ペイサーズvsバックス

スタメン5人がお休みで、ラボイアレンが汗をかく

ペイサーズ79試合目の

 

バックス戦

 

の感想です。
アウエーでした。

 

【試合結果】
○ペイサーズ104−●バックス102

 

ペイサーズはスタメン5人がお休みで、普段ベンチメンバーのメンツがでてきました。
これっていいんでしょうかね?
客もお金を払って見に来ているのに、スタメン5人がでてこないとなると
「ペイサーズの試合はつまらない」って感じの人がでてくると思うんですけど。

 

たしかに消化試合とはほど遠い状況ですし、いい勝負になったから良かったと思いますが
ペイサーズファンの自分でさえも
「この試合みたいと思う人いるの?」
と不思議に思った一戦になりました。

 

バックスももうちょっと名のしれたプレイヤーをとらないと、厳しいと思いますよ。
バックスのホームだったのに、バックスの選手がいいプレイをしても
スタジアムの声援が小さかった気がします。

 

今回の試合でCJワトソンが復帰していて、CJワトソンは
ちょっと試合感が悪いところも感じさせましたが、3Pを沈める力や
独特のスティールセンスみたいなものを感じました。
なんだかんだでいると、心強いかもしれません。

 

この試合ではエバンターナーがそんなに3Pがうまくはないはずなんですが
高確率で3Pを決めていました。
クリスコープランドも代名詞ともいえる3Pを決めていて
ペイサーズは3Pを中心に点をとっていました。
24本放って11本成功と45%ほどの成功率でした。
これはバックスとしてはきつい!

 

で、普段はベンチで応援役のラボイアレンが結構な時間出場したのですが
フリースローのときに汗がですぎでやばかったです。
ヘッドバンドしてくれぃ!

 

汗がしたたりおちて、目に入るのか
ラボイアレンのフリースローは片目をとじたような感じのフォーム
「これで入るのか?」と思ったら、4本中2本決めていました。
50%の確率で悪いといわざるをえないんですが、よく2本も決めれたものだと思います。

 

またラボイアレンの汗の影響か、ゴール下がすべるのかなんなのか知りませんが
審判が一時試合を止めて、ゴール下を拭くように掃除係に指示していました。
なんだこりゃ。

 

 

一方のバックスのほうは、ペイサーズが結構きびしいレイアップをすると
なぜかゴールテンディングをしてくれる優しさがありました。
おそらく触っていなかったら、入らなかったであろうペイサーズのシュートが
2本ぐらいバックスのゴールテンディングで得点になっていました。

 

ペイサーズはクリスコープランドをPFで使うのが無理があったようで
バックスはオフェンスリバウンドをとりまくりでしたが
3回か4回ぐらい連続でオフェンスリバウンドをとってやっと決めるようなシーンもあり
普通に考えれば、ペイサーズのベンチメンバーと互角というのは問題があるような気がします。
それでもいい勝負になっていて、バックスの選手のよいところもありました。

 

バックスはOJメイヨとラリーサンダースの2人がいないわけで
かなり厳しいところがあったと思います。
まぁこの2人がいれば、ペイサーズもスタメン5人を休ませるということは
しなかったかもしれません。

 

ペイサーズ的には、前回の試合がそうとう悪かったので
今回のバックス戦で、スタメンをだして完敗すると

 

言い訳ができない状態になってしまう

 

ところもあって、休ませると建前上はなっていますが
最悪の状態にしないようにしたように感じました。

 

実際次のヒート戦や、サンダー戦は負けても相手が強いという点で言い訳できますが
今回のバックス戦は負けたら、もう言い訳できないどころか
他チームも「ペイサーズになら勝てる」というイメージをつけさせることになりかねませんから
スタメン5人の出場を控えたのだと思います。

 

ペイサーズのベンチメンバーは

  • ルイススコラ
  • エバンターナー

この2人は、他チームで主力としてもおかしくないメンツですから
ちょっと贅沢な布陣なんですけど、控えとしてこの2人を使うと
どうもあまりよくないパフォーマンスが目立つので、使いにくさを感じました。

 

ルイススコラとエバンターナーをスタメンとして使うと
デイビットウエストとランススティーブンソンが控えになってしまいますから
かぶっているんですよね。

 

それでいてベンチからでてくるとしても、イマイチのパフォーマンスなので
ペイサーズはスタメン級の選手をとるより

 

シックスマン気質の選手がほしい

 

ところだったと思います。
アルハリントンや、昔ペイサーズにいたPGの選手とかよかったですよね。

 

クリスコープランドはSFの選手だと思います。
ディフェンスやリバウンドは計算できないので
ヘッドコーチ的には使いにくいのかもしれませんが
点差が開いたときには、投入してもいいオフェンス能力だったと思います。

 

まぁ3Pなんてフリーでも入らないときがあるものですから
そういう点でも使いにくいのかもしれませんが
入れば3点なわけで、それは魅力的なオフェンスの選択肢になると思います。
いや、おそらく次からまた使われないでしょうけど。

 

 

ペイサーズはFTの成功率が50%台とひどかったです。
最後のファウルゲームになったときには、ドナルドスローンが2本ともはずし
そのオフェンスリバウンドを拾えたからよかったものの
それを拾えなかったら大変なことになっていました。

 

最後はラスト5秒で同点の状態から、クリスコープランドのシュートが決まって
オーバータイムに突入せずに試合が終わりましたけど
自分としては、もうちょっとペイサーズの試合をみていたいところもあったので
「オーバータイム突入でもよし」と思っていました。
逆転負けはいやですけど。

 

【今回の試合のスタッツはこちら】
ボックススコア

 

エバンターナーがどうにも使いにくいですね。
今回の試合では、エバンターナーにマークが集まるから
ターナーも周りにパスをだしていて、アシストが伸びていますが
ベンチから飛び出してくるエバンターナーは、本当にパスをしないで
ある程度自分の得点スタッツを伸ばそうとしているのが目につくので。

 

今回もエバンターナーは3Pを高確率で決めていましたが
そんなに3Pがうまい印象はないので、これをきっかけに
3Pが得意な選手の仲間入りしてほしいところです。

 

エバンターナーが自分のスタッツを伸ばしたいのなら
それなりにプレイ時間を与えないといけないわけですが
そうなるとランススティーブンソンかポールジョージのプレイ時間が短くなるので
それもペイサーズ的には、戦力ダウンになってしまうような。

 

ランススティーブンソンがPGもうまくこなせるのなら
PGにランススティーブンソン
SGにエバンターナー
SFにポールジョージという布陣ができるわけですが
ちょっとバランスが悪いですよね。ボール離れも悪そうですし。

 

ダニーグレンジャーなら、怪我明けということで
それほど自分のスタッツにこだわりもなかったと思います。
そういう点で役割をこなしてくれたところがあったと思います。

 

シクサーズでそれなりの成績をあげてペイサーズにきたエバンターナーは
スタッツを低下させないようにあがく分、フィットしないのかもしれません。

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