ペイサーズのプレイオフ

ペイサーズ、プレイオフ絶望的状況

ペイサーズ現在8位ですが、9位のブルズとは1ゲーム差。
この2チームが同率になるとディビジョン&カンファレンスの勝敗上ブルズが上になります。

 

なので、ペイサーズはもう1試合も負けれない状況になりました。
簡単にいえば、次の試合負けることで、ペイサーズは自力プレイオフの可能性が消えます。

 

ペイサーズが次のラプターズ戦に負けると、もう残り全勝しても、ブルズやヒートが全勝すればプレイオフは無理ということです。

 

 

もちろんブルズやヒートが負けてくれれば、ペイサーズが勝っていれば自力プレイオフの可能性が再びでてきますけど。
ペイサーズの現状は明日のラプターズ戦に負けた瞬間、自力プレイオフの進出がなくなる状況です。

 

 

他のプレイオフ争いチームが、上位チームから白星をあげているのに対して。
ペイサーズは勝たなくてはいけない試合で負けているわけで、しょうがないと思います。

 

そもそもペイサーズは今シーズン、ラッキー勝利が多すぎました。
実力的にはこのぐらいです。

 

ウルブズ戦では、そのラッキーもついに終わって、逆にアンラッキーが訪れるという試合展開。
ペイサーズはここまでかと思います。

 

 

 

 

 

戦犯はだれか?

ペイサーズがこんな状況になった戦犯は誰かというと。
フロントとマスコミだと思います。

 

フロントは単純に見る目がなかったです。
そしてマスコミはペイサーズがラッキー勝利で勝っているだけなのに、勝敗と順位だけを見てペイサーズの脆さをうやむやにしてくれました。

 

ラッキー勝利がなく下位になっていたのなら、ネイトマクミランはとっくの前に更迭されていたかと。
そうならなかったのはラッキー勝利による、マスコミの危機感の足りなさだったと思いますね。

 

 

今頃必死になったとしても、もう順位とスケジュール的にペイサーズが一番厳しいというか。
もうペイサーズのチームに手のうちようがない状況になってしまいました。
一応ランススティーブンソンと契約するという手をうちましたけど、そんなので勝てるようになるのなら苦労はないです。

 

運が悪いことに、最近は選手の休息問題が話題になっているので、他チームが
「ペイサーズが弱いから、ペイサーズをプレイオフに連れて行こうぜ」
みたいなことができなくなっています。
ラプターズやキャバリアーズは最善のメンバーでペイサーズに当たってくるかと思われます。

 

 

選手では一番の責任はジョーヤングにあるかと。
まぁこのジョーヤングを長々と在籍させているフロントが悪いんですけど。

 

いっつもシーズン前は
「ジョーヤングがやってくれる」
みたいなことをいいつつ、実際シーズンが始まると1試合目で
「ダメだこいつ」
となる現状。

 

2試合目でロドニースタッキーが怪我で離脱して、ジョーヤングが出場すると。
ジョーヤングが出る試合、すべて負け試合にしてくれます。
2試合目のネッツ戦では、勝てる試合を負け試合にしてくれて。
3試合目のブルズ戦では、ジョーヤングがでた2Qで試合が決まりました。

 

 

そして今現在はサデウスヤング。
もうつっこみ用がない。

 

イージーシュートを雑に扱い外し、1人で速攻してはスティールされてターンオーバーやブロックで守られる。
ディフェンスでは簡単に得点を許したり、ファウルでバスケットカウントワンスローやフリースローボーナスを与える。
スクリーンではまったく相手がひっかからず、フリースローは2本連続で外すことがしばしば。
相手PGやSGとのミスマッチのポストプレイではまったく脅威がなく、完璧に守られてシュートを外すかボールを外に戻すというポンコツっぷり。

 

ペイサーズはトレードで大損しました。
変にスタッツを残す分だけ、変えることができないのがきつい。

 

 

ヘッドコーチのネイトマクミランは、フランクヴォーゲルと似たりよったりかと思います。
なので、フランクヴォーゲルと再契約していても、たぶん無理だった気がします。

 

まぁフランクヴォーゲルなら、ラボイアレンをスタメンで使う分だけまだマシです。
前シーズンもマイルズターナーをベンチ起用に切り替えたフランクヴォーゲルは正しかったです。

 

今のマイルズターナーを頑なにスタメンで使い続けるネイトマクミランは、度胸がないと思います。
現に前シーズンマイルズターナーがベンチ起用になると
「なぜ?」
という声があがっていた気がします。

 

それでもフランクヴォーゲルはラボイアレンをスタメンで起用し続けました。
それがする度胸がないネイトマクミランは厳しいです。
その時点でペイサーズの周りがダメな気がします。

 

 

現状のペイサーズが勝てないことで怒るのはおかしいです。
だってファンはマイルズターナーのことを好むファンが多いわけでしょ…。
今のペイサーズは、ファンが考える
「理想のスタメン」
で勝負しているわけですから。

 

ならマイルズターナーが起用されてこの結果になっているわけで。
これでプレイオフを逃して
「ネイトマクミランだからダメだった」
というのは、ちょっとひどいと思いますね。

 

 

前シーズンだって、マイルズターナーをベンチ起用にして、ラボイアレンがスタメンででていましたけど。
もしそれでプレイオフを逃していたのなら
「フランクヴォーゲルがスタメンをいじったから負けた」
とファンは言ったと思います。

 

ネイトマクミランは自分は能無しだと思っていますけど。
ペイサーズのファンの多くはネイトマクミランのことは否定できないと思うんですけどねぇ。

 

 

 

 

 

ペイサーズおもしろい

プレイオフ出場が目標となっているペイサーズ。
ただプレイオフに出場しても、シーズン終了が伸び試合数が増えるだけで、結局ペイサーズがプレイオフに進出してもひっそりと消えていくだけな気がします。

 

前シーズンも
「ラプターズはプレイオフに弱いから勝てるかも」
なんて思わせておきながら、結局7戦目まで行って普通に負けていきました。

 

 

こうやってシーズン終盤までプレイオフ争いとして試合をして、レギュラーシーズンを楽しませてくれるペイサーズは嫌いではないです。
変に強くなってペイサーズファンがひょっこりでてくるのも、なんか気持ち悪いところがありますし。

 

自分的にはペイサーズは今シーズンプレイオフを逃したとしても、十分よくやったと思います。
ティーグが。

 

 

自分の中ではティーグがいなかったら、冗談抜きにイーストのブービー争いをしていたと思っているので…。
まぁ結局プレイオフにいけないのなら、下位になったほうがドラフト指名権で上位指名権をもらえるわけですけど。

 

そうなっていたら、もう今頃は消化試合で緊張感ない試合ばかりで、このサイトもペリカンズサイトになっていました。
まぁ今度のペリカンズvsブルズ戦は、ペイサーズvsキャバリアーズ戦を見るのをやめてそっちを見ようと思っていますけど。
あ、キャバリアーズ戦でランススティーブンソンがでる可能性もあるのかぁ。
くそー。

 

 

そんな感じで、この状況でも楽しませてくれるペイサーズ。
プレイオフに絶望的ですけど、3シーズン連続でプレイオフぎりぎりの順位でやってくれているところは、夢中にさせてくれますねぇ。

 

もちろん勝ったほうがいいのかもしれませんけど。
前シーズンが一番おもしろかったかなぁ。
謎の大逆転負けがたくさんあって、うなされたことがなんどもありましたからねぇ。

 

プレイオフでのラプターズに大逆転負けされたときは、むしろレギュラーシーズンでなんども見た形だったので。
自分はそんなにダメージがなかったですからね。

 

 

むしろ前シーズンって謎の大逆転負けさえしていなかったら、もっと上の順位でフランクヴォーゲルの契約も延長していたと思いますけど。
今シーズンは、大逆転負けなんて前のウルブズ戦ぐらいでしょ…。
そういう点では、前シーズンと比べて戦力ダウンしているんだよなぁ。

 

サデウスヤングより、ジョーダンヒルのほうが何倍も有能だったと思いますけどねぇ。
ジョーダンヒルはオフェンスリバウンドをとりまくって、前シーズンのポールジョージ復調のきっかけをつくったのはジョーダンヒルだったと思っています。

 

 

でも今シーズンは、とにかくサデウスヤングが周りを助けないというか。
足をひっぱりまくっているのを、ポールジョージやティーグあたりが必死にどうにかしようとしている展開なので…。

 

脇役のサポートがないというか、サデウスヤングって給料の点で、おまえがやらないといけない選手なのに。
みんなの足を引っ張っているところがきついです。

 

 

そんな感じでまとめてみると

  • ペイサーズはプレイオフ絶望的状況に
  • ペイサーズは昨シーズンより今シーズンは悪い
  • ペイサーズは今シーズンそれでもラッキー勝利がある

こんな感じかな。

 

ペイサーズの弱点は

  • ジョーヤング
  • ネイトマクミラン
  • サデウスヤング
  • ロドニースタッキー

この4人ですね。
ロドニースタッキーは責任とって(?)カットされてしまいましたけど。

 

ジョーヤングとサデウスヤングは他人事だと思っているところがイライラしてきます。
ジョーヤングはフリースロー率どうにかしろよ。
ふざけているのか?

 

サデウスヤングのフリースローミスが注目されていますけど。
よっぽどジョーヤングのフリースローミスが責任大だわ。
ジョーヤングがフリースローをきっちり決めていれば、ニックス戦勝てていたでしょ。

 

 

ジョージニアングとマイルズターナーはしょうがないかと。
ジョージニアングは1年目だし、ネイトマクミランが試合にだした時点でアホでした。

 

マイルズターナーはまだ若いので。
期待が大きすぎるのかと。
まだスタメンの器ではないですけど、そんなこと言ってられません。

 

 

ネイトマクミランはオフに更迭ですね。
ネイトマクミランでは無理だというのがわかった分だけ、必要なシーズンだったと思います。

 

 

 

ペイサーズおもしろい

いや、もう一度いいますけど
ペイサーズはおもしろい
です。

 

弱いというか、ちょっと頭おかしいレベルです。
でもだからこそおもしろい。

 

 

マイルズターナーがはじいたリバウンドをラボイアレンに任せて、ラボイアレンが必死にウルブズの選手とリバウンドを競っているのをみて、マイルズターナーが前にすたこら走っていくのは。
ほんと(悪い意味で)神プレイだわ。

 

 

 

ラボイアレンが競り勝ち、ティーグがそれ(マイルズターナー)をちゃんとみていて、速攻マイルズターナーにパスをだしたところは、ティーグが良い意味でやばすぎます。
おもしろすぎるだろ…。

 

いや前に走るのは別にいいんです。
リバウンドをきっちり取れよ!!

 

 

そりゃポールジョージも怒りますよ。
プレイで神プレイを連続している中で、そんなお笑い神プレイをされたらねぇ…。

 

蟻の王とハンター会長が戦っている中に、鼻毛真拳の使い手が乱入してくるような感じですからねぇ。
おもしろいですよ。