新ヘッドコーチはネイトマクミラン
ペイサーズの新ヘッドコーチは「ネイト・マクミラン」となりました。
アシスタントヘッドコーチからの格上げになりました。
ペイサーズの公式ホームページで、ネイトマクミランの顔がでていたので確定のようです。
なぜフランクヴォーゲルからネイトマクミランなのか?
いままでアシスタントヘッドコーチにネイトマクミランがいたわけで、それならフランクヴォーゲルがいなくなった分、ペイサーズのベンチワークはレベルが下がると考えるのが普通です。
「フランクヴォーゲルでいいじゃん」
「フランクヴォーゲルをやめさせた意味がわからない」
と思った人が多いと思います。
自分もそう思いました。
ネイトマクミランを格上げさせるだけなら、来シーズンもタイムアウトのとり方はぐだぐだそうです。
今シーズン、もっと効果的にタイムアウトをとっていれば3,4つは多く勝てたはずだと自分は思っています。
大逆転負けをした試合の多くは、タイムアウトが遅すぎましたから。
このヘッドコーチ交代は自分の考えをいうと
ラリーバードの言うことを聞くヘッドコーチにしたい
というところが強かったのだと思います。
癖のあるヘッドコーチを据えるより、ラリーバードに服従するであろうネイトマクミランをヘッドコーチにしたのだと思います。
ネイトマクミランは癖が少なそうなイメージがあります。
単に自分はネイトマクミランについて知識がないだけかもしれませんが…。
それほど癖が強いヘッドコーチには見えないです。
そしてもうペイサーズに結構な年数所属しているので、ラリーバードの言うことは素直に聞きそうです。
そこらへんをラリーバードは考えてのヘッドコーチ昇格かと思います。
ラリーバードはガチだぜ!!
いや自分はそれしか考えつかないです。
ペイサーズのヘッドコーチは結果を残すだけではいけない
今シーズン、スモールでテンポを速めるはずだったペイサーズ。
でも終盤は相変わらずスローな試合展開。
結局プレイオフでは、個々の力に頼る試合ばかりで、チームとしての方向性が見えませんでした。
それでもプレイオフに出場したペイサーズ。
フランクヴォーゲルは結果を残しました。
結果を残しただけではラリーバードは納得しなかったのだと思います。
「俺のいうこと聞いていないだろ」
というところが、ラリーバードの本音かと思います。
フランクヴォーゲルはちょくちょくラリーバードが集める選手を使わない傾向もありました。
そしてそれで結果を残してきたフランクヴォーゲル。
今年もラリーバードは
「試合のテンポを速める」
なんてことをいい、なんでもできる選手を集めました。
でも、結局フランクヴォーゲルがやったことは、選手があまり動かない個にボールを持たせての、ワンプレイばかりでした。
今シーズンペイサーズは結果を残しましたけど。
今シーズンのプレイより、昨シーズンのプレイのほうがおもしろかったところはあります。
ジョージヒルが自由に動き回って、ジョージヒルがステップアップした昨シーズン。
でも今シーズンはジョージヒルをサイドに立たせて、選手があまり動かないオフェンスが多かったです。
そこらへんもフランクヴォーゲルの采配によるところが大きかったと思います。
これまでもラリーバードが熱心に獲得した選手をあまり使わなかったりしたフランクヴォーゲル。
でも結果的にそれがうまくいって結果を残しました。
結局クリスコープランドも今シーズンバックスからは途中で解雇されて、来シーズンNBAに残っているのかはかなり厳しい状況です。
ただラリーバードとしてはこれから選手を補強していく中で
「テンポが早い試合が得意な選手を集めよう」
としている中で、フランクヴォーゲルがスローな試合を作り上げていくのなら、ちぐはぐになってしまいます。
そこをどうにかするためのフランクヴォーゲルとの契約更新せず。
ネイトマクミランの格上げだと思われます。
今シーズン中も、補強とフランクヴォーゲルのシステムと選手があっていないように感じました。
その差を埋めるためのヘッドコーチ交代かと思います。
今まではどんなにラリーバードが思い描いた選手を獲得しても、フランクヴォーゲルの戦術しか展開されませんでした。
でも、ネイトマクミランに変わることで、ラリーバードが獲得した選手にあわせての戦術になるかと思います。
よりラリーバードの考えるバスケットへ
来シーズンははっきりいって今オフの補強次第だと思います。
そうとういい補強をしないと、今シーズンより結果を残せないのは確実です。
フランクヴォーゲルはなんだかんだで結果を残しました。
そしてフランクヴォーゲル並みに、ネイトマクミランが結果を残せるとは思えないです。
フランクヴォーゲルはこだわりがある監督だったと思います。
特に選手起用は計算できる選手をよく起用しました。
ラボイアレンがちょくちょくスタメンPFで出場しましたが。
そこはフランクヴォーゲルの良さだったと思います。
他のヘッドコーチでは、ラボイアレンをスタメンPFで起用する人はそう多くないと思います。
ラボイアレンとしては、来シーズンは試練の年となりそうです。
ステップアップしないと、3年目のチームオプションは行使されない気がします。
好きな選手だけに、がんばってほしいです。
ペイサーズファンだから言っているわけではないですけど。
ラリーバードは正しいと思いますよ。
たしかに結果を残してきたフランクヴォーゲルですけど。
その試合の展開は窮屈でした。
ラリーバードは単に上位チームの芝生が青く見えているだけな気がしますけど。
「ペイサーズもそうなりたい」
という気持ちがなくなってしまってはいけないことだと思います。
スモールにこだわる必要性はないと思います。
でも、一時期のナッシュ&アマレのサンズが優勝はしなかったけど今でも評判が良いように。
ペイサーズもそうなりたいと思っているのだと思います。
ただペイサーズがそんなチームになるとは、ペイサーズファンの自分でも思えないです。
結局補強次第だよなぁ。
でもこれでラリーバードは迷いなく狙った選手の補強に力を入れることができると思いますね。
もしこれで補強が中途半端な感じなら、ラリーバードを疑うわ!
ヘッドコーチが中途半端だと選手にベテランがほしい
はっきりいって、来シーズンペイサーズはかなり厳しいと思います。
そもそもヘッドコーチが曖昧なチームが強かったことなんてほとんどないと思います。
スパーズは強烈なヘッドコーチがいるから、選手もいいプレイをするというか生きていると思います。
ただやっぱりスパーズは強いですけど、一部ファンからはそれほど好まれないところがありますよね。
選手たちはいい選手が多いけど、地味だとか言われたりしています。
まぁスポーツの世界なんて
「強いチーム=好まれる」
みたいな感じなんで、スパーズは強いチームが断続しているゆえに好まれていますけど。
「ラリーバードがヘッドコーチしろよ!」
と思うんですけどね。
ラリーバードも今シーズンペイサーズの試合を観客席から見ていて
「なんで俺のいうとおりにしないんだ」
と感じたことは多かったと思います。
やっぱり試合を作るのはヘッドコーチの自由だと思います。
ラリーバードが思い描く試合をしたいのなら、ヘッドコーチ職になるしかないと思うんですけどね。
その点で、来シーズンペイサーズは厳しいと思います。
そりゃそうとういい選手を獲得したり、がんがんお金を使ったのならいいところ行くかも知れませんが。
ヘッドコーチがネイトマクミランならレブロン級の周りの選手に影響力を与える選手がいないときびしそうです。
それでなくてもベテラン的な選手がペイサーズはいないのに。
どうするんだろ。
いや別に若いチームでもないんですけど。
ポールジョージはまだ若いし、モンテエリスはまだチーム2年目。
そう考えるとジョージヒルがチームをひっぱらないと厳しそうです。
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