【ＮＢＡ】ペイサーズのシーズンを終えての感想

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ペイサーズのシーズン終了

そんなわけで、ペイサーズはプレイオフファーストラウンドで。
キャバリアーズ相手に第７戦まで行くも敗退。
これで２０１７年～２０１８年でのシーズンは終了となりました。

このシーズンは冷静になって振り返ってみると衝撃的でした。
ペイサーズはとんでもないことをやってくれました。
それは、多くの人が思っているよりもオラディポ自身が思っていると思いますね。

まずは今シーズン途中経過の感想記事を書いていたので、その記事のリンクを張っておきます。

【記事はこちら】
⇒【NBA】ペイサーズ１０戦終えての感想
⇒【ペイサーズ】前半戦を振り返る
⇒【ＮＢＡ】ペイサーズレギュラーシーズンを終えての感想

自分は、まぁなんていうの…。

別にＮＢＡの目が確かとかは思っていませんけど。
自分の言っていることが間違っていると思ったことのほうが少ないので…。

今シーズンが始まる前から
「ポールジョージとオラディポ＆サボニスなら、どちらが優れているのかはわからない」
みたいなことは言っていました。

でもそれは単にポールジョージが過大評価されていて、自分の中で評価が低かっただけですし。
ポールジョージが過大評価されているので、もっと見返りが大きくとれると思っていましたし。
オラディポ＆サボニスが優れているから、ポールジョージより上だとは思っていませんでした。

なので、シーズン始まる前は

「なぜセルティックスとジェイクラウダー＋１にしなかったのか？」
「なぜティーグと再契約しなかったのか？」
「なぜオラディポなのか？」
「なぜモンテエリスの残りの契約が分割になっているのか？」

こういうところをねちっこく言っていましたね。

ぶっちゃけ自分はオラディポ＆サボニスをとるぐらいなら
「ポールジョージをトレードしないで、そのまま残して、シーズン後普通に出て行ってもらえばいいのでは？」
みたいな見返りなしのほうがいいんじゃないかとも思ったりしました。

こうやって聞くと
「おまえって馬鹿だなぁ」
と今なら多くの人が言うと思うんです。

でもそこが、多くの人が考えているよりオラディポ自身は
「今シーズン自分(オラディポ)はとてもよくやった」
と思っている点だと思っています。

時間の経過は人間にとって都合のいいもの

時間の経過っていうのは、多くの人間にとって都合のいいものだと思います。

まぁそれが人間の良いところなのかもしれません。
人間罪を犯しても、時間の経過によってそれを許すことができますし。
ずっと長いこと恨むことって難しいことです。

漫画やアニメなんかでは、復讐心で上達していく人もいますけど。
人間って、ずっと人を恨んでいられることって難しいんですよ。
もちろん、その人と絡んでいるのなら話は別ですけど。

まったく関係なくなった人を恨み続けるっていうのは難しいことだと思います。
たまにふっと
「くそー！あいつめ！」
みたいに思うことはあっても、ずっと恨み続けるっていうのは難しいことであって。

用は人間っていうのは、自分のした罪っていうのも忘れられているから生きやすいわけですね。

オラディポからしてみれば
「シーズン前、おまえらなんて言った？」
と言って、オラディポをボロクソに言った人たちに、グーパンチして回ってもいいレベルだったと思います。
そのぐらいオラディポに対しての評価はとてもひどかったです。

自分もオラディポを過小評価していましたけど。
自分的にはどちらかというと、ペイサーズＧＭのプリチャードだっけかな。
ラリーバードから変わったこの人がやばいと思っていて。

オラディポに対しては、顔面１０回ぐらいパンチされるぐらいで
「このぐらいで許してやるよ」
な感じだったと思います。

でも、シーズン前はそのぐらいオラディポに対して辛辣なことを言っている人が多かったです。
すごいと思ったのは、結構ＮＢＡと関係している人でも、オラディポに対して辛辣なことを言っているのがすごいと思いましたね。

うまく言えませんけど。
良心的な感じの人というか、かなり日本のＮＢＡに関わっている人も記事やツイッターなんかで
「オラディポとかどうかしているわ」
ぐらいの感じのことを言っていたんですよね。

サンダーファンなんかになっては
「ポールジョージがそのままいなくなられても、不良債権(オラディポ)を放出できたので、(サンダーの)ＧＭはナイス！」
な感じでした。

そういう人たちには、オラディポはあれでしょ。
うまい例えがでないですけど。
モンテクリスト伯？
うーん、なんか違う。

というか、復讐的な漫画やアニメって多そうであまりなくね？
ほんと復讐ってことで思いつくのが、モンテクリスト伯だけってなにかおかしいような。

あ、もちろん最近やっていたドラマのほうではなく。
文学のほうのやつね。
別名巌窟王だっけ。

まぁモンテクリスト伯のほうがラッキーもありましたけど。
神父が勝手に財産をくれたわけですからね。
でも、オラディポは実力(？)で這い上がったわけだからな！！

むしろオラディポは今から、そういうシーズン前にいろいろ言っていた人たちの前に顔を出して
「おまえ、あのときなんて言った？」
と言って、１人１人復讐して回ってもいいレベルだったと思いますね。

こうやって、今シーズンが終わって、シーズン前のところから思い返すことでわかりますけど。
今シーズンのペイサーズは、前評判を考えるととんでもないことをやったわけですが。
人間時間によって、そういう罪っていうの？

自分の発言もないがしろになるから
「ペイサーズはサプライズチームだ」
みたいな感じで、終わっているところがあるわけで。

でもお前ら！
もしオラディポがペイサーズの良心ではなかったら。
モンテクリスト伯だからな！！(意味不明)

オラディポはなにがダメだったのか

まぁ今シーズンのペイサーズがどういう結果をあげて。
ペイサーズのなにがよくなったのかを語っていってもいいんですけど。
それだと、まぁつまらないというか。
ずっと書いてきましたから。

オラディポのなにがシーズン前はダメで。
シーズン後は何がよかったのか。
それをちょっと考えてみようと思います。

多くの人がシーズン前はオラディポに対して

「ポールジョージの見返りとして少ない」
「サンダーから不良債権を放出できてラッキー」
「給料もらいすぎ」
「オラディポがチーム最高給料なんて、最近のサラリーはおかしい」
「オラディポしか選べれなかったとか、ペイサーズ足元見られすぎ」

こんなことを言っていたわけですからね。

まぁほんと、オラディポは今から
「よし！復讐だー！！」
な感じで、こういうことを言っていた人に、不幸の手紙をせっせと作ってもいいレベルだと思います。(せこいな！)

でも、ほんとシーズン前のオラディポに対しての評価はひどすぎたでしょ。
じゃあ、なにがそこまでオラディポの株を下げていたのか？
それをちょっと考えてみようと思います。

あくまで自分がですけど。
自分がオラディポがいまいちだと思っていたのは

マジックを勝たせることができなかった
３Ｐシュートの確率が悪い
勝負どころで弱い
キャラ的にロールプレイヤーに見える

こういうイメージを持っていました。

特にペイサーズは、オラディポがいたときというか、今現在もマジックに対してはほぼ勝っているんですが。
オラディポはペイサーズ戦で、とにかくダメだったんですよね。

実際、ペイサーズは昨シーズン、サンダーに対して２戦２勝だったんです。
しかも、そのうち１勝はポールジョージがいないペイサーズが、アウエーの地でサンダーを破っていたりするんです。
それができたのも、オラディポがいまいちだったからだと自分は思っています。

とにかくオラディポは、ペイサーズ戦でぜんぜんダメで。
自分はオラディポは

チャンドラーパーソンズ
ネネ

この２人と並び、ペイサーズを助けてくれる選手の１人だと思っていました。

チャンドラーパーソンズは、ペイサーズ戦でまったくシュートが入らなかったり。
クラッチタイムでシュートを外してくれたり。

ネネは、勝負どころのフリースローで２本連続ミスをよくしてくれていたんですよね。

この２人と並び、オラディポは
【敵チームにいると、ペイサーズを助けてくれる選手】
なイメージがありました。

でも他の人は、ペイサーズファンでもないわけで。
オラディポを低く評価していた理由があったと思うんです。

まぁそれはやっぱり単純に

スタッツがなかなかあがらない
ドラフト２位(？)にしては残念なスタッツ
サラリー高騰で２１００万の契約を得たラッキー選手
キャラ的に地味

こういう理由だったと思います。

当たり前ですけど。
多くの人は、全試合なんて見ていられないので。
結局スタッツで選手の良し悪しを考えます。

なのでオールスターにも選ばれず。
ぱっとしない成績を残しているオラディポに対しては
「オールスターのポールジョージと比べれば残念な選手」
って感じだったのだと思います。

自分はペイサーズファンだったので、ポールジョージのプレイを見ていましたから。
世間がいうほどの、ポールジョージの良さは感じませんでした。

おそらくサンダーファンも、サンダーの試合を見ていたから。
ポールジョージが評判ほどすごいとは思わなかったと思います。

ポールジョージは能力はありますけど。
評判を聞いていると、なにか違和感がある選手でしたからね。

まぁプレイオフしか見ない人にとっては
「ポールジョージすげー」
で終わるかもしれませんが。

レギュラーシーズンをチェックすると、ポールジョージの残念なプレイが多すぎますからね。
ある意味、カズンズに近いものがあったりしたところもあるような。

まぁカズンズも多くの人が評価していますけど。
キングスファンがどう思っているのかはよくわからないというか。

キングスはカズンズがいなくなっても勝てていないので。
「チームが悪かったんじゃね？」
な感じの可能性もあるか。

プリチャードＧＭはよかったのか？

オラディポの話はこのぐらいにして。
まぁオラディポがどんな活躍したのかなんて、多くの人がわかっているので語る必要もないでしょ。

で、このポールジョージとオラディポ＆サボニスのトレードをまとめたペイサーズの新ＧＭのプリチャード。
これが良かったのかどうなのかというと、自分はいまだに疑問を抱いています。

たしかにオラディポ＆サボニスはとてもよかったです。
でも、それは結局運がよかっただけで、ペイサーズのチーム作りとしては、そんなによくなかったようにも思います。

結局結果論になりますから。
今シーズンのペイサーズの結果をみれば
「ＧＭは優秀！」
な感じになるわけですが。

でも、それは運がよかっただけに感じます。
まぁ運も実力のうちっていいますからね。

今ではジャズがドノバンミッチェルを獲得して
「ジャズのＧＭ優秀！」
な感じになっていますけど。
それも結果論でしょ。

少なくとも、ナゲッツにいるトレイライルズだっけ。
あの選手も、それなりに成長したように感じるので。

もしドノバンミッチェルがまったくよくなかったら、ジャズとしては
「トレイライルズを放出しなければ…」
となったわけですからね。

でも、まぁジャズとしてはドノバンミッチェルを狙って、トレードして順位をあげたわけですから。
その点ではジャズのＧＭは優秀だったと思います。

でもペイサーズのプリチャードからすれば
【もうそれしかなかった】
ところがたまたま成功しただけな可能性もありますから。

いやポールジョージのトレードとしては３つ選択肢がありました。

１．ジェイクラウダー＋エイブリーブラッドリーorマーカススマート＋セルティックスの１巡目
２．ゲイリーハリス(現ナゲッツ)＋１名(２名？)＋１巡目(？)
３．オラディポ＋サボニス

この３つから、３番目のオラディポ＋サボニスを選んだわけで、それは優秀だったのかもしれません。

でも、いろいろな情報を聞いていると。
もうちょっとで２のキャバリアーズとナゲッツが絡んだ３チームトレードがもうちょっとで固まりそうなところで。
急にペイサーズＧＭがポールジョージをサンダーにトレードしたって感じになっていて。

しかもその理由が
「ポールジョージをイーストのチームにはあげたくない」
ってことだとか言われていて
「？？？」
と自分は思ったりしました。

まぁセルティックスとのトレードが自分は良いと思っていましたけど。
これは、ペイサーズＧＭの目のほうが確かでした。
ジェイクラウダーに限らず、セルティックスでよかった選手たちはヘッドコーチがよかったんでしょうね…。

今ジェイクラウダーもジャズでプレイオフを戦っていて、まぁ相応の結果を残していますが。
キャバリアーズでのジェイクラウダーはひどかったですからね…。

たしかに普通のＧＭなら
「ポールジョージの抜けた穴をジェイクラウダーにすれば傷はそこまで開かないでしょ」
と思うところを、まさかのオラディポ＆サボニスですからね。

その感覚は優秀というよりも、ちょっと異質なところがあるＧＭなのかもしれませんね。

ダレンコリソン＆ボグダノビッチは、それしかいなかった

今シーズンのペイサーズの躍進の中心的存在だった

ダレンコリソン
ボグダノビッチ

どちらも、２年契約の１０００万ドルほどの契約でした。
しかも聞いた話では、２年目は部分保証というかな。
歩合制みたいな契約だということで。

今シーズンは途中で、ダミアンウィルキンスのおっさんがカットされていましたけど。
そんな感じで、途中でカットすれば、そこまで高い額を払わなくてもいい契約だっていうのを聞きました。

特にペイサーズファンからすれば
「ダレンコリソンとボグダノビッチと契約したＧＭはナイス！！」
みたいになっているかもしれませんけど。

これはぶっちゃけ
【もうこれしか残っていなかった】
というだけであって、いい表現ができませんが、ペイサーズＧＭとしても穴埋め的補強だったと思うんです。

オフでは、ティーグが早々にティンバーウルブズに行って。
ティーグの野郎も
「可能性を感じるチームでうれしい」
みたいなことを言いやがって！！

でもそれはティーグって、ペイサーズが再契約にそれなりの額を提示しなかったからだと思うので
「ちっ！ペイサーズのやつめ！」
みたいな感じだったと思います。

で、ペイサーズの動きとしては
「ペリカンズにいるドリューホリデーでも狙うか」
って話になりましたが、ペリカンズと再契約しました。

で、ペイサーズの次の動きとしては
「ジョージヒルが戻ってくるのもいいかもね」
とか、あほなことを言いだして、自分としては
「このＧＭ大丈夫か？」
と思ったりしました。

だってジョージヒルとか、ペイサーズでエゴなくプレイしていたのに。
ティーグを得るために、あっさりトレードに出した選手だぞ。

で、トレード先でジャズでそれなりの結果を出したジョージヒルが再び
「地元でペイサーズ好きだから、ペイサーズに戻ります」
とか言ったらおかしいだろ！！！

で、ペイサーズが結局契約したのが
【ダレンコリソン】
で、これもペイサーズがマヒンミと交換でマーベリックスにトレードした選手だったりするんですよね。

これは単純にダレンコリソンとしては
「ペイサーズが一番良い条件を提示してくれた」
ってだけで、加入したのだと自分は思っています。

だって、ダレンコリソンとか、過小評価されているというか。
他チームだったら、５００万以下の１年契約とか提示していてもおかしくないでしょ。

少なくとも、スタメンで起用するとかではなく。
ベンチのＰＧの２番手とかで起用したいと思うので、足元を見た提示しかしなかったと思うんです。

そんな中のペイサーズの１０００万ドル提示で。
これに飛びついただけだったと思います。

用はペイサーズとしても
「もうＦＡにろくなポイントガードが残っていねぇ」

ダレンコリソンとしても
「ろくな提示額がねぇ」
なところからの、ペイサーズの１０００万ドルの２年契約がＷＩＮＷＩＮな感じになっただけだと思っています。

ボグダノビッチも同じことで、ウィザーズがポーターを残留させるためには。
ボグダノビッチとか放出するしかなくなって、自由契約になったところで
「ポールジョージいないし、ボグダノビッチでいいか」
な感じで加入させたのかと。
もう時期的にボグダノビッチに高額を提示するチームもなかったんでしょ。

ダレンコリソンも、ボグダノビッチもオフェンスはそれなりのものはあっても。
ディフェンスで穴になる選手だと思われていましたからね。

どちらもシックスマン的選手であって、クリッパーズのルーウィリアムズの再契約金額がおかしいように。
どうもシックスマン的な選手は、あまり高いサラリー提示がされないように感じますね。

なのでペイサーズＧＭの

ダレンコリソン
ボグダノビッチ

この２人も。

狙ってとったというよりは。
「そのポジションの選手がいないし、残っている選手ではこの２人しかいなかった」
なところから獲得の、結果的に成功だったと思っています。

というか、ほんとダレンコリソンはペイサーズとよく再契約したな。
ペイサーズもよくオファー出したわ。
なんかアルハリントンみたいな選手で、またトレードされそうで怖い。

アルハリントンとか、最終的にウィザーズにいた気がしますけど。
ウィザーズにいたアルハリントンとか、ペイサーズ戦でかなりムキになっていた気がします。

まぁそれでもアルハリントンってペイサーズに結構愛着があるような感じの現在になっているようですが。
いや、実際知らんけど。

ネイトマクミランの成長

ペイサーズＧＭに対しては
「単にラッキーだっただけでは？」
な感じで、疑問符がついているんですけど。

文句なしに成長したと言えるのはネイトマクミランだったと思います。
今シーズンのペイサーズの躍進(？)には、オラディポは当然として。
ネイトマクミランもかなりキーになっていたと自分は思います。

というか、ネイトマクミランは
【昨シーズンがひどすぎた】
から、成長というよりは、前シーズンのひどさと比べればマシになった感があります。

自分としては前シーズンのネイトマクミランはヘッドコーチワーストじゃないかと思っていましたが。
今シーズンは、１０本の指に入ると言ってもいいような気がします。
そのぐらい今シーズンのネイトマクミランはよかったですね。

まぁこれも結果論でしかないのかもしれませんが。
でも試合を見ていても、今シーズンのネイトマクミランは
「タイムアウト早いな」
とか思ったところもありましたし。
好調な選手を使い続けるという選手起用は、ファンとしては不満が少なかったと思いますね。

プレイオフの最初の初戦と、最後の１戦は自分としてはちょっと不満でしたけど。
やっぱり緊張するものなんだと思います。
プレイオフの２戦から６戦までは、大きな問題はなかったと思いますし。

なので今シーズンのペイサーズのこの結果は。
ネイトマクミランの活躍も大きかったと思っています。

ポールジョージがダメだった点

前シーズンまで、ペイサーズのエースとして活躍してくれたポールジョージ。
これがなにがダメだったのか、書いてみると

ボールを欲しがりすぎ
マスコミの評価に慢心
自分を特別だと思いすぎ
無名選手を軽視しすぎ
審判に不満多すぎ
審判へのアピールで守備に帰ってくるの遅すぎ
チームメイトへの鼓舞のしかたがイマイチ
他チームへの有力選手にゴマすりすぎ
好不調が激しすぎ
ディフェンスに手を抜くシーンがちらほら
クラッチタイムでの判断が悪い

こういう感じだったかと。

こうやって悪いところを並べると
「ひどすぎね？」
と思うかもしれませんが。

自分は別にポールジョージが悪い選手だとは思ってもいなくて。
前シーズン、ネイトマクミランがダメダメなとき、ポールジョージがチームメイトを集めてミーティングをしたり。

ペイサーズがいまいちなときに、１人奮闘したりしたので。
ポールジョージはペイサーズでよくやってくれたとは思っていますけどねぇ。

でもポールジョージは過大評価されすぎで、ペイサーズのガンなところもあると自分は思っていました。
特に前シーズンは
「ポールジョージがいなくなって、チームバスケットをすればペイサーズはもっと勝てる」
と思っていたので。

ポールジョージがトレードでいなくなるっていうのは、自分的にはそれほどショックではなかったんですが。
ティーグがいなくなって、見返りがオラディポ＆サボニスとなったときは、ちょっとクラクラしましたね。

でもオラディポが良すぎただけで。
ポールジョージはそこまで悪くもないというか。

やっぱり魅力的なプレイができますし。
好調のときのポールジョージは、すごく脅威な選手だとは思いますね。

でも相手チームの選手からしたら
「ペイサーズにはポールジョージがいるからやりやすい」
と思っていた選手もたぶんいたかと思いますよ。

ポールジョージって確かにシュートを決めてくれたりしますが。
結構簡単にシュートを外したりもしていましたからね。

特にもう普通にやっていればペイサーズが普通に勝てる試合状況なのに。
なぜかポールジョージがクラッチタイムで早打ちして、相手チームがぎりぎり同点＆逆転できそうになっている場面ってたくさんありましたし。

ポールジョージのラストショットが決まったシーンとか、ほとんどなかったですし。
リードした場面でのクラッチタイムでは高確率で決めていましたけど。
「ポールジョージのラストショット！」
みたいなものは、常に外れていた気がします。

ただ、能力的にはオラディポよりもポールジョージだと自分は思っています。
でもポールジョージは、なんていうか…。
うまく言えませんけど、アホなんですよ。

最近もサンダーの記者から
「ポールジョージは口のうまい選手だから、言っていることを鵜呑みにしないほうがいい」
とか言われていましたけど。

ポールジョージって、うまいことばかり言って。
行動が伴っていないんですよね。

まぁそれもポールジョージのいいところなのかもしれませんけど。
自分はポールジョージファンではなく、ペイサーズファンだったりしたので。
ポールジョージがペイサーズにいた時から、ポールジョージは過大評価されていたと思いましたね。

でも今シーズンのペイサーズの状況がひどいときは
「そりゃポールジョージもペイサーズと再契約したくないわけだわ」
とかも思いましたから。

オラディポが欠場したときのペイサーズの試合って、ちょっとひどすぎましたからね。
オラディポがいない試合で、そこにポールジョージがいてもちょっと厳しく思ったので。

そりゃポールジョージがペイサーズを見限るのもなんとなくわかったりします。
そのぐらい今シーズンはやっぱりオラディポがすごかったですね。

そもそもサンダーでも見限るとなると。
ポールジョージが求めてる戦力ってちょっとやばくね？

ウォリアーズ級の戦力を求めるとなると
「アホだろ」
と思いますから。
やっぱりポールジョージはアホなのか、口がうまいだけなのか。
まぁ両方なのかな。

たしかにレイカーズなら、ポールジョージが求めているような戦力を獲得する可能性もあるかぁ。
そう思うと、結局ポールジョージはレイカーズに行きたいだけだったか。

ポールジョージにはありがとうと言いたいですね。
オラディポ＆サボニスがいなかったら、今シーズンのペイサーズは無理でしたから。

いや、ジェイクラウダーにしても、ゲイリーハリスにしても。
どちらにしてもポールジョージがいないと話自体がないわけですからねぇ。

ミラクルペイサーズ

まとめると、今シーズンのペイサーズはミラクルだったと思います。

ミラクルといえば、多くのチームは優勝ぐらいして
「ミラクル！」
な感じだと思いますが。
ペイサーズとしては、今シーズンの結果を残してミラクルだったと思います。

多くの人は
「そのぐらいで喜ぶなよ」
みたいな感じかもしれませんけど。

自分は別にペイサーズが優勝しても、あまり関係ないと思っているので。
今シーズン楽しめた点で、ペイサーズはとてもよくやってくれたと思っています。

自分はてっきりオールスター後は消化試合になると思っていたので…。
プレイオフを早々に決めて、別な意味で消化試合になるとは思っていませんでした。

ペイサーズファンでも
「今シーズンのペイサーズはよくやった」
と思っていると思いますが。

なんか、自分的には、かなりミラクルな感じがあったと思っています。
来シーズンどうなるのかわかりませんけど。
現状維持で今シーズンと同じ結果がでるのかどうかも怪しい気がします。

ちょっとかぶるのは、オルドリッジがスパーズにいった年のブレイザーズですね。
それと今シーズンのペイサーズはちょっと被る気がします。

今シーズンペイサーズはプレイオフに進出しましたが。
それは来シーズンもペイサーズの目標はプレイオフ争いというか、プレイオフ進出だと思っています。

オフの補強で来シーズンどうなるのかわかりませんけど。
コーリージョセフはプレイヤーオプション行使でもう１年ということも決まっていて。
補強ポイントはやっぱりＰＦになるのかな…。

アーロンゴードンやら、ジャバリーパーカーやら、モントレズハレルの名前があがっていて。
自分的に今シーズンはモントレズハレルがすごく印象に残ったので。
好きな選手としてはモントレズハレルを狙っていってほしいんですが。

今の時代はやっぱりストレッチ４というか。
外のシュートをうてる選手がいないと厳しそうなので。
上に行くためには、ジャバリーパーカーが一番なのかな。
バックスが手放す可能性は低そうですけどねぇ。

ただモントレズハレルのプレイは魅力にあふれるでしょ。
なんで３Ｐラインのところからでもボールを持って、すごい勢いで中に突っ込んで高確率でシュートを決めてくるんだか。

アルジェファーソンはポストで高確率でシュートを決めますけど。
モントレズハレルは結構ゴールリングから離れていても、機動力でFG率６０％で決めてきますからね。

おそらくＭＩＰはオラディポだと思いますが。
２番手としてネッツのディンウィディーだっけ？
その選手の名前があがっていますが。

自分としてはモントレズハレルがMIPの２番手だとしてもおかしくないような。
そのぐらい今シーズンはモントレズハレルがかなりよかったと思いますけどねぇ。
外がないとやっぱダメか。

まぁサデウスヤングがプレイヤーオプションをどうするのかわかりませんし。
ペイサーズはＴＪリーフを獲得したりしたので。
ＰＦが補強ポイントにならない可能性もあるんですが。

ペイサーズとしては

ＰＧ⇒トレードか若手で獲得
ＳＧ⇒オラディポがいるので特に必要なし
ＳＦ⇒ＦＡで長期契約ＯＫ
ＰＦ⇒ＴＪリーフ次第
Ｃ⇒マイルズターナーとサボニスをどうするのか

こんな感じかな。

ただ来シーズンは、今シーズン並みの成績を残すのは厳しいと思います。
それは今シーズンがミラクルだったから！！

オラディポが今シーズンはすごくやりましたけど。
キャバリアーズのダブルチームに苦戦したのも確かで。
他チームもオラディポに同じディフェンスをやってきたら厳しくなりそうです。

少なくとも今シーズンはペイサーズ戦では、相手チームが油断してきたところもあったと思います。
いまだにそれほど有力なチームだとは思われていなそうですが。

来シーズンは今シーズンよりは、相手チームの選手たちも必死にやってくるというか。
オラディポ対策をしてくるかと思うので。

来シーズンは今シーズンみたくうまくいかないと思いますね。
まぁうまくいけばいいんですけど。

今シーズンぶっちゃけうまく行きすぎて
【勝利の味が薄い】
ところがあったので。

自分がちょっと特殊なわけで。
ちょっとおかしいのはわかっていますけど。
来シーズンは、もうちょっと負けることも必要かな…と思います。

案外プレッシャーを感じなくなったオラディポがダメになるパターンもあるような気がします。
今シーズンシーズン終了後１５分後に、トレーニングをいつからやるのかメールしたと話題になっていましたが。

ちょっと頑張りすぎじゃないか？
燃え尽きないか心配です。

ＮＢＡで結果を出してくるのは、ペイサーズファンの自分としてはすごくうれしいですけど。
人間っていうのは、自分が一番で！

契約も保証されているのだから
「少し手を抜いてもいいんじゃね？」
とも思いますけどねぇ。

いや、そりゃファンだから
「がんばれ！がんばれ！」
ですけど。

もしオラディポの身内とかなら
「そんなに頑張らなくてもいいでしょ」
みたいに思うでしょ。

今シーズンに自分もちょっと体調を崩したから思いましたけど。
一番大事なのは、健康であって。

怪我をしても出場したりする選手とかいますけど。
そこまでする必要はない気がします。

結局オラディポも今シーズンは大きく株をあげましたけど。
もし来シーズンダメだったら、大きく株を落とすわけですから。

人間なんてそんなものです。
シーズン前は、オラディポをボロカスに言っていた人も。
今ではオラディポを認めているところもあると思うんですが。
それは逆パターンもありえるわけですね。

だから、今シーズンはミラクルでした。
だからこそ、来シーズンはどうなるのかはわからないというか。
今シーズン並みに良い結果を残すのは、難しいと思ったり。

今シーズン並みに勝ってしまうと、勝ちすぎで勝ちの味が薄いので。
自分的にはペイサーズが魅力に乏しくなってしまうんじゃないかと思ったりしています。

ポールジョージはいろいろとダメな点がありましたけど。
だからこそ、ポールジョージ＆モンテエリス体制のときは
【試合後寝ているときにうなされることがなんどかあった】
そのぐらい、濃かったですから。

ほんと、ポールジョージ＆モンテエリスはミラクルだったわ。
キャッチミスしたり、とんでもないパスをしたり。
２４秒バイオレーションでもいいのに、早打ちして勝手に窮地になったり。

ある意味違った意味で、ポールジョージ＆モンテエリス体制のときはミラクルでした。
それで２シーズンともプレイオフに進出したんだから、最高におもしろかったです。

今シーズン一番印象に残ったプレイ

今シーズンペイサーズで一番印象に残ったプレイは。

やっぱりみんなそうだと思うんですけど。
ホームでのセルティックス戦。

ボグダノビッチのパスミスをスティールされて。
試合時間ぎりぎりで逆転されたあのシーンだと思います。

【今シーズン１番印象に残った動画】

今シーズン、これより印象に残ったシーンなんてないでしょ。
むしろほかのシーンで記憶に残ったシーンがほとんどないな。

オラディポのアウエーでの76ers戦でのステップバック３Ｐとかもすごい切れていましたけど。
ダントツこのシーンが一番記憶に残っています。

前シーズンでは、グレンロビンソンのアウエーでのホークス戦の逆転３Ｐシュートが一番だったかな。

でも今シーズンはペイサーズは良いプレイが多すぎて。
試合終盤にずっこけた試合はこれぐらいだった気がします。
それゆえに、やっぱりこのシーンが自分的には一番印象に残りました。

でもこれもボグダノビッチが悪いというより。
まったくシュートを決めていなかったマイルズターナーが悪かったと思います。

ボグダノビッチはこのパスミスをした時点でも、シーズンはかなりよくやっていましたからね。
こういう１プレイ１プレイで判断されてしまうと、ちょっと悲しいですけど。
でもそれがＮＢＡみたいな世界というか。

ウォリアーズのマギーなんかも。
ずっこけプレイが話題になりすぎるからネタ選手みたいになっていますけど。
それなりにやることはやっていたりしますからね…。

まぁペイサーズは今シーズン、この１敗で泣くような結果にならなくてよかったです。
でももしこの１敗が響いてプレイオフを逃していたら。
もっとこのプレイが印象深く残っていたと思うので。
結果論ですよねぇ。

ペイサーズの2017年～2018年のシーズンが終了しての感想