ペイサーズｖｓキャバリアーズ
後がなくなったペイサーズ。
ホームの試合ということで、なんとか踏みとどまりたいところです。
ペイサーズはキャバリアーズにまったく歯が立たないというわけでもないんですが。
キャバリアーズのほうが経験豊富というか、ペイサーズ(オラディポ)の良さを消してくるのはさすがだと思います。
レブロンがいるチームと言えば、ヒートもそうでしたけど。
ヒートもフルコートディフェンスをしてきて、ペイサーズはかなり窮屈になりましたが。
キャバリアーズもオラディポへのダブルチームで、ペイサーズはかなり窮屈になっているので。
そこらへんはさすがだと思いますね。
キャバリアーズって今シーズンはディフェンスに難があるチームだったわけですが。
そういうディフェンスに難があっても、具体的な戦術でディフェンスを成り立たせるというかな。
実際ディフェンスに難があっても、ペイサーズのオラディポにダブルチームをすることで。
ペイサーズをかなり窮屈にさせているわけですからね。
ピンポイントな対策でしかないんですが、それが的中しているわけです。
戦術をレブロンが考えているのか知りませんけど。
ペイサーズの良さが消えているところがあるので。
そういうところは選手層の厚さや、経験豊富なところを感じます。
レブロンはプレイがいろいろ言われていますけど、それ以上に頭が良いと感じます。
ただなんとなくレブロンってキャッチ＆シュートがないので。
ショットクロックが残り少しになったのなら、オフボールのときは放置していいような気がしないでもないです。
まぁ５戦目はブザービター３Ｐを決められましたけど。
あれも、キャッチ＆シュートではなかったような…。
ペイサーズはオラディポで
ペイサーズは今からオラディポのダブルチームに対する対抗策を考えて、それを実践しようとしても。
もう時間がないと思うので。
この試合もオラディポ、オラディポで行ってほしいですね。
ここまでこれたのはオラディポのおかげですし、オラディポがミラクルなプレイをやってくれたのがよかったです。
なんとなく第２戦で変わった感を感じます。
第２戦の、オラディポの速攻のファウルトラブル。
あれでオラディポのディフェンスというか、スティールがやや消極的になったように感じます。
オラディポのスティールからの、イージーシュートはペイサーズの持ち味でもあったので。
オラディポがここ最近、あまりスティールを決めれないのはペイサーズとしてはきついですね。
オラディポはダブルチームで窮屈になっていますけど。
オラディポの得点源は、前からスティールのイージーシュートもそうでしたから。
だから、レブロンをフリーにして。
むしろレブロン以外の選手をダブルチームにいきたいところです。
パスの出し手をどうにかするのではなく。
パスの受け手をどうにかして、イージーシュートにつなげていきたいところです。
パスの出し手と受け手
レブロンも、自分で言っていましたけど
「第１にパスを考えている」
というように、レブロンはパスコースを探していて、それがないと自分で攻めてくるので。
ぶっちゃけ、レブロンがボールを持っているときの
【レブロン以外の選手のオフボール時の動き】
ここが鍵を握っているのかと。
レブロンなんか気にしていないで。
自分のマークマンを必死に抑えないといけないですね。
まぁカイルコーバーとかうまくフリーになってくるので、やっかいなんですけど。
それでＮＢＡで生き残っている選手ですからね。
ターンオーバーはどうしてもパスの出し手の、パスミスというイメージが強いですけど。
パスの受け手のミスでも、ターンオーバーになりますから。
レブロンがなかなかミスをしないのなら、パスの受け手のほうにプレッシャーをかけていくべきかと。
もう何やっても遅いんですけどね。
キャバリアーズがリードしているとレブロンは２点２点を狙ってきますけど。
キャバリアーズが負けているときは、どうしても３点を狙ってくる傾向があるように感じます。
それって、結構単純だったりするんですが。
そりゃコートにいる選手たちには、そんな冷静な判断ができないので。
「３点とられるときつい！」
っていうときに、２点を防ぐディフェンスをしていたり。
「もう１点でも取られるとやばい！」
っていうときに、３点を防ぐディフェンスをしていたりするので。
冷静な判断ってできないですよね。
そこらへんはやっぱり経験の差があるのかな…。
なんて思ったりします。
ウエストのチームなんかは、３点シュートを決められたら同点になる場面は。
急いでハックして、相手に３Ｐシュートを打たせずフリースローで２点どまりにしようとするから。
今シーズンは、フリースローの２本目を外して、そのリバウンドを押し込んで３点プレイにしようとするプレイが多かった気がします。
ペイサーズは、まだその判断というかな。
試合終盤の
【なにがＯＫでなにがＮＧなのか】
これがやや判断が悪く感じますね。
第４戦あたりは、そこらへんの経験があったら。
もうちょっと終盤が接戦にできたかもしれません。
勝てたとまでは思いませんけどね。
結局勝ち負けなんていうのは、強いだけではなく。
そういう試合巧者が有利になるので。
マジックなんかは、もう何度も勝ち試合を試合終盤のミスで敗戦にしてしまっているでしょ。
マジックは試合終盤をもう少しどうにかできれば、かなり変わっていたチームだと思いますね。
それなりの選手はいたわけですからね…。
そんな感じで試合視聴後に追記します。
これが今シーズン最後の試合となってしまうのか〜！？
勝った
で、試合を見たんですけど。
普通に勝ちました。
３Ｑあたりでぐいぐい引き離し、結果的には２０点差以上つけました。
ただ３Ｑ終盤ぐらいで２０点差ほどついていましたけど。
レブロンはまだ諦めていませんでしたね…。
ペイサーズも２０点ほどリードしているのだから、２点は許しても３点は許さないディフェンスをすればいいのに。
なぜか２点を防ごうとするディフェンスをして、レブロンも３Ｐシュートをうたせるパスを連発。
結果キャバリアーズもそれなりに３Ｐシュートを決めますが。
ペイサーズも３Ｐを決め返し、キャバリアーズは白旗で４Ｑはレブロンを出すこともありませんでした。
ほんとさぁ。
前シーズンの再現になるかと思いました。
大量リードしていて、キャバリアーズとしては３点３点と返していきたいところ。
それなのにペイサーズは２点を防ごうと、中に入ってきたキャバリアーズ選手にダブルチームやヘルプディフェンスを連発。
これで外のディフェンスの枚数が足りず、キャバリアーズに常に３Ｐシュートを打たれていました。
実際それなりに決められたんですが。
ペイサーズのほうのオフェンスが止まりませんでした。
たしかにディフェンスは常に決まったものをすると思うので。
急に
「３Ｐシュートを防ぐディフェンス！」
なんてことをするのも難しいと思うんですが。
また前シーズンのように大量リードを簡単に溶かして、最後の最後で逆転されるんじゃないかとハラハラしました。
オラディポがトリプルダブル
この試合ではオラディポがやってくれました。
ややまぐれっぽいタフ３Ｐシュートも決まって、ペイサーズは序盤に有利に立ちました。
オラディポはトリプルダブルをしましたが、スティールの４つが大きかったです。
ペイサーズはやっぱりスティールが生命線になってくるかと思います。
WHAT. A. DUNK. pic.twitter.com/kMRFNVYChW
— Indiana Pacers (@Pacers) 2018年4月28日
外のオラディポのスティールと。
中のマイルズターナーのブロック。
この２枚のディフェンスで今後はがんばってほしいところです。
一時期も外のロンアーテストと、中のジャメインオニールという固いディフェンスがウリでしたし。
この試合はダレンコリソンも高確率でシュートを決めてくれたのが助かりました。
他の選手も高確率でシュートを決めて。
フリースローだけがダメでしたね。
【ボックススコアはこちら】
⇒ボックススコア
勝ってよかったです。
負けてもしょうがなかったと思いますけど。
２０点以上リードした展開からの敗戦でシーズン終了は、来シーズンまでもやもやしますからね…。
でも今日の試合を見ていても
「前シーズンのプレイオフは１つぐらい勝てただろ」
って思います。
いや、今日の試合も
「前シーズンと同じく大逆転負けしそう」
な感じになっていたので、ちょっとヒヤヒヤしましたけどね。
前シーズンは相手に得点されたら、こちらはまったく得点できなくなりましたが。
今日は相手に得点されても、こちらも得点できたところが助かりました。
第７戦へ
決着は第７戦になります。
まだ終わっていませんけど。
やっぱり第２戦を勝ってペイサーズは３連勝しないと厳しかった気がしますね。
３連勝して、この第６戦の勝利で決めたかったところです。
ペイサーズとしては、惜しかったのはホームでの第４戦と思えるところがありますけど。
キャバリアーズはなんとなく、３敗してから残り１勝あげるのが難しそうなイメージがあるので。
４戦目で３勝目をあげても、そこから３連敗しそうなところがありました。
まだ終わっていませんけど。
シーズン始まる前は
「ペイサーズが勝ち上がるのは難しい」
と思っていただけに、最初の１戦目に勝ったところを褒めたいですね。
最初の１戦目に勝てなかったら、勝ち上がる可能性なんてまったく考えなかったと思いますから。
最初の１戦目に勝利したペイサーズは夢を見させてくれました。
逆に考えると、１戦目に勝てなかったら、ほとんど詰んでいたと思うと。
やっぱり対戦相手がちょっとおかしいでしょ。
第５シードで、なんでいきなりキャバリアーズとなんだか。
というか、何度も言いますけど。
１，４，５，８位のチームがちょっとおかしい。
今日はラプターズがウィザーズに勝ちましたけど。
ラプターズはウィザーズとやった後に、その次がキャバリアーズでは１位のうまみがまったくないでしょ。
まぁそれは２位のセルティックスがけが人続出で、２，３，６，７位がゆるーく見えるからなんだと思います。
ペイサーズ的には、２，３，６，７位のチームとの対戦なら。
互角以上の戦いができそうでしたからね。
ペイサーズは第７戦に勝っても、次はラプターズということで。
ぶっちゃけ、キャバリアーズよりもラプターズに４勝するほうが、ペイサーズとしてはちょっと無理でしょ。
ボグダノビッチがデローザンを再び抑え込んでくれれば話は変わってきますけど。
ラプターズとは相性は悪くない気がするんですが。
実際毎シーズン１勝ほどラプターズからしているところはあるんですが。
ラプターズに４勝できるようには思えないですね。
ただペイサーズとしてはラプターズにちょっと助けられているところってあるんですよね。
前シーズンもラプターズ戦でランススティーブンソンが爆発して勝利して、プレイオフにぎりぎり到達しましたけど。
もしあの試合で負けていたら、ペイサーズは１勝足りなくプレイオフ逃していましたから。
ただ、そういう１勝ができても。
ラプターズに４勝するっていうのは、なんかきつい気がします。
ウィザーズでもきつかったわ。
ウィザーズがあがってきたら、ペイサーズのほうにホームコートアドバンテージがある分、まだ勝ち上がれる見込みはあったと思いますけどねぇ。
だから、１，４，５，８位のチームがおかしいんだって！！
８位ウィザーズが一番おかしいわ。
次の試合は、日本時間の月曜の午前２時とか…。
勝っても負けても眠れないパターンか。
