フランクヴォーゲルとの契約が終了したらしい
てっきりフランクヴォーゲルとは、まだまだ契約が残っていると思いましたが。
今シーズンで終了らしいです。
選手の契約と違って、コーチの契約状況がわかる情報サイトなんて少ないので。
フランクヴォーゲルとはまだまだ契約が残っていると思いました。
フランクヴォーゲルがヘッドコーチになって、ペイサーズはずいぶん勝つようになりました。
その前はジムオブライエンでしたっけ。
まぁ当時は選手層もあれだったので、まったくプレイオフに行けませんでした。
ただジムオブライエンからフランクヴォーゲルになって、急にペイサーズは変わったんですよね。
同時期にフランクヴォーゲルだけではなく、ラリーバードもペイサーズに強く関わってきた気がします。
果たしてなにがペイサーズにプラスになったのかはわかりづらかったりします。
自分が思うフランクヴォーゲル評
フランクヴォーゲルは選手起用がうまいと思います。
人気選手でも見限った選手はとことんつかわなく、周りがイマイチだと感じた選手でもフランクヴォーゲルが評価した選手は辛抱強く使うところがあると思いました。
ミーハーな感じではなく、計算のできる選手を好むように感じます。
前シーズンまで所属したクリスコープランドがまったく使われなかったのも、フランクヴォーゲルらしさだと思います。
そのあたりは評価できます。
ただ今シーズンのフランクヴォーゲルは、タイムアウトのとり方が下手すぎだったと思います。
せっかくうまい選手起用で大量リードをとっても、そこからの時間の使い方と流れの切り方が下手すぎました。
タイムアウトを残しておいても、結局終盤やることは
タイムアウト⇒パスのだしどころがなく５秒バイオレーションになりそう⇒タイムアウト
これで２つのタイムアウトを一気に使うことも多く、そんなことになるのなら、僅差にならないようにタイムアウトをもっと早めに使うべきでした。
いろいろな情報を見るに、ラリーバードが不満に思っているのは得点力が伸びないという点らしいです。
これは「うーん」と思います。
たしかにペイサーズの試合をみていると
「攻め手がないな」
と思わせることがあります。
特にポールジョージがボールを持ったときは窮屈です。
ポールジョージは今シーズン１試合あたりの平均得点は高いものの、
ＦＧ率は４１％ほどなので、かなり効率の悪いオフェンスとなっています。
ただポールジョージにボールを持たせてシュートをさせるだけなオフェンスパターンが多く。
これをみていると、前シーズンのペイサーズのほうが魅力的なオフェンスを展開していたと思います。
まぁ前シーズンもデイビットウエストにボールを持たせて、そこから組み立てるという謎のオフェンスが多かったですけど。
そしてペイサーズは守備がいいと言われていますけど。
これは単にペイサーズのオフェンススピードが遅いから、両チーム得点が伸びないだけかと。
ペイサーズのディフェンスはたしかに選手は真面目にやってます。
でもそこまでいいとは思えないです。
特に相手チームにスクリーンを使われるともろすぎます。
フランクヴォーゲル以上のヘッドコーチがいるのかという謎
フランクヴォーゲルからヘッドコーチを変えてもいいと思うんですが。
フランクヴォーゲル以上のヘッドコーチがいるのかどうかが疑問です。
ただペイサーズは結局今シーズンもスモールラインナップで展開を早めるといいつつ。
試合終盤はまったくのスローテンポなバスケットに変わりました。
そもそもマイルズターナーがＰＦな時点で、オフェンスのテンポを早めるのは厳しいと思います。
マイルズターナーをＣ起用として、ＰＦに走れる選手を置かないと厳しいと思います。
ただそうやっても、結局勝てるかどうかは微妙なところです。
そういった選手起用をしたところで、オフェンスのバリエーションが増えるのかどうかも謎なところ。
いいヘッドコーチが残っているのなら、フランクヴォーゲルを変えるのはいいと思うんですが。
いいヘッドコーチがいないのなら、フランクヴォーゲルを変えたところでどうにもならない気がします。
ラリーバードが
「俺が再びヘッドコーチをやる！」
と言えば、まぁ万事解決すると思いますけど。
ラリーバードがなにを考えているのかよくわからず。
それを体現しろと言われても、ヘッドコーチとしては厳しいと思います。
自由にできるのならまだしも、ラリーバードの考えるバスケットをしないといけないとなると、ペイサーズのヘッドコーチをやりたいと思う人もそう多くないと思います。
マヒンミの再契約にも問題がある
ヘッドコーチを変更するかどうかで、マヒンミの再契約も変わってきそうです。
ヘッドコーチがフランクヴォーゲルのままならマヒンミとは再契約だと思います。
でもヘッドコーチが変わるのなら、マヒンミとは再契約せず、若くて走れるビッグマンを狙いに行く可能性が高い気がします。
ラリーバードも言っていましたけど。
フランクヴォーゲルがペイサーズのヘッドコーチから離れても、いくらでも再就職先はあると思います。
そこでのフランクヴォーゲルの出来も見てみたいところです。
マーベリックスのリックカーライルの例もあるので…。
ペイサーズとしてはヘッドコーチを変えるというのは、ギャンブルすぎる気がします。
「やっぱりフランクヴォーゲルがいい」
と後から言っても手遅れな可能性がありますから。
あと１年、フランクヴォーゲルがどこまでやるのか見てみたかったですけど。
どうもラリーバードの様子を見ていると、変えるように思います。
今シーズンプレイオフを逃したのなら、文句なしに
「変えてＯＫ」
という気持ちになったんですけどね。
ただ今シーズン、プレイオフにいけたのはラッキーなところが強かった気がするんだよなぁ。
シーズン終盤のペイサーズは崩壊していました。
相手チームのメンツが揃っていなかった分、勝てたところがありました。
たしか４月はフランクヴォーゲルが最優秀コーチの賞をとったと思いますけど。
違和感ありまくりです。
１１月のペイサーズを続けることができれば、文句なしに再契約だったと思いますけど。
ポールジョージにＰＦのポジションをやらせるところから始めないと厳しいかぁ。
関連ページ
- ペイサーズの戦力を考える
- ペイサーズの補強と現状を確認してみます。
- ペイサーズはプレイオフ争い必死！イーストのレベルが上がっている
- ペイサーズは来シーズンもプレイオフ争いになるかと思われます。イーストのレベルが全体的にあがっている。
- ペイサーズ アーロン・ブルックスと契約
- NBAのペイサーズはアーロン・ブルックスと契約しました。
- ランス・スティーブンソンと契約する価値はある？
- ペイサーズはランス・スティーブンソンと契約する価値があるのか考えます。
- ペイサーズがアル・ジェファーソンと契約
- NBAのペイサーズがアル・ジェファーソンと契約しました。
- ペイサーズがタデウス・ヤングをトレードで獲得
- NBAのペイサーズがネッツからタデウス・ヤングを獲得しました。
- ジェフ・ティーグがトレードでペイサーズに！ジョージ・ヒルはジャスへ
- ペイサーズはトレードでジェフティーグを獲得しました。ジョージ・ヒルはジャズへ行きます。
- ポール・ジョージがゲームNBA2k17の表紙に！
- ポール・ジョージが『NBA 2K17』のカバーアスリートに決定しました。
- ペイサーズ新ヘッドコーチはネイト・マクミラン
- NBAのペイサーズの新ヘッドコーチはネイト・マクミランになりました。
- ペイサーズ2015〜2016シーズン通信簿
- ペイサーズ2015〜2016シーズンの自分的評価。
- フランクヴォーゲルと契約延長せず
- NBAのペイサーズはフランクヴォーゲルと契約延長しないことに決めました。
- ペイサーズプレイオフ予想
- ペイサーズのプレイオフを予想します。
- ペイサーズ７位と８位 メリットデメリットを考える
- NBAのペイサーズのプレイオフに向けての最終的順位のメリットデメリットを考えます。
- ペイサーズプレイオフまでマジック１
- ペイサーズがプレイオフまでマジック１となりました。
- ペイサーズがプレイオフに行くためには
- ペイサーズがプレイオフに行くための条件。
- ペイサーズ2015〜2016シーズンワースト試合ベスト３
- ペイサーズ2015〜2016シーズンワースト試合ベスト３をあげてみます。
- ペイサーズ2015〜2016シーズン前半戦通信簿
- ペイサーズ2015〜2016シーズン前半戦の自分的評価。
