ペイサーズ10戦終えての感想
ペイサーズは開幕から10戦終了しました。
結果は5勝5敗です。
自分が点数をつけるとするのなら
95点
ぐらいあげたいです。
最後の2戦がもうちょっとで勝てそうだっただけに、がっかりするところもありますが。
開幕から10戦、ホーム4試合アウエー6試合で5勝5敗なら、十分すぎる結果を残してくれました。
特に開幕前は
「最初の試合に負けたら10連敗するんじゃないだろうか」
なんて思っていただけに、5勝5敗はまったく予想していませんでした。
シーズン前は
ネッツ⇒ホームなので必勝しないとシーズン終わる⇒○
ブレイザーズ⇒ホームで負けるとやばい⇒△
ヒート⇒アウエーなので負け確定⇒×
ウルブズ⇒アウエーなので負け確定⇒×
サンダー⇒アウエーなので負け確定⇒×
スパーズ⇒ホームでもジャッジがスパーズ有利で負け確定⇒×
キングス⇒ホームで負けるとやばい⇒△
キャバリアーズ⇒アウエーなので負け確定⇒×
76ers⇒アウエーでの勝負で微妙⇒△
ニックス⇒アウエーでの勝負で微妙⇒△
こんな感じで3勝7敗で十分で、4勝6敗で大健闘だと思っていました。
それが5勝5敗で終えたわけですから、十分やったと思います。
5勝3敗になったところで、欲がでましたが。
しょうがないでしょ。
ウルブズ・スパーズ・キャバリアーズからの勝利は大きかったですね。
逆にブレイザーズ・76ers・ニックスとの試合は、どこか1つでいいので勝ちたかったところです。
ただ今シーズン76ersもニックスも好調っぽいですから。
アウエーでの試合だったので、負けてもしょうがなかったと思います。
オラディポ&サボニスがよかった
結果的にポールジョージの見返りできたオラディポ&サボニスがよかったです。
オラディポ&サボニスは、成長に時間がかかると思っていて、特にサボニスは来シーズンになっても使い物にならないんじゃないかと思っていましたけど。
高確率でシュートを決めて、前シーズンFG率が(たしか)30%台だったのがなんだったのかと思わされます。
たしかサボニスが過小評価されていたのは
「どこからでもシュートがうてる」
なんていわれていながら、ビッグマンなのにFG率が低すぎたからだと思うので。
元から汚れ仕事というか、潤滑油的なプレイは評価されていただけに。
高確率でシュートを決めてくれるサボニスの加入は一番大きかったと思います。
まぁだからポールジョージの見返りが少ないという多くの人の判断はしょうがないんですよ。
- オラディポ⇒2100万ドル
- サボニス⇒FG率30%台
だったわけですからね。
自分もポールジョージのトレードはしょうがないとして。
焦ってトレードをまとめた感が強くてがっかりしていました。
でも結果的には両方よくやっていて。
サボニスはボールを持っても、そこからスムーズにボールの移動がおこなわれるので。
ピック&ロールをしても、またすぐにオフェンスが断続できるところがよかったです。
オラディポ&ダレンコリソンのスタッツがあがっているのも、サボニスの潤滑油的貢献が大きいと思います。
壁役が優秀なら、ボールの持ち手のスタッツは自然とあがってきますから。
オラディポはシュートは一時的なものだと思うので、この調子を持続できれば儲けものだと思います。
オラディポももしこの調子を断続できるのなら、一流プレイヤーの仲間入りかと…。
ただ無理っぽい。
この調子を断続できればMIPとNBAサードチームに入れそうです。
オールディフェンスチームのセカンドチームにも入れるのでは…。
もとから守備の評価は高い選手でしたし。
サボニスの壁役とパスセンス、後はペイサーズのビッグマンの中では一番のリバウンド力。
オラディポの守備力。
ここらへんは計算できるものだと思います。
実際このトレードがよかったのかは、他のトレード結果だったらどうなっていたのかがわからないので判断の仕様がないですけど。
ポールジョージよりはよくやっていると思います。
まぁ自分はジェイクラウダーでもポールジョージよりサラリーが安い分だけ
「互角ぐらいでは?」
と思っていましたが。
あれはセルティックスのヘッドコーチがよかったのか。
クラウダーはセルティックスで株をあげましたね。
というかセルティックスのクラウダーへの5年契約がやっぱりすごいと思います。
ポールジョージの謎
というか、元からポールジョージが過大評価すぎだったんだって!
いや、実力はあったと思いますが、バスケットIQの点や審判や無名選手への軽視がひどかったでしょ。
でもポールジョージの世間での過大評価を生かして、ペイサーズには良いトレードをまとめるチャンスがあったわけでしょ!?
まぁプレイオフや優勝を狙っていくのなら、ポールジョージのほうが価値はあったかもしれませんが。
今のペイサーズはプレイオフに行くことから考えないといけないので。
オラディポ&サボニスのほうが価値がありますね。
はぁ、ほんと、ポールジョージにはサンダーに所属しての
「俺は勝ちたいんだ」
発言を早く発してほしいわ。
サンダーは今4勝5敗でしょ。
ペイサーズにいたら
「俺はもっと勝ちたい」
って言っている時期なはずだろ。
もしポールジョージが今シーズンペイサーズにいて、76ers&ニックスに負けた今現在なら
「俺は勝ちたい!」
「勝てる試合を落としてがっかり」
みたいなことを言っているだろ!!
なんでペイサーズにいると
「俺はもっと勝ちたい」
って言っていたのか謎です。
そういうたびに自分は
「お前の責任が大きいところもあるのでは?」
と突っ込みたいところがありましたけど、ポールジョージへの過大評価がすべていけないんや!!
ほんと世間の評判がポールジョージをだめにしました。
良いプレイをしても勝てないペイサーズ
ペイサーズは10試合を通して、スパーズ戦あたりからチームが完成したんじゃないかと思わせるほど安定するプレイをしています。
自分の都合のいい妄想では
- 前シーズンはプレイ的に10点〜80点のプレイ
- 今シーズンはプレイ的に50点〜80点のプレイ
こんな感じになっているように感じます。
なので前シーズンはとことん駄目なプレイも多かったですが。
今シーズンはそこまでひどいプレイも見られないです。
そういう点での安定を感じます。
なんかこういう最小値があーだこーだなゲームがあった気がする。
なんだっけ?
あ、メイプルストーリーだわ。
用は攻撃力が1〜100がランダムででるより。
攻撃力が60〜80のほうが安定するってことですね。
攻撃力の最小値が底上げされたほうが安定するので
【最小値の攻撃力>最大値の攻撃力】
重要性はこんな感じだったと思います。
実際のところ知らんけど!
前シーズンのペイサーズは用は攻撃力(プレイの良さ)が1〜100のうちのランダムに対して。
今シーズンは50〜80ぐらいがランダムででるって感じですね。
なので今シーズンのペイサーズのプレイはずいぶん安定しているように思えます。
ただここで問題になってくるのが、ペイサーズと相手チームが同じようなクオリティなプレイをすると。
ペイサーズのほうが競り負けるという点です。
前シーズンもペイサーズがひどい試合をしているのに、前半はなぜか同点で終えれるようなことがありました。
ペイサーズがぐだぐだな試合をしているのに、最後はなんとか競り勝った試合もありました。
そういうところが戦力差なんじゃないかと思ったり。
用は今シーズン、ペイサーズが70点ぐらいのプレイをしていても。
相手チームが60点のプレイながら、ペイサーズよりリードするってことですね。
「ペイサーズのほうがいいプレイしているじゃん」
と思っても、相手チームとの戦力差によって、そんなに良いプレイとも思わないけど相手チームがリードするというかな。
だから結局ウォリアーズを例に出せばわかりやすいですけど。
ペイサーズもウォリアーズも80点なプレイをしていれば、結果的にはウォリアーズが勝つわけで。
今シーズンはペイサーズが勝つためには、ペイサーズが80点のプレイをして。
ウォリアーズが30点ぐらいのプレイをしてくれないと、ペイサーズは厳しいってことです。(さすがにひどくね)
ポールジョージ&モンテエリスの2シーズンはちょっとひどすぎて
「ボールのキャッチとパス練習から始めろよ」
と思ったこともちょくちょくありましたけど、結果的には勝ち数のほうが多かったです。
それはなんだかんだで、ポールジョージやらジョージヒルやティーグが選手としてよかったからだと思います。
モンテエリスもひどいプレイが多かったですけど、なんだかんだでやっていたのだと思います。
今シーズンはフリーな選手を作って、その選手がシュートを決めて、ずいぶん高確率にシュートを決めているイメージですが。
ちょっとしたことですぐにリードを失っているというかな。
まだ今シーズンが終わっていないのでなんともいえませんけど。
ペイサーズのバスケットはずいぶんよくなりましたけど。
他チームにはマークをついていても決めてきたり、大量得点を見込める選手がいるわけで。
そこらへんの差が大きく感じます。
ペイサーズはマイルズターナーがそういう存在になってくれればいいのですが。
どうも復帰後2試合は、むしろ相手チームに流れを渡すようなプレイが見られるので…。
そこらへんが今後どうなるのかだと思います。
まぁ結局レブロンがいればチームが勝てる感じになっているように。
よいバスケットとかしなくても、1人の選手で勝てるチームとかできあがるのがNBAなんですよね。
キャバリアーズ戦も勝ちましたけど。
もうちょっとでレブロン1人に逆転されそうになりましたし。
どんどん相手チームが有利になる
ペイサーズはもうプレイ的にはできあがっているように感じるので。
今後は相手チームのほうがどんどん有利になってくるかと思います。
「今後ペイサーズの連携がよくなって強くなる」
とかはそんなにないと思うんです。
それはペイサーズだけが連携がよくなっていくわけではないからです。
他チームはまだ連携がイマイチなチームもあると思います。
むしろペイサーズより連携が良いチームのほうが数えるぐらいしかない気がします。
そういう他チームが時間とともに連携がよくなっていく一方で、ペイサーズがこれ以上連携がよくなるとも思えないというか。
これ以上ペイサーズの連携がよくなったら、ぶっちゃけすごくね…。
想像できないです。
若手の成長にも同じことがいえて、ペイサーズの若手が成長するのなら。
他チームの若手が成長してもおかしくないわけですね。
なのでシーズン序盤が鍵だと思います。
オールスターまでにどれだけ連携が悪いチームに対して勝ち星を重ねることができるか。
今のペイサーズはかなりいいと思います。
それは単純に速攻とピック&ロールの練習に重点を置いているからかと思われます。
後はサボニス効果ね。
たださっきも書きましたけど、ペイサーズが80点のプレイをして、相手チームも同じ80点のプレイをされては負けるので。
ペイサーズが勝利をあげた、ウルブズ戦やキングス戦、キャバリアーズ戦など。
相手の不調につけこんで勝利をあげていくのが今シーズンになりそうです。
というか、ペイサーズが勝つと
「相手チームが悪かった」
なんて記事があがって。
逆にペイサーズが負けると
「(ペイサーズと対戦した)相手チームがよかった」
なんて記事があがっているので、まぁペイサーズは注目度が低いのでしょうがないですよね。
でもそれは事実というか。
ペイサーズは50点〜80点のプレイをしていて。
ペイサーズが勝つか負けるかは、相手チームがペイサーズよりずいぶん悪いプレイをしないと厳しいと思います。
76ers戦もニックス戦もペイサーズのほうがよかったと思っただけに。
負けたのはすごく違和感がありましたね。
前シーズンの戦力があって、今シーズンのプレイをしていれば、ずいぶん勝てたと思いますが。
ポールジョージのバスケットIQの低さというか、マイルズターナーもちょっと疑問符が付くので…。
ポールジョージがいなくなってペイサーズのプレイはよくなったが、選手の質の問題ですね。
ポールジョージは質はよかったが、チームプレイは悪かったでしょ。
だからティーグは残しておけって!
ポールジョージトレードはしょうがないとして、ティーグを残しておけばよかったのに。
ダレンコリソンもコーリージョセフもよくやっていますけど。
今のNBAはポイントガードだけでどうにかなる感じですからね…。
後はピック&ロールばかりでは限界があるわけで。
だからアルジェファーソンとか獲得した気がするんですけど。
まぁ今のペイサーズにはポストプレイへの展開を練習させるよりは。
とことんピック&ロールをさせたほうが効率が何倍もいいんですけどね。
冷静に考えると、選手の総サラリーが下から数えたほうが早く。
ピック&ロールばかりで攻めていて簡単に勝てていたら、苦労はないですよね…。
ただピック&ロールは理論的に崩せるんですよ。
- 1.ボールの持ち手がフリーになって決める
- 2.壁役がフリーになって決める
- 3.相手のフォローディフェンスによってあいた第3の選手が決める
こうなんで、良質なピック&ロールをすればかならずフリーな選手はできてきます。
フリーになった選手がシュートを決めれるのかは知りませんけど。
だからNBA2kとかつまらなくなってやめたわ。
対人戦は知りませんけど。
対CPU戦は、ピック&フェードってやっているだけでどうにかなりましたからね。