オリンピックバスケットボール

日本女子は銀メダル

東京オリンピック日本女子バスケットボールは、決勝戦でアメリカに敗れて銀メダルでした。

 

自分は男子は1勝するのも厳しいと思っていましたけど。
日本女子は結構やると思っていました。
ただ決勝戦まで行くとは思っていませんでしたけどね…。

 

 

で、決勝戦のアメリカ戦は点差がつきましたけど、惜しかったと思います。
アメリカとはオリンピックで2戦して2敗でしたけど、決勝戦で勝ちたかったところでした。

 

他のチームではアメリカに勝つのはきつくても、日本にはアメリカに勝つチャンスがあったと思います。
それゆえにアメリカに勝てなかったのは、惜しいというか、もったいなかったですね。

 

 

準決勝のフランス戦が、結構日本対策をしていたところを感じたので。
おそらくアメリカも日本対策をしていると思ったんでしょうね…。
実際アメリカは日本対策をしているところがあったと思います。

 

ただ、日本はだからといって、日本らしさをなくして普通にバスケットをするのなら。
フランス戦ぐらいの、好循環な運が必要でした。

 

日本は、変な意味油断したというか。
自分たちの実力を過信したところがあったと思います。
それに気づいたときには、もうゲームが決まっちゃっていた気がします。
だから、もったいなかった気がします。

 

 

日本らしいバスケットボールをしたのではなく。
対策されていると思って、結構普通なバスケットで勝負に行ったのは、やっぱりもったいなかった気がします。
まぁ日本らしいバスケットボールをしても、対策されていた感があったので、結局無理だった気がしますけど。
普通な感じのバスケットボールで勝負して負けるぐらいなら、おそらく
「日本らしいバスケットボールをして負ければよかった」
と思っている人たちはチーム内に結構いるような気がします。

 

 

まぁでもこれはフランス戦でも似たようなことがいえたと思いますし。
フランス戦は、日本らしいというよりは、普通的なバスケット色が強かった気がするので…。
そういう意味では、アメリカもそういう感じで普通にバスケットをしていけそうな気がしないでもないというか。
前半は、ちょっと
「いけるかも」
的な空気がでていたんですけどね。

 

 

自分も前半は見ていて
「日本の3Pシュートが馬鹿当たりすれば、一気に逆転できそうだな」
って思いました。

 

ただ、そればかりに気を取られて、アメリカのオフェンスをどうするのかが、ちょっと後手になったように感じます。
4Qになって、急にエンジンかけましたけど、すでに手遅れなわけで。
そこらへんは、日本は過信があったんじゃないかと思います。

 

 

アメリカに勝てるチームは、おそらく日本だけというか。
日本が一番可能性が高かったと思うので、本当にもったいなかったというか、運がなかったというか。
神が味方しなかったというかな。
そういう感じに思いました。

 

 

日本のディフェンスをアメリカが対策していたとしても、日本が普通にディフェンスしたのでは
結局アメリカのビッグマンにイージーシュートを撃たれるわけで
アメリカが日本のディフェンスに対策していても、日本は日本らしいディフェンスをもっと仕掛けるべきだった。
そんなことはオリンピック始まる前からわかっていたことなのに!

 

フランス戦で、思いのほか普通にディフェンスするだけで結構守れるところがあり
日本も自分たちの実力を過信していたところがあって
それに気づくのは、結構遅れたって感じですかね。

 

ただ、日本のディフェンスが成功しても、アメリカのディフェンスの戻りも早く。
他のチームなら、イージーシュートができそうなところでも、なかなかイージーシュートを撃たせてもらえませんでした。
3Pをブロックされてしまうのなら、どうしようもない感じがありますね。

 

 

 

 

 

日本女子がここが限界だと思う理由

日本女子はここが限界だと思います。

 

今回の日本女子は、とにかく戦術というか、そういうのをきっちりしてきたのだと思います。
ヤフーニュースの記事を見たら、選手は練習がきつくて、試合より練習のほうがきつい的な話をしていて…。

 

で、一般人はおそらくですけど
「バスケって練習がきついんです」
みたいなことを想像しているようですけど…。
たぶん根本的に違う気がします。

 

 

たとえば、スラムダンクで桜木がジャンプシュート的なものを練習しまくっていましたけど。
あれは日本女子の練習と比べれば、お笑い的な感じな気がします。
たぶん練習のつらいとか、そういうののレベルが違うと思うんです。

 

桜木の練習は日本女子の選手誰でもできるのに対して
日本女子の練習は、おそらく桜木にとっては理解できない練習だったと思います。

 

 

日本女子のバスケットは、1つ1つのプレイの精度はもちろんあると思いますけど。
連動するバスケットというかな。
ディフェンスのダブルチームでもそうですけど、それは1人だけでどうにかできるものではないですよね。

 

ダブルチームは2人で守るわけですが。
そうなると、他の3人もそれぞれ役目とかあると思いますし。
そういうところの練習というか、決めごとっていうの?
そこらへんが厳しかったのだと思います。

 

 

自分は日本女子のバスケとスラムダンクのバスケはまったく違うと思っています。
それは日本女子は頭がいいのに対して、スラムダンクの湘北の多くのキャラは馬鹿というか、個人技でしかないからです。
チームプレイを軽視している点で、日本女子とは全く違うというか、そういう物だと思っています。

 

スラムダンクは、桜木とかバスケットのルールとかもよくわかっていないやつが、オフボールで動けるわけないじゃん!
あほか!
漫画だからどうにかなっていますけど、そんなやつ実際は変なところにつったていたり、マークマンの受け渡しがまったくできないわ!
そもそもやつらは、チームプレイとかまったく練習せずに
「さっきはお前がシュートをうったから、今回は俺ね」
みたいな感じだろ!!

 

ぶっちゃけ湘北の監督とか、名監督だったら、ぶちぎれていいレベルな気がします。
漫画だからどうにかなったんでしょうけど。

 

 

そして日本女子がここが限界だと思うのは。
また新しく入ってくる選手に、こういう戦術を叩きこむのは、なんかやってられない気になります。

 

多くの選手がやってられないと思います。
日本男子も、女子と同じ戦術をやれって言われたら、八村とか代表に参加しないと思います。
ボランティアでそんなことやるのは割にあいませんから。
NBAのほうのチームの戦術でも、結構窮屈だと思うのに、日本女子のようなバスケを叩きこまれるとか、精神的に持たない気がします。

 

 

自分が
「男子は一生懸命で終わり、でも女子は勝つために本気」
っていうのは、そういうところがあるように感じるからだったりします。

 

個人的に、代表に選ばれて一生懸命プレイするだけでいいのなら、すごい楽だと思います。
デュラント級なら、一生懸命プレイすれば金メダルが獲得できます。
そして代表戦っていうのは、一生懸命vs一生懸命が普通なんだと思います。

 

でも、日本というチームでは一生懸命プレイするだけでは1勝できるかどうかも厳しいわけで。
だから日本女子は、一生懸命にやるとかではなく、勝つためのそういう戦術があーだこーだなわけですよね。
そんなの、また新しいチームでやっていくっていうのは、自分はやってられないです。

 

日本女子の今後に入ってくる選手たちも、そういうのを受け入れるのか知りませんけど。
なんか無理な気がしますけど。

 

 

でも、ブラジルのリオオリンピックかな。
そのときの日本女子もすごかったですけど。

 

東京オリンピックの日本女子も同様にすごかったです。
ヘッドコーチは変わったみたいですけど…。

 

 

だから、まぁヘッドコーチとしては、方向性は決まっているのだと思います。
なので、次のオリンピックも出れるのか知りませんけど、似たような戦術を組んでくるでしょうね。
似たような戦術ができなかったら、1勝するのも厳しいと思いますし。

 

そして他の国は、そこまで本気にならないと思うので。
日本のような戦術をすれば強いとわかっていても、やってこないというか、できないはずです。
そういう点で、日本女子は異質だと思いますし、そういうのができなければ限界というか、すぐに弱体化すると思います。

 

 

 

 

 

今回の日本女子はおかしいレベル

急造チームでそういうチームプレイっていうの?
そういうのを作り上げるって、普通に考えれば無理な気がします。

 

プロでお金をもらっているのに、そのチームの戦術ができない選手だっているレベルです。
ボランティア的な試合のために、そういう戦術ができるのは、おかしいレベルな気がします。

 

 

よく日本女子チームの選手たちは、暴動おこさなかったと思います。
まぁそれは仲間意識があったからなのかもしれませんけど。

 

でも、超めんどくさいじゃん。
自分のことだと考えて、もし自分がどっかのチームに急に助っ人に入るとして。
そのチームから、すごく注文をつけられたら
「うわぁ…めんどくせー」
って思うと思います。

 

だから、そういうことを考えると、普通の選手は
「代表辞退します」
ってなってもおかしくないような気がします。

 

 

実際今回の日本女子は銀メダルを獲得しましたけど。
前のブラジルでのオリンピックでは、ベスト8止まり…っていうのもどうかと思うんですが。
決勝トーナメントにいったところで負けてしまったわけです。

 

おそらくそのリオオリンピックのときの選手たちも、かなりの練習をやって。
そういう戦術を叩きこまれたところがあったと思います。
それで、ベスト8ってなると、割にあわなかったようにも感じますし。
決勝トーナメントまでいけたのだから、やってよかったと言えるのかもしれませんけど。
いや、決勝トーナメントまでいけて自分はそのときはすごかったと思いましたけどね。

 

 

今回の東京オリンピックは、銀メダルですから
「練習してよかった」
と多くの選手がそうなったと思いますけど。

 

同じような練習をして、もし結果がでなかったら。
選手的には
「割に合わない」
って思う選手もでてくるというか、まぁそう思わないのが日本人の美徳なのかもしれませんけど。

 

 

日本女子がここらへんが限界だと思うのは。
日本人はバスケットボールに向いていないからであって。
向いていないのに勝つために、戦術を厳しく叩きこまれたりするっていうのは。
なんていうの?
なんかうんざりすると思うんですけどね。

 

 

たとえば自分は英語とかまったくしゃべれませんけど。
本気を出して勉強をすれば、英語をしゃべれるようになるかもしれません。
でも、そんなのうんざりするほどの勉強が必要になると思うので、やらないと思うんです。
そりゃー学校の英語の授業とかは受けていましたけど、それ以上は目指さないわけで。

 

普通の選手は
「リーグ戦でそれなりに活躍できればいい」
って感じだと思うので。

 

どうなんでしょ。
日本女子のバスケットボールがオリンピックありきなものなのか知りませんけど。
急造チームで、みっちりしごかれたりするっていうのは、割にあわない気がするんですが。

 

 

いろいろ書きましたけど。
前のブラジルでのリオオリンピックかな。
そのときの女子チームを見た時は、びびりましたけど…。

 

それを普通に求められるようになってしまうと…。
なんかきついような気がします。

 

怖いのは、日本であの戦術で銀メダルまでいったわけですから。
他の国が、日本女子と同じようなガチな感じで来たら、日本よりいいところ余裕でいくでしょうね。
でも、他の国が日本と似たようなことができるわけがないのは、やってられない厳しい練習があるからだと思います。
特に戦術面で、本当に緻密なことを言われていそうですから、お手上げになる選手が多そう。