが、相手チームがあってのことですから…。

 

だから、トレードで相手チームのエースを引き抜けば、相手チームは弱体化して、こっちのチームは強くなると思うので。
そういうところも優勝するためには大事なのかもしれません。

 

そう考えれば、本気で優勝したければ、前年優勝したチームの選手を引き抜く…。
それによって優勝できる可能性も上がるのかも?

 

 

ただNBAっていうのはサラリーキャップ制度みたいなものがありますから。
逆に高給取りを優勝したチームに押し付けることで、相手チームを弱体化できるところもあるかもしれませんね。

 

サラリーキャップ制度があるわけで、76ersみたいにドラフトで有力な新人を取れるまで負け続け。
優勝できるチャンスが来たら、有力な選手を集めていくっていうほうが優勝だけを目指すのなら正しいのかも。
実際76ersが負け続けたシーズンはもう過去のことになって、多くの人の記憶からなくなっていると思いますし。

 

 

 

 

 

強くなって勝てば負けるチームが存在する

たとえばNBAに限らず、スポーツで対戦相手が存在する競技は勝つ人がいれば、かならず負ける人がでてきます。
みんな勝つってことはならないんですよね。

 

だから、みんなが笑顔になるっていうのは、かなり確率が低いものなんですよね。
負けても
「いい試合だった!」
といって笑ってくれるのならあれですが。
こういうのは勝つからおもしろいのであって、負けてもおもしろいって人はごく少数な気がします。

 

 

NBAとかでも、強いチームのファンが増えるのは当たり前だと思いますし。
弱くなったらファンをやめるのも当然な気がします。
ファンはどのチームを応援するのも自由ですからね。

 

それなら、強いチームの応援をすることで、いい気分になれるわけで。
そういう風にしたほうが、効率的というか、そうすべきな気もします。
誰に怒られるわけでもないというか、そういう
「〇〇のファンです」
っていうのは、他人にいわなければいいわけですから。

 

 

ただ固定チームのファンだったり、漠然とスポーツをやっていると
「うまくなれば勝てる」
「ミスをしなければ勝てる」
という感じに思ってしまいますけど、相手がいることになるので
「うまくなっても、相手のほうがうまかった」
「ミスをしなかったけど、相手のほうが上手だった」
という感じで、負けることもあると思います。

 

 

逆にいえばこちらが勝てば、どこかに負けたチームがあるわけで。
その負けたチームの選手やらファンやらは、ストレスが溜まっているところはあると思います。

 

 

NBAで優勝できるのは1チームであり。
基本そのチームっていうのは、リスペクトというか、いいイメージを抱かれることが多いです。
まぁそれは優勝したっていうのは、大変だから
「よくやったなぁ」
的な気持ちなのかもしれませんけど。

 

優勝したってことは、それだけ勝利したってことであり。
多くのチームに負けをつけてきたってことで、もっと恨まれてもいいような気がします。
そうならないのは、単にスポーツっていうのを
「うまいチームが勝つ」
って感じに思っているからかと思います。

 

株の個人投資家が9割だか8割だか負けるのも
「株はうまくなれば勝てる」
「株はミスをしなければ損はしない」
とか思っている気がしますけど、そうではないからなわけで。
そこって気づきにくいものだと思います。

 

 

用は、スポーツっていうのも実際はどろどろした世界な気がします。
まぁビジネスに関してはいえば、良いチームがたくさんあればあるほどお金が入ってくる可能性があるので、そういうお金に関してはいいんですが。

 

スポーツの勝敗っていうのは、勝ちの奪い合いであって、敗者には負けという欲しくもないものが入ってくるわけで。
株っていうのも、お金が絡んでいるわけで、もっと真剣にやらないといけない感じがあると思うんです。
損するのは誰でも嫌だと思うので…。

 

 

用はそういうところ…。
そこらへんのこだわりがどうしても薄いような気がします。

 

たとえば株で1億とか2億とか稼いだ人が紹介されていると
「すごいなぁ、自分もそういうふうになりたいなぁ」
とか思うかもしれませんけど。
そういう人は、お金をむしりとって存在しているわけですよね。
だから、株という同じ世界に入ったら、そういう人と対戦しないといけないというか。
そこで負けたらお金をその人にむしり取られると思わないといけないというかな。

 

 

スポーツでも、尊敬する選手とかいたとしても、その選手と同じリーグに入ったのなら
その人に勝たないと、未来がなかったりするっていうかな。
そういう世界なはずなんですよ。
だから、NBAの選手はよくありますけど、闘争心っていうのはもっとあっていいと思いますし。
上位プレイヤーとのマッチアップは、自分を売り込むチャンスであり、バスケット人生の終わりになる可能性もあるはずなんです。

 

そこで勝利して、相手を蹴落とすというかな。
相手選手を引退させるような気持ちというか、相手選手を気づかっているようではあまいのかも。
まぁスポーツマンシップとかいわれていて、そういう相手チームの選手にでも手を貸したりするのはよい光景みたいにいわれていて。
日本人は特にそういう選手が多いような気がしますけど。

 

なんかその時点で、結局スポーツに対しては趣味の範囲というか。
むしり取られてもしょうがない側というか。
いやぁ、まぁ、しょうがない気もするんですけどねぇ。

 

だって、汚いプレイをしたら、なんか気持ち悪いじゃん!
だから、できないっていうのはすごくわかるんですけど。
でも対戦相手がいるスポーツっていうもの自体が、こちらが勝てば、相手は負けるわけで。
テニスとかは試合が終わったら握手とかしていますけど、負けた選手に与えられるのはマイナスなことでしかない気がします。

 

株でいえば、株で損をして、得をした人に握手とかするのはなんか違和感がある気がします。
得をした人からしたら、損をした人はカモでしかなかったわけで。
そりゃ得をした人は、にこにこ顔で握手ですけど、損をした人はたまったものではないでしょ。