ペイサーズとピストンズのよくみかける対決
ペイサーズ4試合目はピストンズ戦です。
プレシーズンで2戦して2勝だったピストンズ戦。
ただ、ペイサーズはここまで3連敗。
一方のピストンズは3連勝中。
今回のスタメンもいつもの
- PG ジョージヒル
- SG モンテエリス
- SF ポールジョージ
- PF CJマイルズ
- C イアンマヒンミ
でした。
相変わらずCJマイルズにPFをやらせるというか、ピストンズはマーカスモリスとイリャソバがよくポジションチェンジしていたので、ポールジョージもPF的な守備をしていました。
ペイサーズ1Qはドラモンドにいいようにやられる
ペイサーズ、相変わらずプレイが悪く、今日も負けムードです。
序盤はモンテエリスがしれっと得点を重ねますが、簡単に得点を返され逆転。
ドラモンドには、序盤1Qで10得点8リバウンドをされた気が。
勘違いかもしれません。
確認するのがめんどいので、間違えたらすいません。
でもそのぐらいドラモンドにオフェンスリバウンドを取られて、そのまま決められるケースが多かったです。
1Qだけで10得点8リバウンドぐらいされて、自分も
「え?」
と思いました。
いや、ドラモンドの前の試合のスタッツでも表示しているのかと思いましたけど、よくみたら1Qだけのスタッツだったような。
第2Qベンチ陣が活躍!ロドニースタッキーが魅せる
第2Qはロドニースタッキーが奮起します。
ジョージヒルも3Pシュートを2本連続で決めて、逆転してさらに一気に突き放します。
ロドニースタッキーを中心にチームをつくったほうがいいと思います。
いや、この4試合でまともな活躍しているのはロドニースタッキーとジョージヒルぐらいでしょ。
チェイスバディンガーも1本もシュートをうたなかったのですが、倒れた相手選手のボールをつかんでジャンプボールを獲得。
地味すぎながら、500万ドルの活躍を見せてくれました。
500万ドルの選手に望むことが、ジャンプボールの獲得1本で満足っていうのも変な話です。
でも、シュートをばんばん外されるよりは、よっぽどいいです。
むしろペイサーズの今の現状は、無駄なシュートをうたないだけで褒められる状況だったりします。
第3Qはジョーダンヒルが低テンションでシュートを決める
第3Qはジョーダンヒルは低テンションでシュートを決めて、一時は20点さほどつけた気がします。
ジョーダンヒル、地味ながらよかったです。
いやジョーダンヒルがいいというより、他のペイサーズの選手が悪すぎて、ミスさえしなければ褒めれる状況です。
その後もロドニースタッキーがとにかく得点、ディフェンス、アシストで絡み続けます。
そしてなんとかペイサーズが初勝利。
ピストンズは、冷静にプレイすれば余裕でペイサーズに勝利できたでしょうが、第2Qが誤算でした。
ただピストンズは2Qが誤算でしたが、第3Qと第4Q、もっとていねいにやっていればペイサーズに勝てましたよ。
ペイサーズの第4Qの得点は9点でしたからね。
ペイサーズ 94 − 82 ピストンズ
【ボックススコアはこちら】
⇒http://jp.global.nba.com/boxscore/#!/0021500054
ペイサーズはロドニースタッキーとピストンズのミスに助けられました。
とくにスタンリージョンソンはロドニースタッキーからフレグラントファウルを受けての2フリースローを両方外した点がいけません。
さらにピストンズボールからの、誰がうったのかは忘れましたが3Pが外れるという…。
これが全部決まっていれば合計5点プレイでしたからね。
しかもその後にロドニースタッキーにシュートを決められるという…。
ロドニースタッキーのミス(フレグラントファウル)もペイサーズのプラスになるという、なんとも不思議な試合でした。
ペイサーズは勝利はしたが、試合内容はかなり悪い
まずポールジョージが予想以上に使えません。
ボールをほしがるのですが、とにかくボールをもらわないと気がすまないのか、なかなかボールがこないとハーフコートラインぎりぎりまで戻ってボールをもらおうとします。
で、結局シュートは決まらず。
こんなシーンが多いです。
ボールをもらうのなら、せめて3Pラインの中でもらわないと期待感が0というか。
1人で勝負しないで、もうちょっと回りをからめてのプレイをしてほしいです。
ロドニースタッキーやジョージヒルはそれがうまいです。
ポールジョージは第2Qに、決めなければいけないインサイドシュートをはずし、さらにオフェンスリバウンドをとったジョーダンヒルもブロック(?)されるという、なんともお粗末なプレイがありました。
ジョーダンヒルのブロックのシーンがリプレイでうつされていましたが、その前にポールジョージがきっちり決めていればなんてことはないのに、イージーシュートを外していては勝てないですよ。
いや、勝ちましたけど。
この4試合でのポールジョージのFG率が35%程度で、3P率は20%いくかいかないか。
こんなのでペイサーズが勝てるはずがないです。
これなら、まだCJマイルズに適当に3Pシュートをうたせたほうがマシかと。
CJマイルズならFG率はおそらく30%台で終わるでしょうが、3P率も30%台になるでしょうからね。
スタメンで外すべき選手はCJマイルズではなくて、ポールジョージのほうかと。
ポールジョージを外して、PFのポジションにジョーダンヒルかラボイアレンを入れたほうが、安定感はありそう。
チームプレイが多くはなりそうです。
ポールジョージに能力があるのはわかりますが、プレイがどうこうではなくて、プレイ意識がかなり残念な感じです。
いちいちファウルをもらえなかったとき、審判にアピールしないでもらいたい。
それでなくても、PFのポジションとしてポールジョージが入っているわけで、ポールジョージがいない(審判アピールに必死中)ペイサーズディフェンスは守りきれるはずがないんですから。
ペイサーズの選手は一長一短が多すぎる
ペイサーズの選手は一長一短が多すぎます。
ラボイアレンは、たしかにオフェンスリバウンドを取れますが、イージーシュートを外したり、ボールキャッチをミスることがあります。
CJマイルズは当たり日と、まったく駄目な日がはっきりしていますし。
ただこの2人はまだマシなほうです。
ポールジョージはこの4試合悪いところが多すぎます。
この試合もほんとよく勝てたものだと思います。
ペイサーズのメンツ的にありえるとすれば
- PG ジョージヒル
- SG ロドニースタッキー
- SF チェイスバディンガー&ソロモンヒル&グレンロビンソン3
- PF ラボイアレン
- C ジョーダンヒル
第2Qのメンツでしょうね。
でもこれはどうみても弱いです。
となると、ペイサーズの補強ポイントはSF、PF、C。
センターはマイルズターナーが経験を積めば使えそうです。
ただ今日の試合をみていれば、ポストディフェンスの点が物足りなさを感じました。
この試合もはじまった当初はドラモンドにいいようにやられてどうなるかと思いましたが、オフェンスの点ではいいもの持ってますね。
ただこの試合、もしマイルズターナーがオフェンスで活躍していなかったら、マイルズターナーがつぶれていた可能性もあったと思います。
そのぐらいドラモンドにいいようにやられました。
プレシーズンのマジック戦でも、ブーチェビッチにいいようにやられました。
マイルズターナーはポストディフェンスさえどうにかなれば、かなり使えるセンターになりそうです。
ペイサーズ、この試合勝てたのは奇跡に近い
ペイサーズはこの試合勝てたのは奇跡に近いです。
第4Qの9点っていうのは、スタメン陣がほぼずっと出場して9点ですからね。
シャインさんや、ジョーヤングといったベンチメンバーをだして9点とかではありませんよ!
ガチのスタメンメンバーをだして第4Qは9点でした。
世間が
「ポールジョージ、ポールジョージ」
うるさいからいけません。
今のポールジョージは、ニコラスバトゥームより下かと。
前シーズンはCJマイルズのプレイにイライラさせられました。
でも、まさか今シーズンCJマイルズ以上に、ポールジョージにイライラさせられるとは思いませんでした。
もうちょっと謙虚さを持て!
まだ若いんだから、まだNBAを代表するようなプレイヤーにならなくてもいいです。
1対1でどうにかできると思わず、うまく周りの選手を使ってチームを勝利に導いてもらいたい。
ディフェンスもスタッツに残るスティールなどはがんばりますが、相手選手へのプレッシャーという点では弱いシーンがちょくちょく見られます。